ここあコテージ

風景、鳥、畑、クラフト、ハンドメイド「みつより」情報など発信♪

弘前文化センター内の喫茶店Something

2013-03-11 11:23:09 | お店紹介
昨日は荒れに荒れて、
また冬景色に戻ってしまいました。


礼拝後、妹宅に行く前の腹ごしらえ。


どこのお店も、日曜のせいか、いっぱいの人で、
駐車すらできず、あちこち巡っているうちに、
どんどん訪問時間も迫ってきます。



そんなときは、意外な穴場。
多分、何事もなければ、そんなに混み合わず、
すぐ食べられそうな場所。

それは、昔懐かしい喫茶店。


ここは、弘前文化センター内にある
「Something」。


弘前文化センターは、
私たち夫婦の結婚式場でもありました。



この喫茶店は、古くからのお客様が多いのです。
だから、一人できているおばあちゃんもいるし、
ワイワイ賑やかなオバチャンたちも多いし、


私たちより若い世代のお母さんたちは、
お子さんを連れてきたり、
気楽に入れて、おいしくて、落ち着くお店なんです。


私たちは、ここでパスタとカレーを食べました。




わたしは、ナポリタンが食べたくて、朝から決めていたメニュー。
サラダ付きで700円。ベーコン、ハム、ピーマン、パプリカなど
具がタップリで、とろみがあります。

もう100円プラスでコーヒーか紅茶がつきます。

ここのサラダのドレッシングがおいしいのですよ。
多分、タマネギとりんごが使われている気がします。





ツレが注文したのは、ミートソース。サラダ付き。
デミグラスソースがベースのミートソースでした。
トマトソースもいいけど、デミソースのミートソースもおいしいです。




まりまりはビーフカレー。サラダ付き。
よく煮込んだカレーでおいしかったそうです。





最近のカフェスタイルも素敵ですが、
たまにはいかにも喫茶店という感じのお店もいい。


最近、昔懐かしいナポリタンが復活してますよね。

元々日本で作られたそうなので、
日本人の口に合うんでしょうね。

太麺だったり、ケチャップのみの味だったり、
喫茶店によって多少の違いはありますけどね。


なんだろう、この復活。

今と違って、上昇志向だった頃へ戻りたい?

それとも、オジチャン、オバチャンたちの、
単なるノスタルジーなんですかね。


わたしにはわかりませんが、
気取らないナポリタンを食べていたら、
落ち着くのと、昔を思い出すのは確か。


だから、家でもよく作ってます。


時には、バッチリとトマトソースで。

時には、柔らかめに太くゆでて、ケチャップだけで。





さて、妹宅で電気を取り付けて、

お土産の和菓子を食べて、


震災のテレビを見ながら、
あーだ、こーだ・・・と語り合って、



家に着いたら吹雪と吹きだまりで、
10センチは積もっていた玄関の前の雪を眺めながら、
泣く泣く雪かきをした夜でした。



今朝も雪かき。マイナス日。



明日は最高気温が6℃。



三寒四温なのか、四寒三温なのか、

春が近いと、気温も、体も、心も乱れますね

今日は、県立高校の合格発表の日だそうですよ。




ここあでした。





3.11、語り続けよう

2013-03-11 09:12:26 | 震災関連
今日で震災から丸2年。

昨日の事のように、「あの日」のことが浮かんできます。

今までにない大きな揺れ、
停電と寒さの中で過ごした数日。

連絡が取れない被災地で生活していた娘の安否。

日々連続して起こる地震の揺れの恐怖。


原発事故の恐ろしさと、
先行きの見えないいらだちと不安。


まだまだ復興していない現実。

原発問題は復興とは裏腹の、
政府の無策と原発推進。


矛盾した、どうにもならないように見える
この世の中で、どうやって生きていったらいいのだろうか。

正直、途方に暮れる思いが勝ることさえあります。







昨日、私たち家族は、車の中で話をしていました。

「私たちは「3.11の語りべ」にならないとね!」と。


語りべ。

かつての戦争、原爆体験者はだんだんと老いて、
亡くなる方々も増えています。
もっともっと語って欲しいと願いつつも。


私たちのこの体験は、大地震、大津波、原発事故、
語るには重すぎる体験ですが、

今後も体験していくであろうことを含めて、
すべての体験していることを、次の人々のために
語り続けていく義務や責任を負わされていると感じます。


どんな形でもいいから、
語り続けて行こうと思います。


語ることによって、
私たち自身が決して忘れません。


まだまだこころの整理がつかなくて、
語りたくても語れない、被災された方々のためにも、
私たちが代わって語って行きたいと思います。


見たこと、聞いたこと、感じた事、考えたこと。


拙いことばをつなぎ合わせて、
パッチワーク的であっても
語り継いで行かなくてはと思います。



そのためには、いろんな被災された方たちの声を
今日も聞いて行きたいと思います。


聞くこと、語ること、
そして、やはり記録しておくこと。


残念ながら、3.11あおもりネットワークは、
この年度末をもって活動終了となり、解散します。


わたしは思います。

記録だけは残しておいてほしいと。
今までの活動と感想の記録を。




休止中の「虹の会」は、
別の新しい形ではじめたいと計画中です。

保養プロジェクトを支える形になるかと思います。

これからの話し合いの中で、
具体的になっていくと思います。


お祈り下さると嬉しいです。




ここあでした。