ここあコテージ

風景、鳥、畑、クラフト、ハンドメイド「みつより」情報など発信♪

中泊町の海&海の生き物

2019-08-12 06:00:11 | 風景・散策

休暇6日目の事です。(8/6(火))


中泊町(なかどまりまち)の小泊(こどまり)は、
私の家から車で1時間30分ほどの距離。
しじみ貝で有名な十三湖
(名前は十三湖ですが、湖は1個。汽水湖。)を通り、
更に北上すると小泊に着きます。




中泊町は、中里町と小泊村が合併してできました。
漁業が盛んで、特にメバル丼が有名です。(私は未食)
海産物が豊富で、イカ飯や海藻を食べた事があります。

過去数回、小泊まで来ましたが、
観光で来たのはこれが初めてです。







漁港から更に進んで、権現崎(小泊岬)を目指します。

漁船も絵になりますねえ。





向こうに見える岬の先端が権現崎です。
権現崎は初めてなので、とても期待していました。

夕方ならば、夕陽が落ちるのを眺められるとか。



権現崎は、途中で車を降りて、徒歩で行かなくてはなりませんが、
なんと駐車場には「この先、通行止め」の張り紙が!

なんでも、崖崩れの危険の為だそうです。


がっかり!

他のルートがあるそうですが、詳しく説明されてなくて、
地図を頼りにルートを探すも、結局、よくわからずで、
途中の高台から海を眺めました。




権現崎からだと、雄大な眺めだとか。残念でした。


この日、私の住む地域は33℃くらいでしたが、
ここは海の近くだけあって、26℃しかありませんでした。

期せずして、避暑地に来られた事になります。



権現崎の近くから下りながらドライブすると、
海の家のような建物を見つけました。




ここも初めて。





どうやら岩浜の海水浴場のようです。





歩道があって、そこから海へ出られます。





家族連れが多く、泳いだり、生き物をみつけたり、




この青年は、ウニを見つけたようですが、
狙いはアワビらしいですよ。

こんな浅瀬にアワビは無理じゃないかなあ??



私たち夫婦も、海の生き物を探して、
時を忘れてはしゃぎました。




緑鮮やかな海藻。これは食べられるかな?




わかめのような海藻。





これは海藻??それとも??

検索していたら「ウミウシの卵」に似ているものが。
これは何でしょうか??







岩に貼り付いた貝がたくさん。
はじめアサリかと思いましたが、アサリは砂の中ですよね。

これは何の貝だろうか??
岩に堅くくっついていて、手では取れませんでした。






ヤドカリ。久しぶりに見ました。
これは3㎝くらいの貝。
他に豆粒のような小さなヤドカリがたくさんいました。







先日見た千畳敷海岸のカニとも違う小さなカニ。
磯ガニの一種?





これはカジカに似ています。それともオコゼ??
7㎝くらいでした。



すると、岩の隙間にうごめくものを発見!



少し大きめのカニ!





ハサミが大きく、貝を食べているようでした。









甲羅だけで4,5㎝はあると思います。
なかなか出て来てくれず、タイムアウト!




このカニの近くに、変わったものを見つけました。




これは何でしょうか??

初めは岩にくっついた石か何かかなと思いましたが、
家で拡大すると、目のようなものが見えます。

なんだか奇妙ですよね。(((((;゜Д゜))))))))



私って、海の生物はほとんどわからない、
と言う事に今さら気づきました。(笑)




それにしても、ここの磯は、千畳敷海岸よりも
たくさんの生き物を観察・採集でき、
楽しくて、楽しくて、秋にもまた来たいと思いました。

今度は、娘も一緒に。
きっと千畳敷海岸以上の発見があると思います。



お昼も過ぎ、お腹が空いてきたので南下。
十三湖の道の駅「トーサム」に向かいました。



続く。





***




熱帯夜(木曜日)の次の日から、だいぶ過ごしやすくなった津軽。
しかし、また今週も暑くなりそうです。連続で真夏日の予報。


相変わらず「津軽ダム」の水位は下がる一方です。
数日前にスコールのような大雨が短時間降ったようですが、
まだまだ足りないようです。

台風が東北北部まで影響するかどうかわかりませんが、
少しでも雨をもたらしてくれるといいなと思います。


他の地域にも被害のないように祈ります。






ここあでした。

十二湖へ②青池

2019-08-08 07:29:54 | 風景・散策

昨日の続きです。


千畳敷海岸を出て、いよいよ目的の十二湖へ。


十二湖は日本海側の、旧・岩崎村(現・深浦町)にある国定公園。
秋田県境に近いです。


十二湖は、大小さまざまの池が「12」ではなく、
33の池があります。
(二ツ目の池、子宝の池、がま池、牛蒡の池、日暮れの池など
珍名の池も多いですよ。) 一番有名なのが「青池」です。









一番最初の池は「八景の池」です。





白いスイレンが少し咲いていました。




しばらく行くと、王池の「東湖」と「西湖」があります。
ここには広い駐車場があります。




散策できるようになっていて、山野草や木々が生い茂っています。
迷いそうになりながら、細い道を歩きました。







ハグロトンボがたくさんいて、驚きました。

緑の尾が光っています。これは雄です。雌は全身が黒です。




十二湖は、アカショウビンやカワセミ、ヤマセミが来るようです。


この日も遠くからヒョロロロローンという
アカショウビンらしい声が数回聞こえました。

会えたらいいなあ。。。と期待していましたが、
残念ながら姿を見る事はありませんでした。




さて、青池に行く為には、駐車場に車を置いて、
そこから10分ほど歩きます。







歩いている途中にも幾つかの池があります。






こちらは「鶏頭場の池」です。ここは少し荒れているので、
観光客はなかなか入らないですが、私たちは鳥見を兼ねているので、
どんどん入って行きました。

何もなくて、ひっそりしている池でした。
こんな静かな池にこそアカショウビンがいそうなんですけどね。

アカショウビンへのあこがれが募ります。






この池の名前は覚えていませんが、カルガモがいたり、






カワウが羽を干していました。





青池までの途中に、甘い香りがする木がありました。



ピンクの花が咲いています。これは何の木なのでしょう?

後で調べたら、「クサギ(臭木)」でした。初見でした。

花は甘い香りがしますが、葉はカメムシのような匂いがするようです。
花後に青い実がなりますが、かなり目立つ青色だそうです。






キンミズヒキ(金水引)のかわいい花。






岩肌はほとんど苔。涼しげです。



青池に行く途中で、ブナを堪能できるコースがありました。





時間の関係で私たちは行けませんでしたが、
もっと涼しい季節に行ってみたいと思いました。



さて、いよいよ目的の「青池」です。




青池がどうして青いのかはわかっていないそうです。






この日は曇りでしたから、少し色合いが暗かったですが、
晴れているともっと明るい青かもしれません。

落ち葉が散らばっています。






皆さん、大きい池を想像して来るものだから、
「意外と小さいね」と言われます。





二階建ての展望台があります。





展望台より更に高い場所からの「青池」。


いかがですか?
北海道にも青い池があり、大きさもそれには及びませんが、
ブルーになる不思議さに目を留めて下さいね。



十二湖とその周辺は海の近くなので、
潮風が気温を低く感じさせ、実際27℃くらいでした。




ちょうどお昼になったので、
十二湖の近くにある「アオーネ白神」という施設に向かいました。


続く。





今日から立秋ですね。

「残暑お見舞い申し上げます。」

暑い日々がまだしばらく続きますが、
お体をご自愛くださいね。


私たちの休暇は今日までです。
明日からまた新しい気持ちで過ごしたいと思います。

(生け花、奏楽の練習、聖餐のパン焼きなど、
日曜日までにやることいっぱいです。
子供達は首を長くして、オープンを待っています。
休暇中なのに、あの手、この手で、教会で遊べないか
交渉しに来た子もいたんですよ。笑)






ここあでした。

十二湖まで①千畳敷海岸へ再び

2019-08-07 06:43:04 | 風景・散策

休暇3日目(8/3(土))は、十二湖へ向かいましたが、
途中の千畳敷海岸にも寄りました。

意外にも、娘はまだ十二湖はおろか、千畳敷海岸にも
行った事がなかったので寄ってみました。
(私たち夫婦は何回も遊びに行ってるんですけどね。)




この海岸は、ゴツゴツした岩がたくさんあって、



岩肌も波に削れてこんなになってます。ザラザラ。
日本海の荒波はものすごいですよ。特に真冬は。
(風が強すぎて、冬にはJR五能線は頻繁にストップします。)





ここは、泳ぐ事よりも小さな生物を探したり、採ったりすることが
楽しい場所になっています。





カモメたちもたくさんいて、人に慣れているので、
近づいてもすぐには逃げません。





こんな背の高い岩が所々にあります。
夫は173cm程。比べるとこんなに高いです。

望遠ズームレンズしか持って来なかったので、
てっぺんが撮れませんでしたが、




てっぺんにもカモメがいましたよ。






ここにもウミネコたちがたくさんいます。
西海岸沿いはほとんどがウミネコとセグロカモメ。


青森は、カラスの次に多いのは、もしかしたウミネコかも?!
(八戸の蕪島はウミネコの繁殖地ですしね。)

まあ、全国的にウミネコは多いかもしれませんけど。





突然、波のしぶきがドーンと上がって来ます。

岩と岩の細い隙間に、波のエネルギーが溜まってくると、
突然に波がわき上がるのです。

これを背景に記念写真を撮ろうとすると、
いきなり波をかぶってしまいますよ!
注意しながら記念写真をとらないといけません。






岩にこびりついている「フジツボ」。

(青森では「七子八珍」と言って、珍味としてフジツボが食されます。
私は未だにフジツボを食べたことはありません。

ちなみに「七子」とは筋子やたこの卵、たらこなど、
「八珍」とはフジツボ、うに、しゃこなどです。)





いました、いました!カニが。





黒いのと薄いオレンジのが2匹。
これは種類が違うのか、それとも雄雌の違いか、
それとも大人と子供なのか?!


幼い頃、この海岸に家族で遊びに来て、
カニを捕まえた思い出がよみがえってきました。

当時は、細い針金にスルメを付けて、
それで小さなカニをおびき寄せて捕まえたのでした。


娘は今月三十路を迎えますが、
まるで小さな子供のように、はしゃいでおりました。笑


やはりこういう場所は、三十路だろうと、五十路だろうと、
みんな童心に返りますよね。



娘曰く

「十二湖まで行かなくてもいいよ。ここで十分満足した!」


いえ、そうはいきません。

何の為にここまで来たのよ!
十二湖へドライブは続く。

(またしばらくシリーズが続きますよ。
たぶん4回くらいかな。私の気分次第で回数変わります。笑)



暑さは続きますが、明日から立秋です。
土曜日くらいから、30℃を切る予報ですが、
本当にそうなるといいなあ、と思います。


行く夏を惜しむ。。。こんな心境に早くなりたいですね。





ここあでした。

真夏の海&おいしいジェラート

2019-08-05 06:26:56 | 風景・散策

昨日の続きです。
今回のシリーズの最後です。


避暑地の酸ヶ湯→城ヶ倉大橋→萱野茶屋でおそば ・・・でした。


おそばを食べ、帰宅途中で向かったのは青森市の埠頭。

この日、最高気温が34℃。青森市にしては高い気温。




空気がもわっとして、暑くて、熱くて。。。
潮風もこう暑くては、かえって害ですね。







遠くに見えるのは青森市内。
三角形の建物は「アスパム」という物産館です。
青森のいろいろな名産が揃っていて、レストランもありますよ。
市内を眺められます。





以前、ここでは釣り人がたくさんいましたが、
今は立ち入り禁止。
カモメ類だけ、いつも遠慮無くここで過ごしています。


少し離れた場所の海岸にいたカモメさん。



今まで見たカモメの幼鳥より灰色。
足も薄い灰色。




気付かれてしまいました。
この子、ウミネコの群れとは離れて、
1羽だけここにいました。


この子は誰??

この子は、「ウミネコの第1回夏羽」であることを
sakaturaganさんから教えて頂きました。

ありがとうございます!


ウミネコの幼鳥は茶系が多く、嘴には赤と黒のボッチがあります。
この子は黒いだけです。

ウミネコではなく、カモメの幼鳥??


カモメ類の識別は全く自信がありません(^^;)

ご存じの方、教えて下さい!




***




さて、海で潮風に吹かれて涼しくなりたかったのに、
あまりの蒸し暑さに、早々にここを去り、
冷たいものを摂りたくなったので、
浪岡にある道の駅「アップルヒル」へ行きました。




カボチャのジェラート

カボチャの味が濃厚。とてもおいしいので、よく食べます。





名前を忘れましたが、チーズ+ドライフルーツのジェラートです。
(聞いた事のない名前でした。)


ここのお店のジェラートやシャーベットは人気です。
他にジャージーミルク、黒ごま、抹茶など多種あります。






***



土曜日は花火大会があり、昨日から立ちねぷたが始まりました。
8/4~8までの5日間しかありませんが、
全国からたくさんの観光客が訪れます。


今年の立ちねぷたの新作は「かぐや姫」です。
私はまだ見ていません。今日か明日見物しようかと思います。

弘前ねぷたと青森ねぶたは7日まで。
最終日の7日は午前中に運行し、夜はありません。

夏祭り真っ最中の青森県内です。

青森は連日30~34℃くらいの高温です。

来られる際は、夜といえども蒸し暑いので、
是非、熱中症対策をして来て下さいね。






ここあでした。

避暑地へ

2019-08-03 06:26:22 | 風景・散策

休暇1日目、35℃の猛暑日でした。
あまり暑いと外出はしない方がいいのですが、
いっそのこと、避暑地へ行ってしまおう!
と思い立ちました。


県内で一番涼しい場所と言えば、
何と言っても「酸ヶ湯」とその周辺なのです。

青森市内から車で更に30分も行けば到着。




酸ヶ湯と言えば、冬は雪で覆われ、
日本でも屈指の積雪量。全国に報道されていますが、
実は、酸ヶ湯の周りは民家は無く、酸ヶ湯温泉の建物だけ。





千人風呂という混浴があります。
(ただし、時間によって男女別の事もありますし、
また、ムームーなど貸し出す事もできるようです。
私は未だにここで入浴したことはありません。)


観光客が多く、東北各地や関東の
車のナンバーがたくさんありました。




湧水を自由に汲んで飲めます。


ここには、お蕎麦屋さんやお土産売り場がありますが、
今回初めて「ぶな林」という喫茶店に入ってみました。




ミックスピザ。(コーヒーも。)


後で、「酸ヶ湯そば」を食べるので、
ピザを1人分だけ注文して、分け合いました。

メニューは少なく、他にパスタやパンケーキがあります。
パンケーキは、シンプルなホットケーキだそう。




お店の窓にゼラニウム。



外には、高校の自転車部の生徒さんたちが
しばしの休憩をしており、
先ほどの水を飲んでいました。




ここで少し散策しましたが、
人が多いせいか、鳥の声も姿もなく、
昆虫にもあまり会えませんでした。
アカネ系のトンボが多かったです。

酸ヶ湯から、更に奥に入ると、
やがては、十和田湖に繋がります。
酸ヶ湯の手前には、八甲田ロープウェイがあり、
スキー場まで登れます。
夏秋は紅葉、冬は樹氷で楽しめます。



ここから少し南下しました。




城ヶ倉大橋です。
高すぎて、目がくらみそうです。




橋を渡りながら、写真を撮りましたが、
足がすくんでしまいます。




谷底には川が流れています。








雲が濃くなってきましたが、雨は降りませんでした。



この時の気温は、




25℃でした。やはり下界と10℃差があります。


直射日光は、やはり暑かったですが、
吹く風が冷たかったです。




あじさいに似た花。




白いキレイな花だなあと思って撮って見たら、
ハルジオンかヒメジョオンか、どちらかでした。

ツバメの群れがたくさん行き交っていました。

新緑が美しいこの景色、
秋には紅葉で、とても鮮やかな景色になりますよ。



涼しくて、来て良かったと思いました。
夏の間中、この辺で過せたらどんなにいいか。 



お昼になったので、更に南下して、
おいしいお蕎麦を食べに行きました。

続く。





ここあでした。