溶接の仕事をしているお客のTさんがカウンターでアゴに肘をついて座っていた。腕にはヤケドの痕なのか皮膚が黒ずみ皮がめくれていた。
私 「その腕、どないしたん?」
客T「ヒトのアラを探してイチャモンつけよ思て…」
私 「なんや、同情買お思て、ワザと傷痕を見せ付けてんねんやろ」
客T「そんなんと違うわ。おとといヤケドしたんや」
私 「そのヤケド痕を見るのんは今日初めてヤケド…。この前もヤケドしてたやん」
客T「いかに危険な仕事をしてるか分かるやろ」
私 「ヤケド火に懲りずで、いかに同じドジをやらかしてるかが分かるわ」
客T「俺がドジをするから周りの人間が上手に見える。俺、同僚に貢献してるんや」
私 「えらい、開き直って」
客T「なんでーな。俺がワザと音をはずして唄うから、みんなの歌が良う聞こえるのんと一緒や」
私 「Tさんはただ単に、天然の音痴やん」
客T「キツイ、言われようやなあ」
私 「変に褒めたら何ぼでも唄うやろ。Tさんが恥をかかん様にアドバイスしたってんねん」
客T「あー言うたら、こう言う!上祐みたいなオッサンやなあ」
私 「上祐はオウム真理教やろ。俺はオウム返しや」
一句:溶接で ドジをやらかし ヤケドして
謎かけ:ヤケドとかけて、高校野球が多いに盛り上ると解く。どちらも(熱湯・熱闘)によります
私 「その腕、どないしたん?」
客T「ヒトのアラを探してイチャモンつけよ思て…」
私 「なんや、同情買お思て、ワザと傷痕を見せ付けてんねんやろ」
客T「そんなんと違うわ。おとといヤケドしたんや」
私 「そのヤケド痕を見るのんは今日初めてヤケド…。この前もヤケドしてたやん」
客T「いかに危険な仕事をしてるか分かるやろ」
私 「ヤケド火に懲りずで、いかに同じドジをやらかしてるかが分かるわ」
客T「俺がドジをするから周りの人間が上手に見える。俺、同僚に貢献してるんや」
私 「えらい、開き直って」
客T「なんでーな。俺がワザと音をはずして唄うから、みんなの歌が良う聞こえるのんと一緒や」
私 「Tさんはただ単に、天然の音痴やん」
客T「キツイ、言われようやなあ」
私 「変に褒めたら何ぼでも唄うやろ。Tさんが恥をかかん様にアドバイスしたってんねん」
客T「あー言うたら、こう言う!上祐みたいなオッサンやなあ」
私 「上祐はオウム真理教やろ。俺はオウム返しや」
一句:溶接で ドジをやらかし ヤケドして
謎かけ:ヤケドとかけて、高校野球が多いに盛り上ると解く。どちらも(熱湯・熱闘)によります