今回は「U-571」の感想の書き換え記録。
改訂前と改訂後です。
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![U-571 [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/81%2BczZwB1KL._SY500_.jpg)
「U-571」【改訂前】
潜水艦映画は本当にハズレが少ないよなぁ。
でも、アクション映画っていうよりは、主人公の成長を描いた映画って感じがする。
一人前の艦長になっていく様がいい。
所々、ペーターゼン監督の「Uボート」を思い出させるシーンがあって、ニヤリとさせられるけど。
クライマックスの駆逐艦の爆発が、いかにも合成に見えてしまったのはちょっと残念な気がする。
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「U-571」【改訂後】
1942年の大西洋。
故障により浮上停止を余儀なくされたドイツ潜水艦“U-571”に積み込まれた暗号機エニグマを奪取すべく、Uボートに擬装した米国潜水艦S-33が現場へと向かう。
傑作の「U・ボート」に比べれば足元にも及ばないが、戦争アクション映画としては上手くまとめた佳作かなとは思う。
まあ作戦行動の内容や駆逐艦との戦闘について現実的な話をしたらムチャもあるが、ピンチと解決がテンポよく展開するエンターテイメントとしては良いんじゃないかな。
副長から艦長への昇進を目指すも、「まだ早い」と艦長の推薦をもらえない主人公のタイラー大尉。
彼を演じるマシュー・マコノヒーがその部分の未熟さと、図らずも指揮を執ることになって次第に覚悟を決めていく過程、そこを端的に表現している。
古参の曹長(ハーヴェイ・カイテル)が見せるタイラーへのサポート良い感じ。
一方でピンチの際に死ぬべくして死ぬキャラの描き方は浅いというか、キャラ自体が“死ぬための役”でしかないように見えてしまうのは残念だけど、そこもテンポで乗り切っている感はある。
テンポが良すぎてボン・ジョヴィの退場(死亡)が一瞬分かりにくいのはご愛嬌。
自分としては一番盛り上がるシーンは、拿捕したU-571に乗り込んだ主人公たちがS-33を沈めた敵Uボートに反撃するところ。
ここは燃えるよね。
ドイツ語が読めないクルーたちが初見の艦内設備に戸惑うところは可笑しい。
まあ最初の反撃でいきなり敵潜を撃沈するなんて出来過ぎにもほどがあるが…娯楽映画なのでw
逆に一番盛り上げないといけないクライマックスの駆逐艦の爆発が、いかにもCGの合成に見えてしまったのにはちょっと興醒めしてしまった。
そこは残念。
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感想を書いているホームページはこちら。
改訂前と改訂後です。
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「U-571」【改訂前】
潜水艦映画は本当にハズレが少ないよなぁ。
でも、アクション映画っていうよりは、主人公の成長を描いた映画って感じがする。
一人前の艦長になっていく様がいい。
所々、ペーターゼン監督の「Uボート」を思い出させるシーンがあって、ニヤリとさせられるけど。
クライマックスの駆逐艦の爆発が、いかにも合成に見えてしまったのはちょっと残念な気がする。
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「U-571」【改訂後】
1942年の大西洋。
故障により浮上停止を余儀なくされたドイツ潜水艦“U-571”に積み込まれた暗号機エニグマを奪取すべく、Uボートに擬装した米国潜水艦S-33が現場へと向かう。
傑作の「U・ボート」に比べれば足元にも及ばないが、戦争アクション映画としては上手くまとめた佳作かなとは思う。
まあ作戦行動の内容や駆逐艦との戦闘について現実的な話をしたらムチャもあるが、ピンチと解決がテンポよく展開するエンターテイメントとしては良いんじゃないかな。
副長から艦長への昇進を目指すも、「まだ早い」と艦長の推薦をもらえない主人公のタイラー大尉。
彼を演じるマシュー・マコノヒーがその部分の未熟さと、図らずも指揮を執ることになって次第に覚悟を決めていく過程、そこを端的に表現している。
古参の曹長(ハーヴェイ・カイテル)が見せるタイラーへのサポート良い感じ。
一方でピンチの際に死ぬべくして死ぬキャラの描き方は浅いというか、キャラ自体が“死ぬための役”でしかないように見えてしまうのは残念だけど、そこもテンポで乗り切っている感はある。
テンポが良すぎてボン・ジョヴィの退場(死亡)が一瞬分かりにくいのはご愛嬌。
自分としては一番盛り上がるシーンは、拿捕したU-571に乗り込んだ主人公たちがS-33を沈めた敵Uボートに反撃するところ。
ここは燃えるよね。
ドイツ語が読めないクルーたちが初見の艦内設備に戸惑うところは可笑しい。
まあ最初の反撃でいきなり敵潜を撃沈するなんて出来過ぎにもほどがあるが…娯楽映画なのでw
逆に一番盛り上げないといけないクライマックスの駆逐艦の爆発が、いかにもCGの合成に見えてしまったのにはちょっと興醒めしてしまった。
そこは残念。
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