ラ・チンクアンテーナ（０６年１０月ー０７年１月）

写真は０６年１０月ー０６年１月まで奉公していた「ラ・チンクアンテーナ」はピサから車で４０分ぐらい南の海岸の「チェチナ」郊外にある。残念ながらこのレストランは０７年の一月に閉店、その後再興した話は聞かない。それで私は南イタリアの「ケルキア」に移動。チンクアンテーナとは５テーナでテーナは土地を測量するときのこの地方の単位のこと。このレストランは広くゆったりしており、トスカーナのワインコレクションの多種多様が有名。チェチナ市、銀行、ファンドの３グループが経営、こんもりした森の中に博物館、音楽学校、野外音楽ホール、そしてこのレストランがあり大好きな空間でした。シェチナ市内には「旅行代理店」も経営、先程のマルチナが働いている。小生のブログご参照下さい。

ウンベルトシェフ、ビスコンテイの映画

写真は０５年１１月、マルチナ（ウイーンの大学生で、旅行代理店に勤務。名古屋万博にオーストリアパビリオンに半年勤務）
シェフのウンベルト氏小生より１０歳若い、彼はロンドンのレストランに働いていた事もあり英語は堪能。夜な夜な映画談義、パリのレストランでシェフをしていた頃クラウデアカルデナーレが一週間毎晩彼の料理を楽しみにやってきたことや、マルチェロマストロヤンニの葬儀に出た事などと、ビスコンテイの映画の面白さ、ホモセクシアルであった監督のこと、そのゴシップを見てきた事のように話す。若き日の塩野七生も監督の助手をしていたことがあるらしい。小生はビスコンテイ作品は「家族の象徴』「ベニスに死す」「山猫」だけしか観ていないので他も観て見たい。

26日薬学同期で忘年会

１２月は「ひょうたん茶屋」で３回目の忘年会。
年末押し迫っていることや他の飲み会があったりで人数は６名。
一人が入社時の会社のまま役員をしてる以外は、退職後薬剤師や薬業関係、小生の様に年金生活者などオフタイムに入っている同期が多い。
外は今年一番の寒波だが、酔って札幌の同期の女性に電話したりでやんちゃジジイ
の２００８年は暮れていく。

黒澤明の映画

写真は小生の奉公先であった「ケルキア」のレストラン内。（2006年2月ー8月）
シェフ、シェフの妹ローズビータも大の映画好き。黒澤作品のファン。
NHKのBSで黒沢作品特集があり、「影武者」「乱」「夢」「まあだだよ」を鑑賞。
どれも魅力的だが、「乱」はあまり好みではない。
「どですかでん」はドイツのヂュッセルドル駐在時代にTVでドイツ語の吹替え版を観て、翌日秘書と感想を話したが、小生のドイツ語が稚拙な為か、解釈に誤解が多かったと痛感した。ドイツ語に吹替え不可能な「なむみょうほうれんげーきょう」
等日本語をそのまま使用していた箇所多かったのが印象。もう一度観たい。

「まあだだよ」

写真は厨房内、小生は左端が持ち場で各種サラダをトレイに入れて準備。ここでは火は使わない。
シェフは右奥から指示をする、私が「もういいかい？」シェフ「まだだよーーん」と日本語が飛びかう。
このレストランは、醤油、しょうがも使う。おばあちゃんはギリシャ人でコルフ島出身、店名は「ケルキア」コルフ島の旧名。セカンドシェフはユーボー（ブルガリア人）と多国籍。
今夜もBSで黒澤作品「乱」を観る予定。

まあだだよ

写真は一昨年の５月にイタリア本土の南端バニャーラ（シチリア島が見える位置）の丘にある「フルビオ」シェフの自宅。レストランの名前は「ケルキア」－ギリシャのコルフ島のこと、小生はこの店で半年修行。シェフは日本の映画も詳しく、黒澤作品もほとんど観ていて内田百をモデルにした「まあだだよ」も観ていた。
厨房で私がサラダの準備をしてシェフの指示を待っていると「まだだよーん」とシェフ、間をおいて私が「もういいかい」この掛け合いを思い出す。現在NHKが黒澤作品の特集をしていてこの作品も近日中にTVに現れると思います。
百との師弟愛をユーモラスに描いた作品で、必見です。

１４日T氏邸の神棚

写真,神棚がついていた、又嵌め込みしきの仏壇もあった。
千葉や関東他日本の古い家屋では似たようは作りを何度か見ました。

１４日T氏邸

写真は居間です。
まだ住んで一ヶ月、これから家に手を加えて行くのでしょうが、T氏の人柄かこぎれいに感じた。

１４日T氏邸訪問

４LDKはあり、独身のT氏には広すぎるらしい。T氏は銀行員から、海外青年協力隊
そして今年から介護師の資格とり、鴨川で活動開始。T氏は王国の「ヨン様」と言われているハンサムガイ。

１４日T氏邸訪問

I氏邸の後、先月から鴨川駅の近くで賃貸で２万円/月でT氏が借りている家を会員のAさんと訪問。３０年前に建築し、この１０年人が住んでいない家を借り、庭はうっそうとささ竹が生えていたのを何とか伐採。
庭にネギも植えている。