今回もバードウオッチング歴25年のK氏の案内で探鳥会に参加。
歩天組では山とヨットの達人で元TV局のY氏も参加。彼は山荘を持っていて、そこに集まる鳥たちにおおいに興味を示し最近の野鳥の会には常連。
コース :東青梅駅→大塚山公園→風の子・太陽の子広場→尾根道→根ヶ布休耕田(鳥合わせ)
「青梅永山探鳥会」主催で25名参加し、29種の鳥を数え8時30分に東青梅集合し12:30分解散。
この日は9.4KM歩く。
生物好きの小生にとって素晴らしい出会いがあった :
1.「モリアオガエルと白い粘液とおたまじゃくし」
産卵・受精が行われると同時に粘液が分泌されるが、この粘液を集まったオスメスが足でかき回し、受精卵を含んだ白い泡の塊を作る。直径10-15 cmほどの泡の塊の中には黄白色の卵が300-800個ほど産みつけられる。泡の中では複数のオスの精子が雌が産んだ未受精卵をめぐって激しい競争を繰り広げると考えられており、モリアオガエルの精巣の大きさが際立って大きいことの原因と推測されている。泡は表面が乾燥して紙のようなシートとなって黄白色の卵塊となり、孵化するまで卵を守る役割を果たす。
一寸分りずらいかも知れないが、白いのが粘液でその下に緑色の「モリアオガエル」が緑の葉の上にひっそりといた。
「モリアオガエル」とは初対面、既に卵は孵っておたまじゃくしとなって池の中の様である。
もうひとつ白い粘液が壊れて浮いていた池におたまじゃくしが泳いでいた。
2.「ウスバシロチョウ」
目の前をスーッとゆっくり横切った。小学校5年の時小樽郊外の朝里温泉近くで亜種の「ヒメウスバシロチョウ」が群生してゆったり乱舞していた事を想いだした。
その時周りには誰も居なく、幻想的な風景に感動した。
下記はK氏のサマリー ;
「サンコウチョウの声は1回聞けました。キビタキは数箇所で囀り、姿も見ることが出来ました。
最後に2羽のハチクマが飛翔するのを確認できました。2羽のハチクマは雌雄なので奥多摩で繁殖するかも
知れません。
ハチクマの渡来は夏鳥としは遅く、ゴールデンウィーク頃から渡来します。ハチ(クロスズバチなど)の他に
昆虫類、カエルやヘビなどの両生類、爬虫類もたべます。8月にヒナは巣立ちし、10月中旬には渡去します」
小生にとって「ハチクマ」は初めて、なかなか今日の様にまじかにみられないとのこと。
女性のリーダーが丁寧に説明してくれた。(写真の背中のひと)