週4日のパートで質素に暮らす38歳で独身の麦巻さとこ(桜井ユキ)は一生つきあわなくてはならない病気にかかったことから生活が一変。
会社を辞め、築45年、家賃5万円の団地に住むことに。隣に住む大家さん(加賀まりこ)と、訳あり料理番・羽白司(宮沢氷魚)を通じて、旬の食材を取り入れた食事で体調を整える『薬膳』と出会う。薬膳料理や四季折々の自然、おだやかな団地の人との出会いを通じてさとこは心身を取り戻していく。次第にしあわせに気づいていくハートフルドラマ。
このドラマが視聴者にとって心の癒しとなる作品であることが伝わってきた。特に、がんばりすぎて疲れてしまった人たちへのメッセージがあふれていて、作品全体の根底に流れる優しさや包容力を象徴していた。登場人物たちが無理をせず、自分らしく過ごしている姿や、日々の中で自然に助け合っている団地の雰囲気は、観ている側にも安心感を与えてくれた。
薬膳という馴染みの薄いテーマも、料理が単なる“食事”ではなく“心と体を整えるもの”として描かれていて、健康や暮らしを見直すきっかけとして興味が湧いた。
■主な出演者の似顔絵集⇒http://www.ainet21.com/nigaoe.htm
#ドラマ鑑賞 #エンタメ #しあわせは食べて寝て待て #桜井ユキ #宮沢氷魚 #加賀まりこ #福士誠治 #チャレン爺有村 #スナックタイガース #有村正