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ひげマスター・ciciありむらのおとぼけ日記(ブログ五七五) 

好奇心旺盛!趣味はHP作成、カラオケ、似顔絵、ギター、映画、作詩、etc。特技はスナック芸

義父の回想~スロースターター

2013-03-16 05:50:13 | Weblog
 「滑り込みセーフ!!」
 今日、税務署がシャッターを下ろす寸前に確定申告書を提出した。締切りの3月15日17時にギリギリで間に合った。
 私は典型的なスロースターターだ。
 学校の夏休みの宿題はギリギリまで放置の追い込み型、試験勉強は一夜漬けタイプ。登校や出勤は毎朝ギリギリまで寝て慌てて家を出る。この件に関しては走ることが多かったので体力は鍛えられたと思う。
 そんな私に義父の通夜の前日に妻が「服装の用意しときや」と言った。悪い癖で明日用意しようと思っていたが、重い腰を上げて喪服とカッターシャツをタンスから取り出した。
 当日、18時からの通夜に30分前の17時半に着くつもりで、逆算して4時半から散髪屋に行き風呂に入った。しかし、計算通りにはいかず散髪で10分、風呂でも10分超過した。
 そして喪服に着替えるとネクタイが無い。スーツとカッターを用意したのだったらネクタイもチェックしておけばよかった。探すのに10分以上費やしたが見つからず行く途中で買う事にした。
 私が借りているタワー式立体駐車場に行くと、近くの会社の営業車5台が入庫待ちをしていた。帰社の時間帯を計算に入れてなかった。
 「しまった、自分の車の出庫まで15分ぐらいかかるわ」と内心焦り、「出庫待ちの間にネクタイを買(コ)うとこ」と近くのショッピングセンターへ走って買いに行った。
 さて車を出したものの、帰社とか帰宅時間が重なり今度は道路は渋滞だ。
 「風呂で髭を剃らんといたらよかった」「前日にネクタイを用意しといたらよかった」「車をその辺に置いて走って行こうかな」「自転車で行った方が早いかも?」
 信号待ちになると「脇道で前まで行き、本線の先頭車の前に割り込んだろかな」など、気を揉みながらハンドルを握った。
 斎場まで10分ぐらいの道のりが25分かかり、結局、通夜には15分遅れた。「お義父さん、ごめんなさい」
 この焦燥感が嫌で毎回「今度こそは余裕を持ってもっと早めに取りかかろ!」と思うのだが、どうしてもギリギリまで腰を上げられない厄介な性格の私である。
コメント
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