話題のインディーズ映画

８月１７日に東京の映画館１館で上映が始まり、クチコミでの高評価によって今週から全国100館規模での拡大公開になった話題の映画を観に行ってきました。

低予算のインディーズ映画ですが、よく出来ていたし面白かったですね。
というか映画としての工夫、そして時代劇へのリスペクトにあふれていたのが良かったです。

映画『侍タイムスリッパー』本予告

良かったんですが、これが好意的な評判であふれるのは最初が東京１館での上映だったからだろうなあ、とも思いました。
要するに、映画作品へのリテラシーのある通の人ばかりが最初に目にしたからだろうな、と。
そういう人たちの評価が高いのはすごくわかる作品でした。
でも多分「話題だから」くらいで観に行って、表面的に話を追うだけだど「普通」と思うんじゃないかなとも思った次第。

この映画が「普通」と言っているわけじゃないですよ。
面白いしよく出来ているんです。
でもほんとに映画が好きな人に受ける映画なんだろうな、と感じるんですよね。
少なくとも「蒲田行進曲」が好きな人なら大丈夫、そういうジャンルの映画でした。

本当なら何も前情報を入れずに、偶然にこういう作品に出合うのが幸せなことなんだろうなあ。
大阪に住んでいるとなかなか難しいことですけどねｗ

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