ひげマスター・ciciありむらのおとぼけ日記(ブログ五七五) 

好奇心旺盛!趣味はHP作成、カラオケ、似顔絵、ギター、映画、作詩、etc。特技はスナック芸

英検

2010-02-28 06:20:09 | Weblog
 常連の男性客が小五の娘のS子ちゃんを連れてきた。

 私 「S子ちゃん、久しぶりやなあ」
 お客「今日はめでたい事があったから連れてきてん」
 私 「めでたいことてS子ちゃん、赤ちゃんでもできたんか?」
 お客「子供やで、いきなりナイトトークはアカンで」
 私 「あ、ごめん、ごめん。高校の入試に受かったんか?」
 お客「まだ小五やっちゅうねん!」
 私 「一体どんなめでたい事があったんや?」
 お客「英検5級に通ってん」
 私 「えー、英検5級?凄いなあ。小5で5級やったら来年、6年やから6級やなあ」
 お客「なんで級がバックするねん!次は4級や」
 私 「それにしてもエライなあ、英語勉強してるんやなあ」
 お客「そうや、英語を勉強して将来、外国へ連れて行ってくれるんやて~」
 私 「S子ちゃん、えいご(子)やなあ~」
 
 一句:英検で 孝行するとは ええけんネ(岡山弁?)
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浅田真央、銀メダル

2010-02-27 06:52:01 | Weblog
 バンクーバー五輪でフィギュアスケート女子の浅田真央が銀メダルを獲得。2日前のショートプログラム2位から狙った逆転優勝は果たせなかった。

 客A「真央ちゃん、アカンかったなあ」
 私 「彼女の普段の練習量とか苦労をみたら、残念とかアカンかったとは言われへんで」
 客A「そうやなあ、『銀メダルおめでとう!』て言わんなアカンなあ」
 私 「それにしても残念やわ」
 客A「一体、どっちやねん!」
 客B「ショートプログラムの007に負けたなあ」
 私 「真央ちゃんのフリーのプログラム曲の『鐘』は暗かったなあ」
 客B「キムヨナは攻撃的で真央ちゃんは日本人的。優雅でおくゆかしさがあった」
 客A「優雅でおくゆかしさだけでは勝たれへんねんなあ」
 私 「最後の、指のピストルのバキューンに負けたわ」
 客B「あれは観客の心を吸いこむわ」
 私 「バキューンでバキュームか」
 客B「(ダジャレが)イマイチやなあ」
 私 「しゃーない。スケートの話やからスベって当たり前や」
 客A「キムヨナは余裕があったなあ」
 私 「表情が良かった。氷上の勝負やから」
 客A「勝敗の分かれ目になるのはやっぱりジャンプやで」
 客B「ループとかフリップとかサルコウとかルッツとか色々あるんやてなあ」
 客A「一番難しいのがアクセルや」
 私 「そうそう、アクセルが戻らんようになってリコール問題になったなあ」
 客B「マスター、タイムリーなシャレで面白いわ。好調やなあ」
 私 「そうや、好調やから公聴会の話をしたんや」
 客B「えらい顔を紅潮させて…」
 私 「真央ちゃんは最初から負けてたわ。なにしろ相手の名前が金やからなあ」
 客B「でも、日本中を感動の渦に巻き込んだ真央ちゃんはリンク外では金メダルや」

 一句:銀の真央 リンクの外では 金メダル
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ナノ

2010-02-26 03:43:56 | Weblog
 歯磨きの話から、お客さんがナノ製品の歯磨き粉『ナノブライト』を使っていると言った。

私 「今、ナノ製品が色々と出回ってるなあ」
お客「ナノブライトは歯の汚れをナノレベルまで落としてくれて、歯の艶が出て白なるで」
ママ「ナノて何ナノ?」
私 「ミクロンは1000分の1mmでそのまた1000分の1mmがナノ。ミリでいうと100万分の1mmや」
ママ「想像がつかへんなあ」
お客「ライオンは高洗浄力と使用量1/2を実現した液体洗剤のナノックスを売ってるで」
ママ「ああ、今、ベッキーがテレビで宣伝してるなあ。臭いもナノレベルで分解するんやろ」
私 「ほんだら、俺、身体ら洗う時に使おかなあ。加齢臭が分解されるかも?」
ママ「ナノックスは洗濯石鹸やろ、人間にはどうかなあ…」
お客「TOTOの便器、陶器表面の凹凸をナノレベルでツルツルにして汚れが滑って流れるねん」
私 「俺の頭ナノや。ドライヤーもタオルもいらんわ」
お客「なんで?」
私 「ツルツルやから頭を洗(アロ)た後、頭を振るだけで水気がはじいてなくなる」
ママ「ナノ(何の)こっちゃ」

一句:加齢臭 ナノレベルで 除去したい
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ホット・ウイスキー

2010-02-25 03:27:33 | Weblog
 お客さんがホットウイスキーを頼んだ。ホット用のグラスにウイスキーとミネラルを入れ、レンジのタイマーをいつもと同じセットをしてチンして提供した。

 客A「熱いやん!」
 私 「なんでーな、いつもと同じやで」
 客B「どれどれ」と一口飲んだ。そして
 客B「なんや普通やん」
 私 「この兄ちゃん、ヤカラ言うて飲み代を値切ろ思てんねん」
 客B「Aさん、セコイなあ」
 客A「いや、ホンマに熱いねんて」
 私 「しつこいなあ。ヤクザみたいなおっさんやなあ」
 客B「ホンマやで。Aさん、マスターにヤカラ言うたらアカんわ」
 客A「なんでやねん、指が熱うて曲がれへんやんか」
 私 「指は曲がれへんけど、ヘソが曲がってる。丁度ええバランスとれてるやん」

 一句:ホットウイスキー ホットな話が フットウする
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携帯を紛失

2010-02-24 05:29:44 | Weblog
 女性客が来店50分後に携帯を無いのに気がついた。とりあえず彼女の携帯に電話を掛けたが応答がない。
 「そう言えばここに来る前に携帯をしながら自転車同士ぶつかったので、その時に落としたかも知れない」と言った。
 落としたと思う場所は近くなので一緒に現場に行き隈なく探すが無かった。警察の遺失物係りに電話すると「届いていない」との事。
 「携帯に家の鍵も付けてたので家に入られへん」と彼女。私は「息子に電話を掛けて鍵を開けてもらいや」と言ったが息子の携帯の番号を知らないとか。
 彼女は母子家庭なので家には息子だけ。兄弟や母親から息子の携帯に電話してもらう様に言うも、これまた電話番号を知らないとか。全部、携帯のメモリー任せなので憶えていない。
 私はダメ元でもう一度、店の電話から彼女の携帯に掛けると低い声の男性が出た。
 「携帯を落としたんですけど、どちらさんですか?」「岩田(仮名)です」
 えっ、携帯を落とした本人が岩田なのになんで名前を知っているんやろ、こいつ何者やろと思いながら「携帯を受け取りに行きたいのですが、どちらの岩田さんですか?」「携帯の持ち主の岩田です」
 私は事情が飲み込めずとりあえず、落とした本人と話し合いをしてもらおうと落とし主彼女に電話を渡した。
 「もしもし~、あ、晃次(仮名)?何でアンタが携帯を持ってるんや」。話が通じたみたいだ。後で聞いたら女の人が家に届けてくれたみたいだ。
 「不思議やなあ。誰が届けてくれたんやろ?」「偶然にN子ちゃんが落としたとこを見たんと違うか」「なんで家を知ってたんやろ?」「近所の人しかないで」…疑問は闇のまま。
 「N子ちゃん、それにしてもキモひやしたなあ」「ホント、私、チンチン縮まったわ」「チンチンあったんか?」ホッと気が緩みジョークが口をついた。
 ※今日の教訓=携帯のメモリー機能の便利さが失くした時には不便。必要な連絡先をメモして持っておく事。

 一句:(電話)番号は イザ!に備えて メモ持とう
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デュエット

2010-02-23 03:43:22 | Weblog
 62歳の女性客Y子さんと偶然居合わせた40歳の男性客S君が、話の流れからデュエットで“ロンリー・チャップリン”を唄う事になった。私はデンモクでの選曲にもたついた。

 客Y子「彼氏が気が変わらんうちに早(ハヨ)入れてんか」
 私  「入れてて、お姉さん枯れてるからローションいるなあ」
 客Y子「何を勘違いしてるのん。“カラオケを入れて”て言うてるんやで」

 そして唄い終わった。

 私  「息がピッタリやん。あんたら結婚しーや」
 ママ 「ちょっとS君が可哀想やで」
 客Y子「ここ、改造してくるね」と垂れ下がったオッパイを両手で持ち上げた。
 ママ 「オッパイを改造しただけでは、S君、燃えへんで」
 私  「いや、大丈夫。“オッパイは性交の元”て言うやろ」
 ママ 「それは“しっぱいは成功の元”て言うんや」

 一句:デュエットで 目と目が合って 息も合い
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小噺のネタ

2010-02-22 05:11:44 | Weblog
 昨日、小噺が好きなお客さんが6つほど披露してくれた。
 
 【鯉のエサ】
 とある公園の池に向かっておばあさんが10円玉を投げ入れている。「おばあさん、何で10円玉をぎょうさん投げてるるんや」「鯉にエサをやってまんねん」「鯉は10円玉は食べまへんで」「そやけど看板に『鯉のエサ10円』て書いてまんがな」
 【前あいてますよ】
 朝の混雑時の電車に運良く座っていたら、目の前に吊革を持って立っているおじさんのチャックが開いてた。「おじさん、前あいてますよ」と言ったら、そのおじさん、前の車両に行った。前の車両が空いていると思ったらしい
 【ワンマン・バス】
 ワンマン・バスは後ろから乗って前から降りるのだがおばあさんが前から乗った。運転手が「後からですよ」と言ったらそのおばあさん、後ろ向きになって乗った。
 【夏の蛤】
 とあるスーパーで店員がもう一人の店員に「あの客は"夏の蛤"や!」と言った。「なんでや?」「見くさって買いくさらん、つまりひやかし客の事や」※蛤の身はすぐ腐るが、貝殻はいつまでたっても腐らない。
 【あなたの声を聞かせて】
 おばあさんが、スーパーに設置してある箱に向かって何やらワーワー言っている。「何してはるんですか」と尋ねたら、その箱を見せてくれた。そのアンケートボックスには“あなたの声を聞かせて下さい”と書いてあった
 【呪われた家族】
 あるところに子供が生まれました。ところが、いつまでたっても喋らないそうです。
 心配していたら、3歳の誕生日に、突然「お爺ちゃん」と言ったそうな。
 家族中、大喜びしてたところ、次の日、お祖父ちゃんがポックリと亡くなった。
 それからまたその子どもは喋らない。4歳の誕生日の日に、今度は『お婆ちゃんさん』と言ったそうです。
 そしたら翌日、お婆さんがまた死んだ。そして5歳誕生日に、今度は「お父さん」と言った。
 お父さんはびっくりして「俺、明日死ぬんか」と怯えていたところ…
 次の日、隣のおっさんが死んでしもた…。
 
 一句:小噺で ホット温もる 冬の夜
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結婚詐欺

2010-02-21 04:31:30 | Weblog
 結婚詐欺と言えば以前は男性が女性を騙すのが一般的だったが、最近は女性が男性を騙す時代である。
 結婚詐欺に引っかかりやすい男性のタイプは、40歳を過ぎてもずっと独身で結婚願望がある人。今日のお客のT君はその条件に当てはまる。

 ママ「T君、結婚詐欺、気ーつけや」
 私 「大丈夫や、T君は財産がないで」
 客T 「現金ないけど、陰金(インキン)あるで。女が言い寄ってきたらうつしたるわ」
 私 「T君は大丈夫やわ。いんきん(慇懃)無礼やから、女が近寄らんわ」
 ※慇懃無礼(インギンブレイ)=表面は丁寧で礼儀正しいように見えるが、実は横柄で無礼なこと。

 一句:結婚を アセって騙され 冷やアセが
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かんビール

2010-02-20 06:16:55 | Weblog
 寒い日が続いているが、ビール好きのお客さんはそれでもビールを注文する。

 お客「ビール冷たいなあ。今日は特別に堪(コタ)えるわ」
 私 「カン(燗)しよか、ほんだらカンビールになるで」
 お客「缶ビールやったらええけど、燗ビールは飲めんで」
 私 「あカンか?」
 お客「当たり前やがな、カン狂うわ」
 ママ「もう、しょうもない事ばっかり言うて。よけい寒(サム)なるわ」
 私 「すまん、カンにんやで」

 一句:しょうもない ダジャレで寒々 寒ビール
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藻エネルギー

2010-02-19 06:06:12 | Weblog
 名古屋に出張に行ってるお客さんが来た。彼はとある大手自動車メーカーの関連企業に勤めている。そして、そこでは「次世代バイオ燃料」の研究に携わっているとか。
 バイオ燃料と言えばトウモロコシなどの穀物から精製されたものが注目を浴びているが、それらは「食料不足」「穀物価格の高騰」を招く上に、自然界にとっても「森林伐採」が急加速して環境破壊に繋がってしまっているという現象もおきている。
 そんな問題をクリアする「次世代バイオ燃料」として「藻」を原料にした燃料の研究開発は世界各地で推進されているが、彼の会社もその一端を担っている。
 メリットとしては
 ◇藻は繁殖が速く密集して生えるため収穫の効率が良く1ha当たりの産油量が多い。
 ◇食料が生育しない場所で生育可能なため、食料生産を妨げない。
 ◇油の抽出量が多い(単位面積当たりトモロコシの100倍以上)
 ◇既存のパイプラインが使える為インフラ整備の費用が安い。
 ◇生産・輸送工程でのCo2排出量が少ない。
 等が挙げられる。

 お客「藻は環境にも優しいのでこれからの燃料に最適や」
 私 「そうか、藻エネルギーはエコ時代のモー(申)し子やなあ」
 お客「藻が殆んど無い状態の水槽に、ある薬品を1滴入れると次の日には満杯になってる」
 私 「藻だけに繁殖がモーレツやねんなあ」
 お客「繁殖が早いし、1平方メートルで1リッターの燃料が出来るのでコストも安くつく」
 私 「売り出したらモーかってしょうないやろね」
 お客「それをガソリンの代わりに使うんや」
 私 「藻で作った燃料で車を動かす…、これがホンマのモーター・カーやなあ」
 お客「(ダジャレは)モー、ええって」

 一句:藻エネルギー 石油に代わって エコ・モード
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