ここあコテージ

風景、鳥、畑、クラフト、ハンドメイド「みつより」情報など発信♪

ボランティアから戻り・・・

2011-03-31 12:01:38 | 震災関連
夫が無事に戻り、安心して私も眠りました。
安心した理由のもう一つは、娘が震災以来初めて家に戻れた
こと。
しばらくしたらまた現地に戻るわけだけれど、いっときでも
地震の震度の弱い地域で、少し鋭気を養ってから戻ってもらい
たいと思います。
まあ、本人曰く「米がもうなくなったから、帰るわ・・・」
という理由でしたけれどね。

夫は3日間でかなり疲れているかな・・・と心配したけれど、
なんのその。12時過ぎに寝るまで出来事を語ってました。
今日もその勢いで教会にでかけました。

夫たちのボランティアの報告は、黒石福音キリスト教会の
ブログに写真付きで載せたので見て下さい。

さて、きのう久々に庭の手入れをしました。
手入れと言っても、バラの囲いを取り、折れた枝を切ったり、
つるバラのつるを整え直したり・・・。
冬の間よく耐え忍んでくれました。
新しい芽を見ると愛おしくなります。

バラの新芽です。

たくさん新芽が。

トレリスのモッコウバラ。

玄関の風除室においたミニバラ。
緑に伸びているのはローリエです。

クリスマスローズの花芽です。

敷きワラの間から緑の葉がのぞくのは、スノーフレーク。


きょうも、被災地の人たちが生活しやすい天気が与えられますように。
早く暖かい気温になりますように。
そして、がれきが取り除かれ、水道工事も行われ、
がれきがどけられた土から、春の草花が顔を出して、多くの人たちの
慰めとなりますように。
桜の花が咲いて、多くの人たちに喜びの春を与えられますように。
親を亡くした子供たちに主の豊かな慰めがあるように。
その子たちの心の支えになる、やさしい隣人が与えられますように。
私たちがいつまでも被災地と被災者のために祈り続ける事が
できますように・・・・・・・。


ここあでした。





今日も大槌町

2011-03-30 09:44:52 | 震災関連
今日も、夫たちは大槌町で活動するそうです。
そして、今日の夜には青森に戻ります。

今日も無事に活動がなされ、少しでも復旧に手助けになれるように
お祈り下さい。

私の生活も相変わらず節約に努めています。
二階での生活もかれこれ20日。だんだんと慣れてきました。
これをいつまで続けていけるか、そこが問題。

地震以来すっかり忘れていた庭のこと。
久しぶりに見てみると、かなり雪がなくなり、バラの枝から
大きな芽が出ていました。
冬の間、枝を保護するための囲いを取り除いてやりました。
そうしたら、バラたちが嬉しそうに見えました・・・。

非日常が続くと、普通の日常のやるべきことすらも忘れてしまい
ますね。
早く日常を取り戻したいと思うのは、被災地の人たちにとっての
大きな願いです。

普通に暮らすって、なんてありがたいことでしょう・・・。

さっ!
きょうも感謝して歩みましょう。ごく普通のことを。

そういえば思い出しました。外国の映画を。
その中で歌っていたのは
「It's a Ordinary Miracle」
だったと思います。
「ありふれた(普通の)奇蹟」

ここあでした。






大船渡へ

2011-03-29 08:09:08 | 震災関連
今日は晴れています。
被災地も今日は晴れそうで何よりです。

朝、夫から連絡が入りました。
きのうは、拠点である遠野から更に沿岸部へ1時間以上行った所にある
大船渡市へ行き、そこにある大船渡聖書バプテスト教会で働いたそうです。

ここも津波の被害に遭い、屋根も中の壁もはがれたり、汚れたりしています。
今、ここが使えるように修復中です。
宣教師の中に大工の仕事がうまい方々がいるため、内装工事もしています。
一日も早く、そこで礼拝でき、今度はそこを拠点として、大船渡の地域の
人たちへの援助が続くように祈らされます。

活動中前も、活動中も、地震があったそうです。
今日も大きな余震がないように祈らされます。

今日は、夫たちは北上して、大槌町へ行くそうです。
ここは大船渡より大きな被害でした。
町長さんも亡くなってしまって、町の機能が立ちゆかないと思います。
ここでどんな働きができるのか、神様が導いて下さるように祈ります。
救援物資を届けたり、片付けを手伝うのが中心だと思います。
是非お祈り下さい。

こんな状況の中ですが、春が来ています。
桜のたよりが南の方から聞こえてきました。
我が家の向かいにある大きな桜の木も、少しずつ芽が膨らんでいます。

桜が満開になればこんな風に・・・。

ふきのとうも河原に咲いていました。
世の中こんなだけれど、確実に新しい季節が来ています。
一日も早くいろんなことが収束して、落ち着いてすごせますように。

これ、昨年のものですが、今年もこんな感じです。
ここあでした。

現地へ向かいました

2011-03-28 09:54:41 | 震災関連
今朝5時すぎ、夫はボランティアをしに現地へ向かいました。

きのうの日曜日、教会員の人たち数人が早速、救援物資を持って来ました。
生活用品、衛生品、衣類、水などなど。

私と夫は感謝しつつ、たくさんの荷物を仕分けして、詰めて、品目を
書いて、ガムテープ貼って・・・。

今朝は寒かったですが、きのうの雪もとけて、すっかり良い天気になりました。

しかし、7時30分少し前に、なんと震度5弱の大きな余震が!!
結果、津波警報が出ました。その後しばらくして解除。
ほっとしました。

ここ2日くらい地震があまりなかったので、月曜頃に大きいのが来てほしく
ないなと思っていたら、本当に来てしまいました。
大きな被害はなかったので良かったです。

こうして現地に送り出していると、やはり不安が襲ってきますね。
現地の人たちはこうして毎日、余震の恐怖に襲われているのだと思うと
本当に祈らされます。

現地の被災した人たち、ボランティアの人たち、自治体の人たち、みなさんが
守られますように。

こうして出発の準備をしていたら、戦場カメラマンとか、戦争に行く人を
送り出す家族の気持ちになった気がしました。
福島の原発事故のために、作業員の人たちが必死になって作業している
のですが、送り出すご家族の不安やストレスはいかばかりかと思います。
いち早く収束することを祈るのみです。

ここあでした。


ボランティアに行くことに

2011-03-26 15:20:50 | 震災関連
きょうは時々雪が舞っています。
朝、手話講座で手話と、手話賛美の練習、復習をするため
教会に行ってきました。

手話賛美はイースターの時に賛美します。
聖歌229「驚くばかりの恵み」
そう、アメイジング・グレイスです。

 驚くばかりの 恵みなりき
  この身の汚れを 知れる我に

 恵みは我が身の 恐れを消し
 任する心を 起こさせたり
 
 危険をも わなをも
 避け得たるは 恵みのみわざと
 言うほかなし
  
 御国に着く朝 いよよ高く
 恵みの み神を たたえまつらん


震災からすでに2週間以上たちましたが、なかなか復興は困難を
きわめているようです。

夫が、月曜から水曜まで、短期間のボランティアに参加することに
なりました。
行く先は岩手県の大槌町あたりかと思います。

早速、援助物資などを揃え、自分の身支度などを整え始めています。
現地の様子をネットや親しい方たちのブログを頼りに調べていると、
本当に被害の甚大さが実感されます。

でも、現地に行って、実際の光景やにおいや音、様々にリアルな
ものを身に受けると、また別の思いも出てくるかも知れないです。

とにかく大きな余震もなく、守られて働けるように祈らされます。
お祈り下さい。

娘もまだ現地でがんばってます。
そろそろお米がなくなるとかで、来週には戻るかも、との事です。
娘は娘で、余震の恐怖と闘いながら、それでも彼女なりの日常を
生きているわけで、親としては毎日祈るしかできません。

明日は、礼拝の日。
私は奏楽で、聖歌397番「とおきくにや」を弾きます。

 とおき国や 海の果て
 いずこに住む 民も見よ
 なぐさめもて 変わらざる
 主の十字架は 輝けり
 
 慰めもて ながために
 慰めもて 我がために
 揺れ動く地に立ちて
 なお十字架は 輝けり

大震災のさ中で歌うと、ますます心に響いてきます。

明日も、明後日も、いつまでも、どのような時も、主の十字架は
決して光を失わず、闇に勝ち、希望そのもの。

今はちょうどレントの期間です。
主の十字架と復活を心に刻んで過ごす日々です。

希望を失いかけている人々そして日本に、本当の希望が与えられる
ように祈り続けていきたいと思います。

ここあでした。