イタリアまるかじり

料理を通じてイタリア文化探検する。

バレンタインデイ、シェフの店新装開店

2007-02-15 19:14:28 | その他
2月14日(水)
 午前中にフランチェに郵便局に荷物5個運んでもらい、東京に4個、カラブリア
 に1個配送。彼女がいなければてつずき大変、感謝。
 昼食はLa Cinquantinaで、ジャコモが珍しくミートソースのラグー入りパスタを
 用意,味よし。昨日の昼はフランチェが私だけの為の昼食;ポルチーニ茸がたく さん入ったクリーミーーなパスタ(きしめんをちじらした感じ)とイノシシとコ たまねぎを甘く煮込んだ一品を調理、ワインはトスカーナの99年ものの赤で
 ビロードの舌触り。(このワイン4日がかりで飲み干した)至福のとき。
 夕刻、日本からの昆布、そのほかをしわけして一部を和世さんに、そしてシェフ の新レストランに持参。
 シェフのレストラン(彼の故郷CECINA から25分)
 写真はシェフの新レストランの開店時のメンバーでマウ
 リッツオモ参加、真ん中は19歳のカミリエレのダニエラ、他に洗い場の女性。
 ここは60人以上収容できるホテルの中にあり、テニスコート、プール、4ホー ルだけのゴルフコース、会議用の部屋など今はやりのアグロツーリズムの宿舎
 畑の中にある。来客用だけに細々と営業していたレストランを時間かけて手直し
 していくとの事。
 弁護士や医者などのカップル10名が夜9時ごろ集まって12時過ぎまで
 食事し談笑していた。
 小生はシェフのゲストとしてまたしても食事代は取らなかった。

ようやくパソコン稼動

2007-02-14 01:09:01 | その他
2月13日(火)
約1週間の空白で特別な記憶を頼りに。
11日(日)ーー最後の奉公
 ジャンルーカ校長が生徒8名連れてLa Cinquantinaに昼食を食べにやってきた。
 食後私の奉公先「Taberna Kerkyra」が2,3月の限定で内定し、その後は
 モンテカチーニの五つ星ホテルのレストランの予定。(このホテルは11月ー
 3月休みなので変則となる)
 「Taberna Kekyra」はsイタリアを長靴として親指あたりでシチリアが眼前。
 名前はギリシャ系なのはシェフの母親がギリシャ人のため。
 16日(金)ナポリで一泊し、あの水牛のモッツアレラチーズ入りのピザ
 マルガレータを食べるのが楽しみ。
 17日(土)ナポリからレストランのあるBAGNARA CALBRAに到着予定。
11日(日)夜
 シモーね、和世さんと彼女のお母さんも食事に来られ、シェフともども
 日本での話題に尽きることなく過ごした。
 この夜がシェフ最後 の仕事、そして私も。その夜は淡々と過ぎていった。
写真はアーモンドの花、本来4月の花だが、2月初旬から咲いている。

2月6日

2007-02-07 02:47:01 | その他
2月6日続き(月)
ソムリエのモアウリッツオ夫妻とバールで偶然出会う、奥さんは3-4ヶ月の身重もらしい。
彼は他の店でソムリエをやるかたわら、トスカーナのガイドを立ち上げた。
ご興味のある方ご連絡ください。

TUSCANY TASTE TOUR
MAURIZIO MANCINI

VICOLO SAN GUIUSEPPE,7
57023 CECINA (LI)
TEL: +39347.6589132 +39 0586.631706
FAX: +39 0586.632019

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La Cinquantina との別れが近い。

2007-02-07 02:15:17 | その他
1月4日(日)
レストランは夜は来客なし、シェフは雑誌をひとかかえ持ってきた。
パリやこの店での記事、シェフの名前のついた料理の紹介などが載っており、
大事そうに持ち帰った。8年間にわたりこの店で働いてきたこと感慨深い。
1月5日(月)
シェフの運転でルッカの学校へ、私の今後の奉公先などジャンルーカと話合う。
4月からモンテカチーニにある五つ星のホテルのレストランを勧める。
この店のシェフは2-3度学校にも来た。このホテルレストランも遠足で見学、2,3月は休みなのでその間南のナポリあたりでの研修希望。翌日の連絡待ち。
学校では私の次の期の研修生6名と他の外国人2名が昼食を用意してくれた。
1月6日(火)
ジャンルーカからBAGNARA CALABRAにあるTAVERNA KERKYRRAを薦められた。
イタリア最南端でシチリアのメッシーナは目の前にある。
カラブリア州ではもっとも高い評価、オーナーシェフの母親はギリシャ人で
ギリシャ料理の影響ある、魚料理中心の店。
ここになりそうだが最終連絡は週末。cecinaからは電車でナポリまで5時間、更に5時間の10時間かかる。飛行場があるので飛行機の移動になるか?


2月2日リストラ会議の様だ。

2007-02-04 09:44:26 | その他
2月2日(金)
レストランはオープンとの事でしたが、昼食をまかないを食べた後、客は来ない。
このレストランの役員らしき人2名がシェフやカメリエのアレーと何やら
話していた。シェフが私にここを辞めることになった事,新しいシェフがなかなか
決まらない事、など説明し申し訳なく思っていると話した。
シェフと2月5日(月)にルッカのジャンルーカ校長に会い、私の次の奉公先、
シェフからそのいきさつ及び東京報告する予定。
シェフは彼の故郷のホテルレストランの運営を2月15日からする予定で、最終的にこのレストランのだれを連れて行くかはっきりしない。多分フランチェとモリッツオ。
明日の仕込みの為7時ごろまで働く。夜はレストランは閉める。

2月3日(土)
今日は朝から夜のパーテー60めいの仕込みで大忙し。
リゾットで野菜のブロードとマグロの卵巣の干したものを隠し味にした一品は
旨い。葉巻と灰皿、マッチをあしらったユーモアあふれたチョコレート仕立ての
ドルチェは楽しく、厨房に客の笑い声が聞こえてた。
現在夜中の1時半、1時に仕事終了で久しぶりに仕事をさせて貰った。
出来ればこのシェフと気心もしれてきて、残り半年仕事を教えてもらいたいが難しそうだ。

時間が過ぎてゆく。

2007-02-02 17:44:32 | その他
1月30日(火)
 ウッチーとPISA、LUCCA早足で見て、分かれる。
1月31日、2月1日
コインランドリーで洗濯、床屋に行く。
成田飛行場で購入した本2冊読む。
(1)「風の男白州次郎」新潮文庫 青柳恵介著
 日本国憲法誕生の現場で占領軍相手に一歩も退かなかった男。
 美意識と行動力が凝縮している魅力的な個性の男の人間像。
 正子夫人も魅力的な人で、一読の価値あり。
(2)「外交敗戦 130億ドルは砂に消えた」新潮文庫 手島隆龍一著
 湾岸戦争で日本は巨額の出費をしたにもかかわらず、クエートの感謝リストに載 らず、世界から冷笑された。戦略なき経済大国を描く。「ウルトラ ダラー」
 の著者で9.11当時NHKワシントン支局長。  
 その後イラク戦争そして昨年12月にフセインは死刑執行された。
 お勧めの一冊。
こんな本読む暇あったらイタリア語の勉強しろとの声が聞こえてきます。
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写真なし。