ひげマスター・ciciありむらのおとぼけ日記(ブログ五七五) 

好奇心旺盛!趣味はHP作成、カラオケ、似顔絵、ギター、映画、作詩、etc。特技はスナック芸

ニッカポッカ

2010-01-31 05:36:25 | Weblog
 今日の女性客Y子ちゃんは立ち飲み屋の帰りに寄った。

 Y子「最近、立ち飲み屋にはまってるねん」
 私 「立ち飲み屋は女性一人で行ったら浮けへんか?」
 Y子「いや、しょっちゅう行ってたら客同士顔見知りになるから浮けへんで」
 私 「そうか、いつも誰かと喋ってるんや。どんな客がいてる?」
 Y子「私とよう気が合う人は、いつもニッカポッカをはいてる客や」
 私 「その人、銀行員?」
 Y子「なんでやの!銀行員がニッカポッカをはいて仕事せーへんわ」
 私 「ああ、飲み物屋さんか?」
 Y子「なんでやのん?」
 私 「ニッカ言うたらウイスキー、ポッカ言うたらポッカレモンの会社やろ?」
 Y子「違う。それにウイスキーとかポッカレモンなんかはかれへん!」
 私 「すまんすまん、ニッカポッカ言うたら建設作業員がはくズボンやろ?」
 Y子「なんや、知ってるんやったら最初からそない言いや」
 私 「最初からズボンて言うたら話が膨らめへんやろ。俺はギャグを言うのが日課、ポッカ(ポカ)を言うてなんぼや」

 一句:ギャク(客)商売 ニッカポッカ・ネタで 笑い取り
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閉店の危機回避

2010-01-30 06:01:25 | Weblog
 一昨日(水曜)、営業中に製氷機の氷が出来ないのでコンセントのプラグを何度か差したり抜いたりした。今まではこれで再起動したが今回はダメだったので慌てて氷を買いにコンビニへ走った。
 製氷機は買って15年くらいになるのでそろそろ替え時かと思いつつ昨日(木曜)の昼、製氷機を点検したらコンセントが延長コードで繋がれていてその連結部分が外れていた。これで問題解決。
 一安心したその夜の営業中、今度はカラオケ採点機が点灯しない。この採点機のディスプレイは大きくて重たく棚の上から下ろすのが大変なのでヒューズを簡単に取り換えられるようにボックスを外に取り付けた。
 2個ある外付けボックスのヒューズを代えたが点灯しなかったので昨日は採点無しで営業をした。
 お客さんは「この機械が直れへんかったら店を閉めんなアカンなあ」と言った。
 確かにカラオケ番付は当店の売り物で26年間もお客さんに愛用されていて、大半のお客さんが楽しみにしている。
 しかしこの機械はかなり古いのでメーカーも代理店も廃業している。また特殊なのでどこも修理をしてくれないし部品も無い。
 妻も「機械がアカンかったらお客さんが来(コ)んようになるやろな。ただでさえ不景気で暇やのにどないしょう」と不安顔。
 今日(金曜)の午後、店でその大きなディスプレイを棚から下ろして恐る恐る分解して中を見ると、基盤が二重になっていてその奥にもヒューズがありそれが切れていた。
 ヒューズを取り換えて今回は無事に修復して閉店の危機は回避できたが、年代モノの機器だけに調子次第で店の先行きの不安がぬぐいきれない。

 一句:回避した 閉店の危機は 機器次第
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水着

2010-01-29 05:56:15 | Weblog
 健康の話から水泳の話になった。年配のお客さんは海育ちなのでいくらでも泳げるとか。しかし、プールは浮力が無いので泳ぎづらいと言っていた。そこから水着の話になった。

 お客「俺らの時は海で泳ぐから鱶(フカ)よけの為に六尺褌(フンドシ)やった」
 私 「へえ、海では褌がええのん?」
 お客「鱶は自分より大きいと思うと襲わんから、鱶が来たら褌を解いて長く流して泳ぐね」
 私 「へえ、褌締めてたら鱶なんか怖あれへんねんや」
 お客「そうや、鱶とはフカい仲や」
 私 「ホンマかいな。俺はプールやから海水パンツや」
 お客「俺は海パンは持ってないわ」
 私 「兄のお古で大きかったので、勢いよくプールから上がった時に脱げた事があったわ」
 お客「みんなに見られて、恥ずかしかったんと違うの」
 私 「小学校やったから、小そうて見えへんがな」

 一句:海育ち 鱶とたわむれ 深い仲
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気さくな大阪

2010-01-28 05:22:17 | Weblog
 出張のお客が時々来る。今日のお客さんは関東からの出張だ。
 話好きの彼は「大阪はいいねえ、大阪の店は隣のお客に話しかけても気さくに応えてくれるが、東京で隣のお客に話しかけると、店の人に話しかけないでくれと言われる」とこぼした。
 彼曰く、一人客の場合、東京では一人で行くとポツンと飲んでいるらしい。私は知らない同士でも共通の話題を探り出してくっつけるようにする。
 だから当店は一人で来るお客さんが多い。今日は隣に女性の一人客が座った。彼は女性客と会話を楽しんだ。そして「気さくやし気が効く子やなあ。楽しいわ」と喜んだ。
 お客さんの喜ぶ顔を見るとつい鼻歌が出る。
 「♪気さくは気が効く ヘイヘイホ~ ヘイヘイホ~♪ 」
 
 一句:大阪は 知らぬ同士も 意気投合
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ウオッシュレット

2010-01-27 06:23:23 | Weblog
 ウオッシュレットは徐々に普及して一般の家庭で設置しているところが増えて来た。お客のA君の家も設置したとか。

 客A「ウオッシュレットを初めて使(ツコ)た時、ビデが金玉に当たってウォーっと感じたわ」
 私 「初めてやったらビックリしたやろな。肛門の穴を上手にめがけんなアカンなあ」
 客A「そやから、お湯がマトに当たるようにお尻を動かすねん」
 私 「お湯が肛門に当たったらどんな気持ち?」
 客A「最初は水圧がゆるめでもこそばかったわ。それで慣れてきたら段々キツするねん」
 私 「今はどんなん?」
 客A「今は水圧を最高にしてるけどモノ足らんわ」
 私 「そうか、モノ足らんか?ほんだら消防のホースでぶっかけや」
 客A「お尻ごと身体がぶっ飛ぶわ!」

 一句:ウオッシュレット 黄門さまの うがいかな
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口笛

2010-01-26 03:36:59 | Weblog
 私はお客さんが唄い終わると、盛り上げる為に時々「ヒュー、ヒュー」と口笛を吹く。

 お客「夜中に口笛吹いたらアカンで」
 私 「なんでやねん、盛り上げる為に吹いてるんや」
 お客「そやけど、夜中に口笛を吹いたらヘビが出るからアカンて母親によう言われたやろ」
 私 「そない言うてる母親は夜中に尺八吹いてたりして」
 お客「尺八はエエねん、カメが頭出してお父さんが喜ぶから」
 私 「大人て勝手やなあ。しゃく(癪)はちに障るわ」

 一句:笛でヘビ 尺で亀さん 頭出す
 (朝の早(ハヨ)から下ネタでスンマセン、私は夜中の続きですので…)
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脳カツ

2010-01-25 00:06:26 | Weblog
 昨日(土曜)、店に出る前にテレビで『ガリレオ脳研』をちらっと見た。ゲームを楽しみながら“脳”を活性化させ天才のような“ひらめき脳”をめざすゲームバラエティだとか。

 私「脳カツて知ってるか?」
 妻「何、それ?聞いたこと無いわ」
 私「昨日、テレビでやってたんやけど、脳を活性化させる事を縮めて脳カツて言うンやて」
 妻「マスコミは一つなにか新しい言葉が出ると、それにあやかって新しい言葉を作るなあ」
 私「ほんまやなあ。就カツから始まり婚カツに離カツ…」
 妻「それに恋(レン)カツ!もう他にないか?」
 私「分カツ!」
 妻「月賦やろ、新しい言葉と違うやん」
 私「日カツ!」
 妻「日活ロマンポルノ…、昔の映画やんか、アンタも好きやなあ」
 私「豚カツ!」
 妻「豚カツも以前からあるやん」
 私「ほんだら、みそカツ!」
 妻「それも以前からあるやん。ボケてばっかりやなあ、このボケ老人が…」
 私「みそカツて言うたら、くそカツやなあ」
 妻「それはくそカスや」

 一句:脳カツで ボケた脳みそ 活性化
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タクシー料金

2010-01-24 04:33:08 | Weblog
 四国から堺に移ってきて10年になる女性客が来た。彼女はすっかり地元に根付いているが言葉遣いだけは愛媛弁があまり抜けていない。タクシーに乗った時の愚痴をこぼした。
 
 お客「私がタクシーに乗ると時々遠回りされるんで」
 私 「なんで?」
 お客「堺に来て何年もなるけん、いつも通るコースは私は知っとるでしょ」
 私 「あっそうか。方言で喋ると地元と違うと思い、道を知らん思て遠回りするんか」
 お客「そうで、ここを真っ直ぐとか、そこを曲がってとか指示をせんとダメなんよ」
 私 「同じ目的地へ行くのに、そのたんびに値段が違(チゴ)たら腹立つわなあ」
 お客「ホンマよ、タクシーの運転手も暇じゃけんセコイ事するねぇ」
 私 「特に零細のタクシー会社の運転手は厳しいからなあ」
 お客「大きなタクシー会社を選ばんといけんてや(いけません)」
 私 「そうそう、タクシー会社を(選択)せんたくしーや」

 一句:地方者は カモだと思い 遠回り
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余計な配慮

2010-01-23 05:15:48 | Weblog
 今日のお客さん、散髪屋さんは余計な配慮があり、「シャンプーの時、『どこかかゆいところはありませんか?』と尋ねるけど、うつむいてるから言いにくい」と不満を漏らした。

 私 「そうそう、頭も顔もうつむきながらシャワー掛けられてる時やから喋られへんもんなあ」
 お客「いちいち尋ねんと、黙ってかゆいと思うところを擦(コス)ってくれたらええねん」
 私 「いっぺんアソコがかゆいて言うたったらエエねん。擦ってくれるんかなあ」
 お客「そこは擦らんやろ」
 私 「それと『これで大丈夫ですか?』と鏡で後ろを写すけど、あれもムダやなあ」
 お客「そうそう、仕上がりがイマイチやなと思ても『大丈夫』と答えるしかないもんな」
 私 「切り過ぎやから戻してて言うたら、どないするねんやろなあ」
 お客「植毛するんかなあ?」
 私 「それやったら俺、頭のてっぺん切り過ぎやと言おかなあ。タダで植毛出来るわ」
 お客「そこまでは無いやろ」

 一句:余計な配慮 気が利いてそうで 利いてない
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今の世の中

2010-01-22 04:55:54 | Weblog
 30代後半の水商売の女性客A子ちゃんが来た。80過ぎの独身の老人客が彼女のファンで足しげく通っているらしい。

 A子「友達は籍を入れて貰いや。2、3年で遺産が入ってくるで、と言うねん」
 私 「ほう、世界遺産か?」
 A子「そんなもん貰われへん!」
 私 「ほんだら大田胃酸やったりして…」
 A子「それも違う!聞くところによると、そのオジさんはきょうさん(遺産が)あるらしいで」
 私 「遺産、ぎょうさんあっても仕方ないやん」
 A子「どうして?」
 私 「一緒になったら爺さんは若いエキスで長生きして余命2年が20年になり、エキス吸われたA子ちゃんは老けてお金がそんなに要らんようになるかも?」
 A子「ホンマやな、60過ぎてからお金を持ってもしゃーないしなあ」
 私 「その爺さん、A子ちゃんに何か言うてけえへんか?」
 A子「あっちの方はアカンけど手でイカせてやて、気持ち悪いわ」
 私 「え、80過ぎでイクことできるんかいな?うらやましいなあ」
 A子「私は嫌やわ、考えただけでも身震いするわ」
 私 「眠ってたモノが男として蘇える。武者震いするわ」
 A子「私のお相手は好きな人だけ。理想の人をゲットするまで男をフルイ(篩)にかけるわ」
 私 「A子ちゃん、フルイにかけるてフルイ(古い)なあ。世の中は理想よりも現ナマやで」

 一句:嫌やけど お金で動くよ 世の中は
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