Gさんの髪の毛が黒々として増えたように見えた。
私 「髪の毛、染めた？」
客G「いや、染めてへんで」
私 「カツラか？」
客G「いや植毛や」
私 「カツラは経費で落とせるけど、植毛は落とされへんで」
客G「板東英二か！」
私 「板東英二は植毛を経費にして脱税で引っかかり、かなり嘆いてたわ」
客G「どない、嘆いてたん？」
私 「植毛が脱税で引っかかって、ショック、もう～」
一句：植毛で ヘアスタイルが 見違えた
謎かけ：植毛とかけて、大飢饉になったと解く。どちらも(植え・飢え)ます
カラオケ番付の横綱のY・Tさんが思うように点数が出ないので、居合わせたＴさんがアドバイスをした。
私 「今日は調子が悪いね」
客Y「そうや、声が喉にひっかかる感じや」
客T「ミストのサウナに入ったらエエねん」
私 「えっ、ミスドがサウナやってるんか？」
客T「ミスタードーナッツのミスドと違う！ミスト…、スチームのことや」
私 「ちょっとしたミスト」
客T「それ、ちょっとしたミスさ、やろ！」
客Y「スチームサウナかいな。それ、エエかもしれんなあ」
客T「そうや、ゼンソクも治るし」
私 「Tさんのタンソクも治るし…」
客T「誰が足、短いねん！怒るで」
客Y「ミストサウナはジワ～ッと体の芯から温もるから、喉にも優しいやろな」
私 「血行も結構、促進されるなあ」
客T「ダジャレはもう結構や！」
一句：喉に良い ミストサウナで 加湿する
謎かけ：ミストサウナとかけて、キリ番と解く。どちらも(霧・キリ)が良いでしょう
M子さんはパチンコも強いし競馬もあまり負けないとか。
私 「金運がエエねんなあ」
客M「財布に光モノを入れるとお金がよく入るねん」
私 「ほんだら俺の頭を入れよかな」
客M「いくら頭がハゲて光ってる言うても、財布には入れへんやん」
私 「他に金運が良うなるのんは無いか？」
客M「ヘビのぬけ殻を財布に入れるとエエらしいて」
私 「ヘビのぬけ殻は簡単に手に入らんわ。エビのむき殻やったらアカンか？」
客M「ヘビ＝金運のイメージがあるけど、エビは無いで」
私 「ほんだらヘビのぬけ殻を探しに運河に行こかなあ」
客M「なんで運河やの？」
私 「運河へ出向く。運が向く…」
客M「好きにして」
一句：博打好き あったらいいなあ 金運が
謎かけ：金運とかけて、自分の頭を見て溜息をつくと解く。どちらも(風水・ふう、薄い…)ですわ
お客のTさんの一人娘には2歳になる女の子がいる。
客T「もうすぐヒナ祭りやなあ」
私 「俺とこはヒマ祭りやわ」
客T「寒いから誰も出て来(ケ)えへんねん。俺はフトコロが寒いわ」
私 「Tさんのフトコロは年中冬やなあ」
客T「ヒナ祭りに何を買おかなあ。孫にヒナ飾りは高いから、何を買(コ)うたらエエか迷てんねん」
私 「ひな壇は官女がいてるだけにカンジョ(勘定)が気になるし」
客T「そうや、安うて喜ばれるのん、何かないかなあ」
私 「今年の干支は午(ウマ)年やから、競馬新聞はどうや。それで勝ったら喜ばれるで」
客T「なんちゅう事を言うねん。孫に分かる訳ないし、娘に怒られるわ」
私 「Tさんは競馬が好きやし、共通の趣味が持ててエエやん」
客T「共通の趣味どころか、孫に会わせてくれへんようになるわ！」
私 「そうや、ヒナ祭りやったら、やっぱし甘酒やで」
客T「娘に殺されるわ」
私 「刺されて殺されたら、ヒナ祭りが血祭りになるなあ」
客T「冗談言うてる場合と違うで」
一句：ヒナ祭り 孫に買いたい ヒナ飾り
謎かけ：ヒナ祭りとかけて、ヤクルトと解く。どちらも子供の(成長・整腸)を願います
私は持病の慢性副鼻腔炎による後鼻漏(鼻汁が喉に流れる)と、それの影響によるノドの炎症で、季節を問わず年中悩まされている。
特に昨年の春からはゴスペル講座に行く事になったのでノドの炎症を直そうとずっと病院に通い続けたがなかなか改善されず、また寒い時期は寝ようと床に就くと酷い咳で寝られない。
そんな折、テレビで大根とハチミツが喉に良いと知った。半信半疑ながらもワラをも掴む思いでハチミツ大根を作った。
作り方は簡単で大根100gを1cm角の角切りを100ccのハチミツを容器に入れて冷蔵庫で3時間近く置けばOKです。
大根に含まれる「ジアスターゼ」の消炎効果のある酵素と ハチミツの殺菌効果が喉の痛みなどに効くとのことで、大サジ2、3杯を飲むと見事に咳が治まった。
もし咳にお困りならお試しを。因みにハチミツ大根は3日くらいで飲み切る様にして下さい。
一句：咳き込むと ハチミツ大根 喉に良し
謎かけ：ハチミツ大根とかけて、ダムを造ると解く。どちらも(咳、止め・堰き止め)します
グミ
M子ちゃんが帰り際に何かを口に入れた。
ママ「ガムか？」
客M 「違う、グミよ」
ママ「何のグミ？」
客M 「明治製菓の果汁グミ。子供は春日井のつぶグミが好きやねん」
ママ「グミも色々あるんやね」
私 「そうそう、神戸の山口グミもあるからなあ」
ママ「そのグミは大人も子供も敬遠するわ」
一句：クセになる 微妙な歯ごたえ グミの味
謎かけ：グミとかけて、フォーティーンは？と解く。どちらも(ジューシー・14)です。
W君が彼女が出来たと報告。
私 「何処で知り合(オ)うたん？」
客W「スナックの女の子やけど、付き合(オ)うて1か月になるねん」
私 「それは商売で付き合(オ)うてるだけやで」
客W「いや、俺らは愛や」
私 「俺らはウィやろ」
客W「何、それ？」
私 「俺はアイやけど、俺らは複数形やからウィや。ウィ・アワ・アス」
客W「ああ、人称代名詞かいな。あなたやったらユー、ユア、ユー」
私 「よう、ユウた(言うた)」
客W「彼女やったらシー・ハー・ハー」
私 「小杉はヒーハーハー」
客W「それはヒーハーだけやん」
私 「ヒッ・ヒッ・フー、て無かったか？」
客W「それはラマーズ法の呼吸やん」
私 「因みに“俺ら”の目的格はアス(us)やけど、W君らはアス(明日)が無いなあ」
客W「何でや？」
私 「優柔不断やからや。意思が曖昧みぃ(アイマイミー)」
一句：は,が,の,を,に… 指折り覚えた 代名詞
謎かけ：人称代名詞とかけて、 小杉のギャグと解く。どちらも(He,her・ヒーハー)があります
私がお客さんのリクエストで歌を唄い終えたら、Kさんがウーロン茶を注文した。
私 「えっ、もう酔うたん？まだビール2本しか飲んでないやん」
客K「酔うたわ。マスターの歌で酔うたわ」
私 「酔うほど良かったか？」
客K「いや、悪酔いや」
私 「ほんだら俺、あんまり唄わん方がエエなあ」
客K「何で？」
私 「俺が唄(ウト)て、直ぐに悪酔いされては売り上げが上がらんから…」
客K「酔いが醒める歌を唄わんな」
私 「酔いが醒める歌は知らんから、ダジャレを言おか」
客K「何で？」
私 「マスターのダジャレは寒いから酔いがさめるわ、てよう言われるねん」
客K「ああ、それでいつも売り上げを上げよ思て、寒いダジャレを言うてるんかいな」
私 「わかるう(^^♪」
一句：深酒も 寒いダジャレで 酔い醒める
謎かけ：ダジャレとかけて、小さな息子とキャッチボールと解く。どちらも (ウケて・受けて)欲しいです
Tさんは昨年の8月に会社をクビになり、64歳では次の仕事が簡単に見つからず一時はその会社を恨んでいた。何度もハローワークに通い、ようやく大手企業の下請け会社に就職をした。その会社は給料は申し分ないし仕事も楽で70歳まで働けるから満足している。
客T「今の会社に入って感謝しているねん。仕事が楽やから70歳まで働けるからな」
私 「前の会社に感謝せんな」
客T「何でやねん」
私 「前の会社がクビにしてくれたから、今の会社には入れたやん」
客T「そう言われれば、そうやなあ。恨む気持ちが消えたわ」
私 「そやろ。前の会社やったら65歳で辞めなアカンし、それから仕事捜してもエエのんあれへんで」
客T「確かに去年就職活動した時、草取りとか警備員で時給は850円。それも1日3、4時間やからお金になれへん。そんな仕事しかなかったわ」
私 「よかったやん。クビと言うた上司にお中元とお歳暮を贈りや」
客T「そこまで、いらんわ」
一句：有り難い 仕事にありつけ 感謝する
謎かけ：感謝の気持ちとかけて、アリが10匹と解く。どちらも(有難う・アリが10)です
昨日の午後、妻と散歩していたら道端に小動物の様な物が横たわっていた。よく見ると顔や手足の付いたリアルなイタチの襟巻が落ちていた。それを店で話題にした。
ママ「今日、散歩してたら、道端でイタチが死んでるのかなあと思うたわ」
私 「そうそう、イタチがいたっち」
客M 「今どき、この辺でイタチはいてないで」
私 「いや、東京みたいな大都会でもぎょうさんいてるで」
客M 「ほんまかいな」
私 「ハタチが」
ママ「またしょうもない事を言うてるわ」
私 「ハタチはシャレやけど、イタチ科でペットとして飼われてるのんいてるで」
客M 「それ、フェレットや」
私 「パレットやったら知ってるけどなあ」
ママ「パレット言うたら、絵具を混ぜるのに使う板や」
客M 「フェレットや。カワウソもイタチ科や。しやけどフェレットほどペットとして飼われてないわ」
私 「おんなじイタチ科やのに、カワウソう…」
ママ「ダジャレばっかし言うて、M君がシラケるやんか！」
私 「失礼、イタチました」
一句：ブログには イタチについて 書イタッチ
謎かけ：イタチ科とかけて、スクイズで3塁走者がホームインと解く。どちらも(テン・点)も入ります
