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映画好き、円柱野郎のブログです

玉置神社に呼ばれてきました

2019年10月06日 21時18分47秒 | 旅行・観光


十津川村にある玉置神社。
それは神様に呼ばれないと辿りつけないと言われる神社。



ということで行ってまいりました。
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のひとつ、標高1,076mの玉置山の9合目に鎮座する神社ですね。
一昨年に熊野三山詣をした時から一度行ってみたいと思っていたものの、紀伊半島を縦断する国道168号線から少し入ったところにあるので、本気で目的地にしないとなかなかたどり着きにくく、いままで来れておりませんでした。



時期によってはアブがいたりマムシもいたりという話も聞いていたので、今年も夏前は避けて少し涼しくなったこの時期にしたのだけど、これは正解だったかな?
というか、アブやマムシの代わりに野生のキジに遭遇したので驚きましたw



冒頭にも書いた通り「呼ばれないと辿りつけない」と言われるくらい山の中にある神社ですが、今でこそすぐそばまで車で行けます。
駐車場も40台ほど停められるし、世界遺産として整備されたおかげかトイレもきれいw

ただ168号線から横に入って神社までの10kmの道のりがヤバかった。
小さいとは言えない石が道のあちらこちらに散らばっていて…メチャクチャ走るのに気を遣う。
道幅は1.5車線ほどだけど、道の真ん中以外は石だらけなので対向車とすれ違う時はデカい石を踏まないようにするのが大変だったわ。
途中1回だけ、さすがに車から降りてどけないとダメなくらい石が道路全面に散らばっている場所があったのだけど、そこは独りで必死に道路清掃してました(苦笑)



そんな苦労もしてたどり着いた神社の参道はとても神々しかったです。
まさに山奥の神社なんだけど、ちゃんと手入れされているので不思議な美しさを感じますね。



都会と空気が全く違うのは当たり前。
心が洗われますなあ。



神社の創建年代は不明となってはいるものの、伝承では崇神天皇61年(紀元前37年)に創建されたという事なので、それによるならば二千年以上前に建てられたことになるのかな。
とはいえ現在の社殿はそこまで古くはなく、1794年に再建されたもの。
それでも200年以上前の建物なんだよなあ。
こんな山奥にこんな立派な…。
修験道とも関係している神社ではあるけど、人間の信仰の力とは本当にすごいもんですね。



社殿を中心にしてその周囲に神木があり、またいくつもの社が建っていますね。



社務所の横にある三柱社(お稲荷さん)の横を抜けると山頂へ続く道があります。
玉置山への山頂は社殿の場所から標高で76m上になるわけですが、そんなに大した距離ではないもののちょっとした山登りの気分。



まあ階段で整備されていると言えばされているけど、角度がキツイw
76m上って言ったらビルで言うと20階以上も上だよなあ…?



とにかく頑張って登ります。
実際にはちゃんと階段になっているのは途中までで、山頂近くにいくと普通の山道って感じに。
気づかないうちに蛇を踏むようなことが無いように慎重に歩きますよ。
(さすがにマムシを踏むわけにはいかない。)



そして山頂へ!
いやあ眺めが…
うーん木が茂っていて意外にパノラマ感はない(苦笑)
まあ一部から遠くの景色は見えるので、頑張って登った分の達成感は満たしてくれますが。
実際には駐車場からの眺めの方がパノラマ感はあるかなw

とにもかくにも念願かなって無事に参拝&登頂に成功しました。
天気も素晴らしかったし、きっと神様に呼ばれていたのかもしれないですねえ。

(車での帰り道、途中で道を間違って国道に出るまで往路よりも過酷な落石との戦いに巻き込まれることになるのだが、それはまた別のお話。)
コメント
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