今回は「レッド・オクトーバーを追え!」の感想の書き換え記録。
改訂前と改訂後です。
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「レッド・オクトーバーを追え!」【改訂前】
ソ連の最新鋭潜水艦の艦長が、亡命の計画を胸に秘め出航する。
米国はソ連軍の動きを察知し対応を開始するが…。
トム・クランシー原作のジャック・ライアンシリーズの第1作ですね。
ジャック・ライアンは都合3人の役者が演じているけど、本作のアレック・ボールドウィンははまってます。
一応シリーズの主役なんだけど、本作ではソ連原潜の艦長(ショーン・コネリー)に主役を譲り、あまり主張しない演技が良い感じ。
潜水艦アクションとしては「沈黙の艦隊」並に無茶なことをしているけど、多少荒唐無稽だということを承知すれば、実に手に汗握る展開。
そしてライアンとソ連艦長との行動の読み合いや、ソ連大使と米国のやりとりなど、この手の映画特有の“駆け引き”がまたおもしろい。
(ラストの銃撃戦は蛇足だと思うけど。)
まあそういう駆け引きが楽しめるのも、いかにも強そうなショーン・コネリーのオーラや、スコット・グレンの切れ者艦長的風貌が良い味を出しているからでしょう。
ボールドウィンも頭の回転が速そうに見えるしね。
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「レッド・オクトーバーを追え!」【改訂後】
ソ連の最新鋭潜水艦の艦長が、亡命の計画を胸に秘め出航する。
米国はソ連軍の動きを察知し対応を開始するが…。
トム・クランシー原作のジャック・ライアンシリーズの第1作。
ジャック・ライアンは何人もの役者が演じているけど、本作のライアンにはアレック・ボールドウィンのアナリスト的な線の細さは合っているように思う。
一応ライアンがシリーズの主役なんだけど、本作では明らかにソ連原潜レッド・オクトーバーの艦長が主役。
(ロシア人に見えるかはともかく)いかにもなオーラを発するショーン・コネリーや、スコット・グレンの切れ者艦長的風貌が良い味を出しているよ。
レッド・オクトーバーのドクターは最後まで真相を知らないままだったけど、シリアスな話の中で良い感じに道化になってたのは好みw
情報が遮断された中での行動の探り合いという潜水艦映画らしさを見せながらも、冷戦期ならではの米ソの国家間の駆け引きも見どころになっていて面白い。
潜望鏡での発光信号によるやりとりは、結構名シーンだと思うけどね。
そんな具合に駆け引きが魅力な話なだけに、ラストの艦内での銃撃戦は完全に蛇足だと思ってます。
他方、潜水艦アクションとしては漫画の「沈黙の艦隊」並に無茶なことをしているけど、多少荒唐無稽だということを承知すれば実に手に汗握る展開ですわ。
ジョン・マクティアナン監督のこの辺のさじ加減は嫌いじゃないですよ。
ソ連側の追尾艦がアホなのがちょっともったいないが…。
艦内戦をやめてラストは魚雷戦に集中してくれれば…というとこだけが不満。
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感想を書いているホームページはこちら。
改訂前と改訂後です。
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「レッド・オクトーバーを追え!」【改訂前】
ソ連の最新鋭潜水艦の艦長が、亡命の計画を胸に秘め出航する。
米国はソ連軍の動きを察知し対応を開始するが…。
トム・クランシー原作のジャック・ライアンシリーズの第1作ですね。
ジャック・ライアンは都合3人の役者が演じているけど、本作のアレック・ボールドウィンははまってます。
一応シリーズの主役なんだけど、本作ではソ連原潜の艦長(ショーン・コネリー)に主役を譲り、あまり主張しない演技が良い感じ。
潜水艦アクションとしては「沈黙の艦隊」並に無茶なことをしているけど、多少荒唐無稽だということを承知すれば、実に手に汗握る展開。
そしてライアンとソ連艦長との行動の読み合いや、ソ連大使と米国のやりとりなど、この手の映画特有の“駆け引き”がまたおもしろい。
(ラストの銃撃戦は蛇足だと思うけど。)
まあそういう駆け引きが楽しめるのも、いかにも強そうなショーン・コネリーのオーラや、スコット・グレンの切れ者艦長的風貌が良い味を出しているからでしょう。
ボールドウィンも頭の回転が速そうに見えるしね。
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「レッド・オクトーバーを追え!」【改訂後】
ソ連の最新鋭潜水艦の艦長が、亡命の計画を胸に秘め出航する。
米国はソ連軍の動きを察知し対応を開始するが…。
トム・クランシー原作のジャック・ライアンシリーズの第1作。
ジャック・ライアンは何人もの役者が演じているけど、本作のライアンにはアレック・ボールドウィンのアナリスト的な線の細さは合っているように思う。
一応ライアンがシリーズの主役なんだけど、本作では明らかにソ連原潜レッド・オクトーバーの艦長が主役。
(ロシア人に見えるかはともかく)いかにもなオーラを発するショーン・コネリーや、スコット・グレンの切れ者艦長的風貌が良い味を出しているよ。
レッド・オクトーバーのドクターは最後まで真相を知らないままだったけど、シリアスな話の中で良い感じに道化になってたのは好みw
情報が遮断された中での行動の探り合いという潜水艦映画らしさを見せながらも、冷戦期ならではの米ソの国家間の駆け引きも見どころになっていて面白い。
潜望鏡での発光信号によるやりとりは、結構名シーンだと思うけどね。
そんな具合に駆け引きが魅力な話なだけに、ラストの艦内での銃撃戦は完全に蛇足だと思ってます。
他方、潜水艦アクションとしては漫画の「沈黙の艦隊」並に無茶なことをしているけど、多少荒唐無稽だということを承知すれば実に手に汗握る展開ですわ。
ジョン・マクティアナン監督のこの辺のさじ加減は嫌いじゃないですよ。
ソ連側の追尾艦がアホなのがちょっともったいないが…。
艦内戦をやめてラストは魚雷戦に集中してくれれば…というとこだけが不満。
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