義父がICUに入ってから1週間目、「お父さんの意識が戻らなくなる」と義姉から泣きながら妻の携帯に電話があった。血管の手術後に併発した脳梗塞が悪化して植物人間になるとか。妻もその言葉を聞いて、「もう二度と、お父さんと話が出来(デケ)へん」と涕泣(テイキュウ)した。
「87歳での大手術は無理があったんや」「手術をさせんといたらよかった」と義姉は自分を責めるが、担当医に「治して下さい」と頼んだのは義父だから義姉に責任は無いと思う。
また、これまでに前立腺や胆石や大腸など3回ほど手術入院をしたがいつも元気になっていたので、義父も私たちもその思いがあり「すぐに元気になって退院出来る」と、今までと同じような気持ちでいた。
義姉が知人に「歳をいったら、あんまり手術せん方がエエで」と言われたのを思い出し、手術前の説明に立ち会った義姉は何度も「手術をさせんといたらよかった」と悔やんでいた。
妻は「お父さんの面倒をよう看てたたやん。私なんか何にもしてへん」と義姉に言い、私も「お父さんの世話をよう頑張ってた。お父さんは喜んでいると思うで」と励ました。
「87歳での大手術は無理があったんや」「手術をさせんといたらよかった」と義姉は自分を責めるが、担当医に「治して下さい」と頼んだのは義父だから義姉に責任は無いと思う。
また、これまでに前立腺や胆石や大腸など3回ほど手術入院をしたがいつも元気になっていたので、義父も私たちもその思いがあり「すぐに元気になって退院出来る」と、今までと同じような気持ちでいた。
義姉が知人に「歳をいったら、あんまり手術せん方がエエで」と言われたのを思い出し、手術前の説明に立ち会った義姉は何度も「手術をさせんといたらよかった」と悔やんでいた。
妻は「お父さんの面倒をよう看てたたやん。私なんか何にもしてへん」と義姉に言い、私も「お父さんの世話をよう頑張ってた。お父さんは喜んでいると思うで」と励ました。