Column's BLOG !!

映画好き、円柱野郎のブログです

週末に観た映画

2006年01月29日 23時55分52秒 | 映画(感想)
昨日、今日で合計4本の映画を観ました。
今週は上出来かな。

それぞれ感想を書いたので、興味のある人は下のリンクからどうぞ。
ネタバレもあるのでご注意くださいw


「ビートルジュース」の感想

ビートルジュースはUSJでも目立つキャラクターの一人やったので、この映画は前々から気になってたんやけど、ようやく観ました。
なるほど、ビートルジュース役のマイケル・キートン、キレまくってるねえw
ティム・バートンはこの作品の次に「バットマン」を撮ったんやけど、当初バットマン/ウェイン役にマイケル・キートンをキャスティングした時、当時それを聞いたファンが猛抗議したとか。
なるほど、この映画のキートンしか知らなかったら、とてもブルース・ウェインとはイメージが結びつかんもんなあ。
でも結局バットマンはマイケル・キートンが演じたし、なかなか良い感じやったんやけどね。


「フライトプラン」の感想

「フライトプラン」は今週から上映ですな。
一応初日に行ったんで混んでたねえ。
ただ、予告編から想像するモノとはちょっと違ったかな。
ハッキリ言ってしまえば、ジョディ・フォスターには申し訳ないが今ひとつやった。
密室での失踪ということで「バルカン超特急」のオマージュもあったけど、やっぱり本家ヒッチコックの演出の巧さに勝てるわけもなく、種明かしされてもそんなに驚くことはないし。
それ以前に色々思うわけですよ。
子供が消えたのなら何をしても許されるのか、と。
母親の必死さは分かるし、そういう行動に出るのも分からんでもないけど、他人の車を破壊したり、飛行機の電気系統をいじったり、そんなことをしても良いのか?
無実のアラブ人に言いがかりをつけても良いのか?
なんだかそう言うところもカンに障ってしまうんよね。
最後の最後に、それでも一応「器物損壊」みたいな容疑で逮捕されるとかいうなら分かるけど、証拠は爆発したし、逮捕もされないし。
子供のために逮捕されてまで悪漢と闘った母親なら共感もするが…。


「裏窓」の感想

今、ヒッチコックの4作品が1本980円なんで、ついつい買ってしまったんよね。
「裏窓」もその買った内の1本。
ヒッチコックは自作にちらっと出演するのが有名やけど、「知りすぎていた男」の時は後ろ姿やったんで見逃してしまった俺。
今作では気合い入れて観てました。
するとめっちゃ目立つところで映ってる!
これは気づかないわけないよな…。
気合い入れすぎたw
この映画のヒロイン役をグレイス・ケリーが演じてますが、ホンマに綺麗ですね。
感想にも書いたけど、俺って普段女優とかアイドルとか見ても何とも思わないんやけど、グレイス・ケリーは確かに“綺麗”やと思った。
俺がそう思うのは珍しいよなあ…。
そのグレイス・ケリー、「裏窓」出演の2年後の'56年にモナコ王国のレーニエ国王と結婚。
交通事故で'82年に亡くなったんやけど、まさに現代のシンデレラの様な人でした。


「フォッグ・オブ・ウォー 元米国防長官の告白」の感想

上とはうってかわってドキュメンタリー映画。
かの有名なロバート・マクナマラ。
アメリカ激動の60年代、キューバ危機とベトナム戦争当時の国防長官ですな。
最近はマイケル・ムーア作品の様なとんがったドキュメンタリーを観ることが多かったんで、こういう正攻法のドキュメンタリーも良いもんだと思ったね。
この映画を観る前にケビン・コスナー主演のキューバ危機を描いた「13デイズ」という作品を観てると、当時の様子が分かって良いかも知れませんね。
「人間は本質的には変われない」という教訓。
だからこそ人間はどうすればいいのか考えなくちゃイカンのだよね。
世界における“アメリカ”の意味みたいなモノも考えさせてくれます。
ブッシュ大統領もこの映画を観てれば良いんですが。


さあて、来週も休めるか分からんけど映画は観に行きます。
宣言通り「ミュンヘン」に行く予定。
正直「フライトプラン」には期待してなかったんで今週は良かったけど、「ミュンヘン」は期待しまくってるからなあ…。
はたしてどうでしょうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする