西園寺由利の長唄って何だ!

長唄を知識として楽しんでもらいたい。
軽いエッセイを綴ります。

長唄協会演奏会

2009-07-03 | 仕事関係
今日は国立劇場小劇場で長唄協会の夏季演奏会がありました。
各派の出し物が23番出ました。
しかし、7時過ぎには終わるという、理想的な構成でした。

私は「楠公」と、お囃子出曲の「桜狩り」を弾かせていただきました。
「桜狩り」は幕末(1851年)に作られた曲なのですが
この所、あまり演奏会に出ておらず、
私も久しぶりに弾かせていただきました。

長唄の曲は、時代によって流行、廃りがあり、何かのきっかけで
廃れていた曲が盛り返すということもあるのです。
この曲もそうなってほしいと願います。

「楠公」のスナップです。
タテ唄の今藤美知さんとの2ショット。
回り舞台ですので、後ろで(つまりは正面で)演っている「越後獅子」
の終わるのを待っているところです。
私はライトの熱気で指が湿らないようにせんすで扇いでいます。


次は全景。
お囃子が5人。唄が4人、三味線が4人の編成です。
上段手前から4人目が私です。


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tea breaku・海中百景

何んだか今日もお呼びじゃないのう。
和尚