西園寺由利の長唄って何だ!

長唄を知識として楽しんでもらいたい。
軽いエッセイを綴ります。

芸者

2018-04-30 | 浮世絵
これは魚屋北渓(ととやほっけい・安永9〜嘉永3・1780〜1850年)
の浮世絵だ。北渓は北斎の門人。

タイトルは「人物十番続」
制作年は不詳で、江戸末期とある。

三味線箱を背にした芸者、盃も見えるからお座敷き中か。

    

書き入れは
「さく梅の 花もやらばや はりあけて
 声よくうたう 鶯の家
 柳絃亭唐琴」

来た〜

2018-04-29 | プライベート
「高齢者用肺炎球菌予防接種」、というのが届きました。

65才を過ぎると届く、というのはテレビの広報で知っていたのですが、
実際に届いてみると、ショックですね。

気持ちは昔と変わらないのに、社会的には立派な老人です。

やれやれ…
    


3人きょうだい

2018-04-28 | プライベート
きょうは白井さんが、娘さん家族と一緒に見えました。

娘さんはさゆちゃん、ゆなちゃんのママです。
きょうは3人目の坊や、優翔(ゆうと)クンも一緒でした。
10ヶ月だそうです。

この子もメチャ可愛い!

    さゆちゃん(右)は小学2年生、ゆなちゃんは1年生になりました。
    二人ともゆうとクンを猫かわいがりです。
    

三味線屋

2018-04-27 | 浮世絵
これは三味線屋の見世先を描いた絵だ。
版画ではないので肉筆浮世絵というべきか。

三味線屋が三味線を弾いて、張った皮の調子を見ている。

手前左の白装束の男は住吉検校というらしい。
男衆が背に負うつもりなのだろうか。

中間を連れた武士に頭を下げているのは店の男衆か。
「古近江の作れる云々、」とあるので
検校のお供で来た武士が、三味線を註文しに来たのだろうか。

    

ひきぞめ

2018-04-26 | 浮世絵
これは魚屋北渓(ととやほっけい・安永9〜嘉永3・1780〜1850年)
の浮世絵だ。北渓は北斎の門人。

タイトルは「花園番続 ひきぞめよし」
制作年は不詳で、江戸末期とある。

弾初めの順番待ちといった感じの娘だろうか。
    

書き入れは
「沼池亭 遠藤
 佐保姫の きょう対面の引き出物 弾く三味線も はる駒のおと

 尋○亭
 弾きそむる 霞の糸の長唄も ○○○の花のたね ○○」