西園寺由利の長唄って何だ!

長唄を知識として楽しんでもらいたい。
軽いエッセイを綴ります。

2018-01-22 | 泣けます、長唄
きょうは予報通りの大雪でしたね。

家の中にいて外を眺めている分には雪は好きです。
誰も通らない場所に積った雪に、自分の足跡をつけて歩くのも好きです。

しかし、巷の現場はどこも大変で
災難にあわれた方はお気の毒なことです。
 

        
     
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪

2016-05-09 | 泣けます、長唄
きょうは大阪です。
時々は天王寺の都ホテルの前にある、阿倍野ハルカスの地下食料品売り場で
何やかやを仕入れて部屋に入ります。

テレビを見ながらの部屋食もいいものですよ。

    夜8時半までやっています。
    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

十六利勘その6

2016-04-02 | 泣けます、長唄
歌川国芳(寛政9~文久元・1798~1861年)の浮世絵
「妙でんす 十六利勘」(弘化2・1845年)をもう一つ。
タイトルは「迷者損者(まようはそんじゃ)」

     

書き入れを見てみよう。
「十六りかんのかんじく(巻軸・末尾)を まようはそんじゃと申しまする
 この十六のそんじゃ つまる所は おのれおのれが一心より いずるなり
 一心さえ正しければ なに事もなし なに事もなければ くろうもなし
 くろうもなければ あんじる事なし
 まよえば悪女も びじんとみえ 
 ふんどしの ほしたのも ゆうれいとまちがえ
 よくにまよえば まいごふだ(迷子札)も こばんとみえ 
 たくあんの こうこう(香香・つけもの)をみても こばんを おもいだし
 へびがいても こしおび(腰紐)かと おもい
 ひきがえるがいても さいふかと おもい
 ゆきがふれば これが こめ(米)か しお(塩)ならよかろうなぞと 
 つまらぬことを おもい
 じさん金(持参金)がつけば かさね(累・醜女の称)も小町(美人の称)とみえ
 かる石づら(あばた顔)も なり平(業平・美男の称)とみえる
 これみな よくの まよいなり
 利よく しきよく(色欲)にまよえば そのみを はたし(破滅)
 いなかみちに まよえば 狐にばかされ
 子ゆえに まよえば よるのつるべずし(鮎鮨)をかいたくなり
 ○からにまよえば 目うつりがして いけず
 かがみにむかいて わらえば わらいがおうつる
 これ おのれが心がうつるなり
 心がまよえば 目にみるものも まよってみえ
 まようことなければ そんをするきづかい(心配)なし
 ほとけも おにも わが心より生ずるなり
 ゆえに かいらいし(傀儡師・人形遣い)のにんぎょうをもって
 このどうりを よくさとるときは なに事もめでたく
 とかく まよいは そんじゃと おしえたまう
 うたに
 ゆくすえが かがみにうつるものならば 娘さかりも しわくちゃばばあ
 なんと このとうり まよいっこなしだよ」
 
「十六利勘の巻軸」とあるから、これが十六番目の絵と分かる。
 鏡を見ている娘、鏡にしわくちゃばばあが映っていたらびっくらだ。
 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芸者

2015-07-03 | 泣けます、長唄
これは磯田湖龍斎(1735~1790・享保20~寛政2年)の浮世絵
「風流芸者姿八景・落雁」だ。
制作年月日は不詳とされているが、1日の絵と同じシリーズなので
恐らく1773ー75(安永2-4)年だろう。

芸者二人が三味線の支度をして、これから座敷へ行く所か。
どちらの芸者が八重さんか分からないが、題には八重の文字が見える。
    
  
二梃とも皮に黒の点が4つあるので、ネコの皮か。
この三味線には不思議なことに、根緒(ねお)がない!
根緒は糸を締めるのに必要なものなのだが、
これを見ると胴に二つの穴を開けて糸を結わえている。
今まで気がつかなかったが、この時代にはこういう三味線があったのだ。
胴に穴があいていると当然音は小さくなる。
あちこちの座敷で三味線を弾いても、お互いにうるさくないということか。

     オレンジの部分が根緒だ。
     

    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かわいい!姉妹

2012-11-23 | 泣けます、長唄

きょうは寒いなか、
白井さんが可愛い、可愛いお孫ちゃんを連れて
お稽古に見えました。

なんて可愛いんでしょう!
お姉ちゃんはともかく、妹のゆなちゃんの成長振りにはびっくりです。
もうこんなに大きくなりましたよ。

姉妹で同じ格好をして、
おばあちゃまも可愛くてたまりませんよね。


さゆちゃんがよく妹のめんどうをみるのですって。
なかよし美人姉妹、これからどんどん楽しみです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする