人大杉

今日は「シンデレラマン」を観に行った後に、親と落ち合って東京横浜巡りをしたんですが、合流するまでに時間があったんでちょっと足を伸ばして昨日オープンしたばかりの“ヨドバシカメラ　マルチメディアアキバ”に行ってきました。

初めて秋葉原に行ったのは去年かな？
その時悟ったのは「ここは俺に居心地の良い街じゃない…」ってこと。
キャラグッズや何やらの町に変貌しつつある街は、俺には肌の合わない世界やった。
そもそもキャラグッズやなんやに興味ないし。
道を歩けばネーチャンがなんかチラシ配ってるし、「ちょっと良いですか？」（←絵か何かの押し売りやろう）なんて声かけてくるし、鬱陶しいったらありゃしない。
「いえ結構です」と俺が言ったら、「そんな、せっかくですから！お話だけでも！」なんて甘い声で言いやがる。

うっさいボケ！（←心の叫び）
女が声をかければ男が話を聞くと思うな！！（←心の叫び）
死ね！！（←心の叫び）
↑これを言ってしまうと帰れなくなるかもしれないので言わないですがｗ


まあ、非常にムカついたんでそれ以来秋葉原には行ってなかったんやけど、開店したヨドバシが「販売床面積が国内最大規模」とか「新しい秋葉原」とか聞くと、「一回見に行ってみるか」ということにはなる。

行ってみると、ヨドバシが建ってるのは電気街の方とは違う方向の様子。
まあ、電気街に行ったのも一回だけやから記憶は判然とはしませんが。

とにかく駅前ロータリーはすごくキレイやし、そこに至る駅構内もキレイ。
前回と違って印象がだいぶ良かったね。

ヨドバシに着くとすごい人の数。
確かに宣伝通り建物はデカいし、フロアも広い。
梅田のヨドバシも負ける広さやわ。
でも開店二日目は人が多すぎるｗ

３連休の頭というのもアカンかったなあ…。
どのフロアも人、人、人。
落ち着いて商品なんて見られませんｗ
まあ、イベントみたいなもんやから仕方ないか。


秋葉原はこないだ“つくばエクスプレス”も開業したし、確かに新しくなりつつある様子。
まあ、こういう雰囲気の秋葉原なら、俺も行っても耐えられるな。
とはいえ、大阪に転勤したら二度と来ることはなさそうですが…ｗ

「シンデレラマン」を観てきました

俺はあんまりCMとかで流れている感想は信用しない人間なんです。

「シンデレラマン」のCMは井筒監督達が「久しぶりに良い映画や」なんて言ったりしてる内容やったんで、「そうは言うけどどんなもんかなあ？」なんてあまり期待せずに観に行ったんですがね。
いやはや、やられました。

感想は当方のHPにも書いたけど、俺はこういう家族ものに弱いんです…。
親父、格好いいよ。

俺も守るもののある人間になりたいなあ。
生きるための強さっていうのは、やっぱりそこにあると思うんよね。


この映画は実在のボクサーを描いたものやけど、今年は「ミリオンダラー・ベイビー」といった秀作があるので、それと比較されがちかも？
でも映画の趣旨は全然違うよねえ。
「ミリオンダラー・ベイビー」はその展開にある意味驚かされるけど、「シンデレラマン」はそんなこともない。
実は冒頭で結末まで分かってしまうし。
いや、分かった上で観る映画か。

ロン・ハワード監督は親切すぎるくらい丁寧に描いてくれるから、話も分かりやすい。
なんにせよ安心して観てられる。
安心できすぎて、刺激を求める人には物足りないかもしれないけどｗ
俺はこの王道の運びも良いと思うね。

ボクシングの試合自体も迫力があって（音の効果は絶大やねｗ）良かった。
それにラッセル・クロウはこういった男を演じさせると抜群にはまる。
たとえ素行が問題児でも、やっぱり役者としては良いよ。


そういえば今年観た中では、「炎のメモリアル」、「ミリオンダラー・ベイビー」、「シンデレラマン」と３本目のアイリッシュを描いた映画か。
なんだか今年は俺の中でアイルランドの印象が強いなあ。