富士田吉治―37「春調娘七草」
昔は夜遊の神楽の鼓に合わせて七種打ちをした。
歌詞はそのことをいっている。
『引くや夜の鼓の拍子を揃えて(打つや夜遊の鼓に拍子を合わせ)
七種なずな
御形 田平小 仏の座
菘(すずな)清白(すずしろ)芹 薺(なずな)
七種揃えて恵方へきっと直って
しったん しったん(この先はおまじないの呪文のようなもの)
どんがらり どんがらり
どんどんがらり どんがらり
唐土の鳥が日本の土地へ
渡らぬ先に』
そして終盤。
正月狂言ゆえ、目出たい歌詞で締めくくる。
『怨敵退散 国土安穏
千秋楽々 万歳 万歳
今を盛りの心の花も
開くる開くる 運は天
天長地久万里が外も
打ち納めたる 今日の七種』
〓 〓 〓
tea breaku・海中百景
photo by 和尚
昔は夜遊の神楽の鼓に合わせて七種打ちをした。
歌詞はそのことをいっている。
『引くや夜の鼓の拍子を揃えて(打つや夜遊の鼓に拍子を合わせ)
七種なずな
御形 田平小 仏の座
菘(すずな)清白(すずしろ)芹 薺(なずな)
七種揃えて恵方へきっと直って
しったん しったん(この先はおまじないの呪文のようなもの)
どんがらり どんがらり
どんどんがらり どんがらり
唐土の鳥が日本の土地へ
渡らぬ先に』
そして終盤。
正月狂言ゆえ、目出たい歌詞で締めくくる。
『怨敵退散 国土安穏
千秋楽々 万歳 万歳
今を盛りの心の花も
開くる開くる 運は天
天長地久万里が外も
打ち納めたる 今日の七種』
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tea breaku・海中百景
photo by 和尚