精神一到を貫く

　今日、大相撲で白鵬が第69代横綱になった。そして伝達式で「精神一到を貫き、相撲道に精進いたします」と、口上を述べた。
　「精神一到」は中国の儒学書「朱子語類」に出てくる「精神一到何事か成らざん」の一節から引用したもので、精神を集中すれば、どんな難事も成し遂げられるという意味です。
　「自分の進む道に精神を集中し、夢を叶えるという思いで選んだ」と白鵬は云ったが、15歳で日本に来て7年目で頂点に立ったのもうなずける。
　これで二横綱はモンゴル人で占められた。日本の若い力士も見習って日本の国技を盛り上げて欲しい。相撲ファンとして少し淋しい。
　私は彼の言葉に触発され、新たな気持ちで「精神一到」を貫いて目標を達成したいと思っている。

べ、別人に…

年の頃は40歳。
昨日のカウンター席のお客が寝た。
ｚｚｚ…かなり酔っているいるみたいで熟睡。
ゆ～ら、ゆら。しばらくして体が揺れだした。
あっ、後ろへのけぞった時にカツラの前部がパカッと開いた。
そして前へうなだれた時にカツラがポコッとふさがった。
ギッチラギッチラ、舟をこいでいるので首の前後運動に応じてカツラがパカパカ開閉。
周りにいたお客の反応は…、ご想像に任せます。

彼が23歳位の時、酔っていたので駅まで車で送ったことがある。私は営業中で急いでいたので運転が荒かった。
急カーブを切った時に後部座席の彼がドテッと倒れた。次の瞬間、起き上がった彼をバックミラーで見た時に私はビックリした。
彼が“別人”になっていたのです。フサフサしていた頭のてっぺんが無くなっていたのです。カ、カツラが落ちたのです。
まだ若かったので、まさかカツラを被っているとは思っていなかった。さすがにその時は驚いた。

ヨットの進み方は？

　
　昨日、書斎(という程でもないが…)を片付けてたらある喫茶店のマッチを見つけた。20数年前に知り合いが店をするのでデザインを頼まれた事があり、その時のマッチである。
　デザインは素人ですが、勉強になるので4、5軒ほど頼まれたことがあります。
　見つけたマッチの店名は“まりん”。
　海をイメージした名前なのでヨットの絵を描いた。そして、向かい風の時はヨットはどうして前に進むのか疑問に思ったので、テーブル配置用にヨットの簡単な説明書も作った。
　私と同じ疑問や興味を持った方は話のタネに『ヨットの豆知識』を一読して下さい。
　
　※ヨットの豆知識　

新装開店？？？

　昨日、知り合いの居酒屋が新装開店だったので、私の店が始まる前に妻と行ってきた。
　新装開店というのに私達以外に4人のお客だけだった。まだ夕方の5時だからと思っていたが、私達が帰る6時過ぎになってもそれだけだった。
　以前は店を開けて暫らくしたらいつも満席だったこの店がこの状態では考えさせられる。
　メディアは景気が回復したとするが、居酒屋でさえこの様な状況では、景気回復は一部企業だけで世間一般は不景気はまだ続いているとしか思わざるを得ない。
　その不景気を払拭する為に店をリニュアールしたのにお客が戻らないのではムダ骨だったと同情する。
　同じ飲食業の私達、他人事ではないと不安になってきた。

言葉は心の栄養源。でも…

　早口言葉「隣の客はよく柿食う客だ」ではないが、「昨日の客はよく人食う客だ」った。
　私と同い年の彼は色んな本を読み歴史から文学までよく知っている。本だけではなく落語や漫才、映画もよく見ていて、とにかく言葉はたくさん知っている。
　それだけに会話の端はしに知識をひけらかし、イヤミに聞こえる時がある。そして話が止まらない。一方通行が多くこちらの話がすべる事もしばしば。
　彼が帰るといつもストレスが溜まるが、昨日は一言、「いつも自分の話ばっかり聞いてくれてありがとうな」と言った。
　私は「いえいえ、いろんな人の話を聞くのはタメになる。○○さんは言葉を良く知っているので勉強になるわ。言葉は心の栄養源や」と切り返すと「ホンマやなぁ、そう言うてもらうと助かるわ」と彼は安堵した。
　しかし待てよ＜褒めすぎて調子に乗られては困る＞と思い、「会話は一方通行ではなく、相手の話も聞きお互いに心を通わせて初めて言葉が生きてくるんやで」と付け加えた。
　確かに彼と話していると多少なりと知識が身につき心が豊かになる事もある。でも、いつものように4、5時間も話を聞かされると同じ話が繰り返され疲労の方が大きい。
　彼は自分本位の会話に感づいたのか、少し自重気味になり、「カラオケでも唄うわ」と気分転換をした。

思い込み

　昨日の夕方、DVDを返しにビデオレンタル店に行く途中、ジムの前を通るので立ち寄った。無いと思うが、一応念の為に水泳パンツの事を聞いてみようとカウンターで尋ねてみた。
　すると一昨日、ロッカーで忘れていて届けられていた。帰宅後、妻に「ジムにあったで、昨日、脱水機の中で忘れてたワ」と伝えた。妻は呆れていた。
　そういえば以前も2回ほど更衣室で水泳パンツを脱水機にかけている時にジム仲間に話しかけられ、うっかり忘れて帰った事がある。その時は家で干す時に気が付き直ぐに取りに戻った。
　しかし一昨日は確かにシャツとかタオル、水中メガネ、キャップと一緒に水泳パンツを干した記憶がある！と思っていた。そう思い込んでいたのである。
　そして風で飛んだとか下着ドロボーが入ったとか詮索し、妻にあちこち捜してもらったり、不安にさせたりとかで迷惑をかけた。
悪い、悪い。ボケ老人を許せヨ。

五月のミステリー

　今日は11時前に起きてジムに行きエアロビクスをした。ステップの時はなんとかついていけたが手の振り付けをつけると難しかった。まあ、ボケ防止にはいい刺激になる。
　そしてマシントレーニングをこなしてから、いつものようにプールに行こうと着替えをしていたら、バッグの中に水泳パンツが無いのに気が付いた。
　プールは諦めて帰宅して水泳パンツを探したがどこにも見当たらない。風で飛んだのかな？でも一緒に干したタオルとかキャップはあった。
　妻に聞いたら「昨日、洗濯物を取り入れた時に水泳パンツはなかったヨ」と云った。昨日、確かにジムから帰ってからベランダに干したのに…。
　妻は「下着ドロボーが入ったのかも？ベランダに入りにくいように対策をしなくては」と不安がった。
　それにしても不思議なことがあるものだ。

光が見えてきた

　阪神タイガースの杉山投手が完封勝利をした。チームでは今季初めて9回を投げきった。完投する投手がいなくて中継陣にかなり負担をかけていただけに彼の完投は頼もしい。
　そして不振が続いていたシーツが2本のホームランを放ち完全復活を遂げた。また、将来の四番バッター候補の桜井がプロ2試合目で初ヒットを打った。
　投打に光明が差し、阪神タイガースの今後の展開が楽しみになってきた。
　もう一つ(明日の横浜戦)勝って交流戦で盛り返そう！

6時オーバー

　今朝は久しぶりに6時半まで仕事をした。昨日の20時から10時間半、休憩無しでずっと立ちっぱなしだった。
　若い頃は勢いで朝の9時まで店を開けた事があり6時過ぎの閉店はザラだったが、さすがに59歳のおっちゃんにはキツイ。
　それも6時過ぎに「遅うまで悪かったな」と二人が帰ったのに、Kさんだけが勘定を済ませているのに帰ろうとしない。
　身体がクタクタなうえに仕事への緊張の糸が切れ、早く家へ帰りたいと思っている時にダラダラと粘られるのは精神的にも参ってしまう。
　私達が片づけをしていても、あーや、こーやと話しかけてくる。愛想で返事していたが心の中でだんだん「ええかげんにしてや」と煮え繰りかえってきた。
　しかし顔で笑いながら(心で泣いて)帰るように促す。「因果な商売やな」と思いながら…。
　Kさんは6時半にようやく腰を上げた。それでも玄関先で振り返りながらまだなんやかんやと喋ってきた。
　「しつこい客は嫌われるで！」
　と本人には云えなかったが、そう思った。だって暇な時はこういうお客さんでも助かるから云いたくても云えない。
　今朝は7時半くらいに寝たが10時半に目が覚めた。足がジンジンしてその後が眠れない。疲れすぎても眠れない。3時間では寝不足だ。

　今日は店で寝てしまいそう…。

F1「S・アグリ・ホンダ」入賞！

　自動車レースの最高峰、F1世界選手権シリーズ弟4戦・スペイングランプリで「スーパーアグリ・ホンダ」の佐藤琢磨が8位に入賞した。昨年の初参戦から22戦目での初のポイント。
　「S・アグリ・ホンダ」は純国産チームとして鈴木亜久里が代表を務め、日本のファンにロマンと希望を抱かせている。私も立ち上げの時から期待を寄せていただけに嬉しかった。
　潤沢な資金を誇るメーカー系チームに対し「S・アグリ・ホンダ」のような独立系チームは予算的には苦しいが、全員一丸となって力を合わせて巨大な力に立ち向かって欲しいと思う。