ひげマスター・ciciありむらのおとぼけ日記(ブログ五七五) 

好奇心旺盛!趣味はHP作成、カラオケ、似顔絵、ギター、映画、作詩、etc。特技はスナック芸

指定席

2010-03-31 06:57:32 | Weblog
 お客さんで「隅っこがええ」「カウンターのコーナーが好き」「カラオケが唄いやすいテレビの近い所がいい」等、座る場所にこだわる人が時たま見かける。今日のお客さんはいつもカウンター内が見える場所に座る。

 私 「何で、いつもそこに座るの?」
 お客「ママの脚(アシ)が見えるからや」
 私 「俺のんアカンか?いつでも見せたるで」とズボンの裾を捲った。
 お客「やめてーや、酒がマズなるわ」
 私 「そやけど、その席が空いてなかったらどうするのん」
 お客「その時は仕方がないわ。空いてたらどこでも辛抱するわ」
 私 「ほんだらトイレで飲むか?あそこやったらいつも空いてるで」
 お客「やめてーや、臭(クソ)おて飲まれへんわ」
 私 「カウンターの中で飲みや。自分で飲んだ分を伝票に付けて払(ハロ)たらええねん」
 お客「立ち飲みじゃあるまいし何で立って飲まなあかんのん。アホな事を言いなや」
 私 「退屈な店やから、こう言う笑いもいるやろ」
 お客「面白がってんのはマスターだけやん」

 一句:落ち着いて お酒が飲める 指定席
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Missing

2010-03-30 05:58:23 | Weblog
 男性客が久保田利伸の“Missing”をしんみりと唄った。
 傍に居たいつも面白い事を言う女性客が神妙な面持ちで「私、この曲で2回泣いた」と言ったが、いつものジョークと思い皆んな無視した。

 女性客「ムッシ(無視)ングか~」
 私  「家に帰ってミッシングでも掛けときや」
 女性客「なんでやの?」
 私  「カタカタとミッシンングの音を聞いたら腹のムッシ(虫)ング゛が治まるで」
 女性客「ちょっと無理があるね、マスターのダジャレは」
 私  「アカンか、ミッシングのダジャレの評価はナッシングか」 

 一句:ミッシングの ダジャレの評価は ナッシング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

洗濯機が脱水不能!

2010-03-29 04:36:27 | Weblog
 妻が「最近、洗濯機の調子が悪いなと思てたんやけど、昨日、とうとう脱水が全然出けへんようになったわ。そろそろ買い替えよか」と言った。
 洗濯物を見ると確かにビショビショで脱水が出来ていない。脱水ボタンを押すと直ぐにエラーになる。
 頃合いよく、ミドリ電化の『決算セール』のチラシが新聞に折り込まれていた。
 「もう10年以上もなるし、しゃーないなあ」と思いつつ、「どうせ下取りに出すんやったらいっぺん、いじくってから出そ」と思った。
 脱水不能の原因をインターネットで調べたら、「ドラムの隙間に不意に落とした靴下が絡んで回らなくなった」とか「ベルトが緩んでエラーになった」とか書いてあった。
 洗濯機の前板や上板を外してチェックしたが絡まったモノが無いし、ベルトも無かった。念の為に洗濯機を倒して底を見るとベルトがあり緩んでいた。
 しかし、狭い場所にボルトがありスパナが簡単に届かない。また10年以上の代物なので簡単にボルトを緩められない。四苦八苦したがベルトを張る事が出来なかった。
 せっかく時間をかけて苦労したのにこのままで終わるのは悔しい。「何とかベルトを張る方法がないか」と考えた末の答えはベルトを回す2個のファンプーリの溝にガムテープを巻きつけてファンを張る方法だった。
 手を施してから試しにビショビショの洗濯物を脱水したらうまくいった。プロでは考えつかないこの方法は簡単でまた緩んだ時に出来るので当分はこれでいこうと思った。

 一句:捨てる前 も一度見直そう リサイクル
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妊娠腹

2010-03-28 05:35:49 | Weblog
 30代後半のビール好きの男性客、近頃めっきりお腹が出てきた。

 私 「えらいお腹出てきたな」
 お客「分かるか」
 私 「見たところ臨月やな。誰にはらまされたん?」
 お客 「ビールに!」

 一句:ビール腹 見た目は妊娠 10ヶ月
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柿食えば~

2010-03-27 06:09:19 | Weblog
 愛媛県出身のお客さんが来たので正岡子規の話をした。

 私 「愛媛の松山言うたら正岡子規の出身地やなあ」
 客A「正岡子規は俳句の雑誌『ホトトギス』を創刊して俳句の世界に大きく貢献した人や」 
 私 「正岡子規の有名な俳句は、柿食えば~鐘が鳴るなり…」
 客B「キンコンカン!」
 私 「面白い!そやけど正岡子規の下の句は“法隆寺”や」
 客A「でも、柿を食わへんかっても鐘は鳴るで」
 客B「うん、それもそうやなあ」
 私 「警察官が俳句を作ったら、“ガキ食えば 児童買春で 勾留し”やなあ」
 客A「子供を食ったらアカンがな。他にないか?」
 私 「柿食えば 句(ウタ)を詠むなり 風流人」
 客A「うまい!」
 私 「え、そうか?」
 客A「柿を食うたらや。俺、柿は大好物やねん」

 一句:柿食えば 金がいるなり 果物屋
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

炊飯は…

2010-03-26 05:22:31 | Weblog
 お客のK子さんの中二の娘さんは炊き立てのご飯しか食べないので1日2回ご飯を焚くとか。

 私 「1日2回もご飯を焚くの?面倒やなあ」
 K子「慣れたらそうでもないで」
 私 「俺とこ、ご飯を焚くのは1ヵ月に1ぺんやで」
 K子「ええ~っ、1ヵ月にいっぺん?」
 ママ「違うで、マスターはオーバーに言うてるんやで。ホンマは1週間に1ぺんやで」
 K子「それでも1週間に1回?それでいけるの?」
 ママ「1週間分にタッパに小分けして冷めたら冷蔵保存。食べる時にチンして食べるねん」
 お客「へえ、味は大丈夫なん?」
 私 「チンして食べるからチンミ(珍味)かなあ」
 ママ「なんでーな、いつも美味しい言うて食べてるやん!」
 私 「そうやな、チンしても味はいけるで…。というように(嫁に)馴らされてるんかな」
 お客「ママ~、ちゃんとしたらんなアカンやん」
 ママ「よきにはからえヨ~」

 一句:炊飯は レンジを活用 合理的に
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ABC『今ちゃんの実は…』放送part2

2010-03-25 06:29:20 | Weblog
 去年の7月に続いて今日の夜11時過ぎにABC放送で私が出演している『今ちゃんの実話…』を放映した。
 今回はスナック芸は少しだけで、新企画のローションプロレスへの出場依頼が主な目的だった。
 私は出るかどうか迷ったが、腰の具合が悪かったのと、妻の「やめて」の一声で断念した。
 店では殆んどのお客さんがローションプロレスを期待していたので、それ以来、心の中で「腰が悪かってもとりあえず行けばよかった」と「行かなくてよかった」の思いが交錯していた。
 でも、放送後の「面白かったで」「よかったで」のメールや電話を多数いただいて、気持ちが吹っ切れました。

 一句:喜びの メール受け迷い 吹っ切れる
 YouTube http://www.youtube.com/user/ciciarimura#p/a/u/1/B-0QUi1dM-g
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熱き思い

2010-03-24 03:15:09 | Weblog
 60過ぎの男性客Aさんは同年代の女性客K子さんに熱き思いを寄せている。

 私 「昨日、K子さんが来てたで」
 客A「ほんまかいな、昨日来たらよかったなあ。残念!」
 私 「ほんま、惜しかったなあ」
 客A「俺のこと、何か言うてなかったか?」
 私 「ああ、言うてたで」
 お客「えっ、何て?」
 私 「K子さんが『Aさんのこと、好きや』て…」
 客A 「言うてたんか?」
 私 「言うてなかったわ」
 客A「あーぁ、ポテチン」
 私 「ほんまは、話題にも上って無かったわ」
 客A「なんや、喜ばせて…。おっこるで!」
 私 「まあ、そう怒りなや。気持ちが熱すぎるから直ぐに引っかかるねん」
 客A「嫁さんと別れて以来、初めて心がときめいた女性やからなあ」

 一句:老いらくの恋 初恋のように 熱く燃え
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『今ちゃんの実は…』放映日の報告!

2010-03-23 05:31:06 | Weblog
 今日、暇でボケーっとしていたら朝日放送のディレクターから、「先日、(吉本新喜劇の小籔千豊君と)貴店へ収録にお伺いした時の映像を24日水曜日午後11時17分より『今ちゃんの実は…』で放映します」との電話がありました。
 その電話でふさがりかけていた瞼が全開し、収録時の内容を振り返った。
 今回は肝心のスナック芸はあまり自信が無くどのように編集されているか不安ですが、商売柄、“笑われてなんぼ”でやってきてますので、ある意味面白いと思います。
 時間のある方、暇な方、退屈しのぎに見てやってください。
 24日水曜日午後11時17分『今ちゃんの実は…』です。

 一句:大阪人 本務がダメでも 笑いでフォロー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お食い初(ゾ)め

2010-03-22 05:38:51 | Weblog
 今日は妻の姪っ子の赤ちゃん『お食い初め』に参加した。私達夫婦を含め総勢13人で祝った。
 お食い初めは赤ちゃんの成長を祝い一生食べ物に困らないようにと願う、平安時代から伝わる儀式だそうだ。
 生後約100日目の蘭丸君の前のお膳には鯛・蛸・筑前煮・酢の物・お吸い物・香の物・すまし汁・赤飯が並んでいた。
 今日の蘭丸君は機嫌がよく「ア~」とか「ウ~」とか何かを喋っている。
 妻が「アンタみたいやなあ」「なんで俺みたいやねん?」「アンタはいつも家では大平総理みたいにア~とかウ~しか言えへんやん」
 確かにそうかもしれん。
 蘭丸君を抱いた妻は姪の姉妹と区別する為に「可愛いなあ。大叔母ちゃんやで、よう憶えといてな」「生後100日くらいの赤ちゃんに大きい叔母ちゃんも小さい叔母ちゃんもわからへんで。それに憶えられへんわ」
 ちょっぴり返してやった。
 私は蘭丸君を抱いていたら姪の旦那が「蘭丸、おっちゃんに勝ってるなあ」「何で生まれてきたばっかりの赤ちゃんに俺が負けるねん」「蘭丸、髪の毛がフサフサやん」
 返す言葉がなかった。
 赤ちゃんの為の儀式だったが、後は大人達の酒宴に移り変わり終盤は私のスナック芸を披露したり、姪の旦那達に挑戦させたりして宴を盛り上げた。
 
 一句:食い初めの 儀式後の酒宴に 主演する
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする