ワールドカップ2010日本VSパラグアイ

　今日は店でワールドカップ・日本VSパラグアイを観戦した。

　お客「パラグアイて知ってる？」
　私　「山の斜面をかけおりて滑空するグライダーやろ」
　お客「それ、パラグライダーや」
　私　「ほんだらパラグアイて、何や？」
　お客「グアラニー語で“大きな川から”の意味で、大きな川とはパラナ川の事や」
　
　前半は0－0で終わったものボールの支配率がパラグアイが61%と39%の日本を大きくリード。シュートは日本が多いが決まらず。

　私　「厳しい試合してるなあ、胃が痛なってきたわ。ぱらぐあいが悪いわ」
　お客「それ、腹具合やろ」
　ママ「パラグアイて、何処にあるのん？」
　私　「南米や」
　ママ「それにしてもパラグアイの選手、上手いなあ。パラグアイ何処？」
　私　「南米や、なんべい(ん)聞いたら、分かんねん！」
　ママ「あ、本田もイエローカードやわ」
　お客「この主審、ようイエローカードを出すらしいで」
　私　「イオンカードやったらあるけどなあ」

　後半も0－0で終わった。日本は初めての延長戦。　

　お客「闘莉王、コーナーキックからのヘディングシュート、惜しいなあ」
　私　「惜しいなあ、闘莉王が決めたら『いよ、大とうりおう』て、声がかかるのになあ」

　日本は最後のPK戦惜しくも負けたが、ここまで夢と感動を与えてくれた岡田ジャパンを誇りに思った。

　一句：岡田ジャパン　夢と感動　ありがとう

オシッコ

　今日の男性のお客さんがトイレの扉を開けてオシッコをした。
　
　ママ「トイレの扉、閉めてせんなあかんやん。大事なモン、見られるで」
　私　「大丈夫や、見えるほど大きいことあれへん」
　お客「失礼な！ツマヨウジと違うで！俺は見られたら余計にオシッコがよう出んねん」
　私　「見られて勢いがようなるて、露出症かいな」
　お客「そうや、ジョンジョロリン、ジョンジョロリンと1時間…」
　ママ「1時間て、そんなに出るわけないやん。オーバーやなあ」
　お客「ちんちんと話は大きい方がエエねん」
　ママ「アンタ、羨ましいやろ」
　私　「あ～あ、俺のアレはツマヨウジやからツマにヨウジ無しやし、オシッコは勢い無いし…」

　一句：オシッコの　元気のなさに　老い感ず

参院選たけなわ

　参院選が24日公示され、7月11日の投票に向けて各議員の舌戦が繰り広げられている。今回の選挙戦で最大の争点は消費税である。
　菅首相は大阪市で行った演説の中で、破綻したギリシャを引き合いに出して消費税引き上げの必要性を言及、「約束した事を実行する力をもう一度与えてほしい」と訴えた。
　菅首相は党内の代表選立候補に際し、『政治とカネ』に対する厳格な姿勢を示し、クリーンな政治を政策実行の大前提として追求する」と強調したが実行していない。また衆院選での国民との約束を何度も違反しては説明も謝罪も無い不誠実な対応をしておきながら「約束した事を実行する力をもう一度与えてほしい」とは厚顔無恥もはなはだしい。
　消費税増税の必要性は理解するが、何の努力も無しに消費税を増税しても消費が冷え込んで税収が思う程に増えない割には国民の生活が苦しくなるだけである。
　まず『バラマキ公約』を撤回し、無駄を徹底的に洗い直して削減し、そして政官民一体で力を合わせて景気を回復させるなどの努力をしてから消費税増税の議論をすれば国民の賛同を得る。また国が経済発展を成し得たなら、無駄なバラマキもせずに国民が潤うはずであるし、適額の子供手当や学費の無料化も全ての国民が納得する。
　同党の河上満栄議員は衆院本会議に1日しか出席せずに給与460万円貰ったが「事業仕分けで無駄をなくす」と言うのなら、こういう国民をナメた議員を事業仕分けして税金の無駄をなくして欲しい。
　また『クリーン政治』を掲げながら鳩山前総理、小沢前幹事長、荒井キャミソール大臣の「政治とカネ」問題をうやむやにしたり、数の力で国会軽視の強行採決を連発をしたり、それと永住外国人の地方参政権推進、左翼的な国家観や歴史観の持ち主が多いの民主党では、いずれ国を危うい方向にもっていくであろう。
　それと9月の民主党代表選で小沢元幹事長が虎視眈々と復権を狙っているのも気にかかる。
　選挙カーのスピーカーの音を聞くたびに、参院選での民主党の過半数獲得を阻止しなければならないと思う今日この頃である。

　一句：投票日　近づく程に　国を憂う

女性の年齢

　若い女性客が来た。話をするとしっかりしているので歳を聞いた。

　私 「R子ちゃん、何歳？」
　客R「28！」
　私 「えっ、(昭和)28年生まれ？」
　客R「何でやのん、ほんだら私57歳になるやん。母親と変わらへんやん」
　私 「親と年子(トシゴ)？」
　客R「母親より年上やわ。母親より年上の子供が何処にいてるのん」
　私 「ホンマやなあ、母親より子供が年上やったら、子は何処から生まれるんやろな？」
　客R「ホンマにマスターて、ありえへん事考えるなあ」
　私 「まあ、ジョークやけどな。そやけど、R子ちゃんはとても28歳には見えへんで」
　客R「何歳くらいに見える？」
　私 「25歳と…」
　客R「えーっ、うれしいなあ。25歳？」
　私 「25歳と36カ月やなあ」
　客R「なんや、いっこも変われへんやん」

　一句：難しい　女性のあしらいと　歳当ては

山下達郎：RIDE ON TIME

　山下達郎ファンの男性客が“RIDE ON TIME”を唄った。横で聞いていた女性客が質問した。

　女性客「この曲、以前に聞いたことがあるわ。何年の曲？」
　男性客「1980年」
　女性客「昭和の何年になるの?私、西暦は苦手やわ」
　私　　「せいへき？性癖は得意やのにね」
　女性客「私、性癖は悪い事ないで」
　私　　「性癖が悪い事がないというより、男が当たれへんだけやねんやろ」
　女性客「失礼な！今度、男を連れて来たるわ」
　私　　「男て、父親か？」
　女性客「なんでやのん！ボーイフレンドやわ」
　男性客「ほんだら俺、山下達郎のラブソング“ずっと一緒さ”を唄(ウト)うたるわ」
　私　　「ほんだら俺、邪魔したったろう(山下達郎)っと」

一句：達郎の　歌を邪魔され　腹立つろう

ワールドカップ2010日本VSデンマーク

　今日は頃合いよく午前3時に仕事が終わったので自宅でワールドカップ・日本VSデンマークを観戦した。
　岡田ジャパンはデンマーク戦で3ー1のスコアで勝利してグループEの予選リーグを突破した。
　戦前は引き分けでもいいので、守りに徹しろと言う外野の声もあったが“攻撃は最大の防御”を実践した日本の素晴らしいチームワークの勝利だった。
　試合当初はデンモク…じゃなくデンマークに押され気味、それでも2点を先取した。しかし後半は1点を返されるなど相手の執拗な攻撃を受けたが、攻めながらしっかり守りぬいた。
　本田と遠藤の見事なフリーキックと、本田の絶妙なパスから岡崎のゴール、そして海外では初の決勝トーナメント進出…本当にいい試合だった。
　テレビの画面では、試合終了後1時間半以上経過した朝の7時頃でも大勢のサッカー・ファンが歓喜している様子が映し出されていた。
　
　一句：日本勝ち　仕事も眠気も　なんのその

電話

　営業中に電話が鳴ったが取るとすぐに切れた。私は繋がって独り会話をしているフリをしてからお客のN子ちゃんに取り次いだ。

　私　「N子ちゃん、大好きなT君から電話やで」
　客N「ええっ、私に～？どうしてここに居てるのんが分かったのかなあ…」
　私　「さあ、男の感かなあ」と言いながら受話器を渡す。
　客N「マスター、プープーいうてるで～。電話切れてるのんと違う？」
　私　「そらそうやろなあ。最初から切れてたもん」
　客N「なによー、喜んだのにー、怒るでー」
　私　「スマンスマン。たまにはこういう遊びもせんな面白ないやろ」
　ママ「面白いのんはマスターだけやん」
　客N「そう言えばさっきマスターが電話で話してる時に何となく芝居してるなと思たわ」
　ママ「いつも、ギャグするからなあ」
　客N「そうやで、この大根役者め、と思たわ」
　ママ「私やったら細いから胡瓜役者やなあ」
　私　「N子ちゃんは太いから桜島大根役者やなあ」

　一句：電話取り　誰も出んわじゃ　間が持たぬ

笑わせ屋

　63歳ながらユーモアのある女性がベージュ色のワンピースを着て来た。
　
　ママ「それ、ベージュやなあ」
　私　「八十八歳か？」
　お客「なんでやの？」
　私　「米寿…」
　ママ「米寿て、失礼なこと言いな。アンタ、お客さんを立てんなアカンやん」
　私　「そやけど、女性やろ。立てへんがな」
　お客「なんぼ私が老けて見える言うても米寿はないで」
　私　「冗談やんか。面白いのん、お嫌いですか？」
　お客「う～ん、好きよ」
　私　「そうやろ。いつもココへ何しに来てんの？」
　お客「わらわ(私)は笑わせに来てるのじゃ」
　私　「その調子でわらわら(我々)を笑わしてくれんな…」
　お客「わらわはわらや(藁屋＝藁ぶき屋根の家)に住んでおるのじゃ」
　私　「面白いやん。わらわらと笑い声が起こるがな」
　ママ「ちっとも面白ないやん」
　私　「ほんだらわらい(話題)を変えよか」

　一句：辛い時　笑って元気　とりもどそう

トラ・ファンの原点

　髪をスッキリと揃えてきたお客さんが来た。

　私　「えらい男前になって」
　お客「今日、散髪行ってきてん」
　私　「床屋だけに行ってきたトコヤ、てか？。それで、店は何処やのん？」
　お客「家の近くや。1800円やけど顔剃りもあるで」
　ママ「顔も剃ってくれるの？マスターも行きや」
　私　「俺、今1000円のトコやろ。800円も小遣い減るやん」
　ママ「やらしいこと言いなや。小遣いやってないみたいやん」
　私　「俺、中学の頃、散髪代を小遣いにする為に自分でハサミで髪切った事があるねん」
　お客「子供やから、うまい事いけへんかったんと違うの？」
　私　「トラ刈りになったから地肌が見えた部分にマジックを塗って誤魔化した事があるわ」
　ママ「マジックを塗った？素人の子供がハサミで髪を切ったら、トラ刈りにもなるわいな」
　私　「それ以来、俺、トラ(タイガース)ファンになってん」
　お客「ホンマかいな」

　一句：トラ・ファンは　トラ刈り高じて　なったとは

風邪ひいた

　金曜日は鼻水と咳が酷くゼイゼイとまるで喘息の様な症状になり寝られなかった。持病の鼻炎アレルギーが酷くなったと思い耳鼻科へ行った。
　しかし土曜日は熱が38.5℃まで上がった。鼻炎アレルギーではなく風邪だった。店は休むわけにはいかずボーッとしながら仕事をした。
　日曜日は普段、午前11時からジム通いや買物とかで出掛けるのだが、今日は夕方まで家でひたすら身体を休め、夜7時から仕入れの為に外出した。
　帰宅後、体温を測ると37.5℃だった。妻に「まだ、37.5℃あるわ」と言うと「自分の寒いダジャレで風邪ひいて…。よっぽど酷いダジャレやったんやなあ」
　今日は返す元気は無かった。

　一句：ホンマかいな　自分のギャグで　風邪ひいた？