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西園寺由利の長唄って何だ!

長唄を知識として楽しんでもらいたい。
軽いエッセイを綴ります。

芸者

2021-07-12 | 浮世絵
これは渓斎英泉(寛政3〜嘉永元・1791〜1848年)の浮世絵だ。
制作年は弘化2(1845)年。タイトルは「岡部宿 二十二」とある。

東海道五十三次の岡部宿を描いたものだろう。
雨が降っているが、
芸者は外にいるわけではない。これからお座敷だ。
   
    

   

芸者

2021-07-10 | 浮世絵
これは渓斎英泉(寛政3〜嘉永元・1791〜1848年)の浮世絵だ。
制作年は不詳。タイトルは「江戸音曲歌合」

唄本は清元の「おさん 茂平衛由縁の暦歌」のようだ。
清元延寿太夫伝・福森久助述とある。

書き入れは
「○やされて きかぬ気性も とりか○
 吾妻錦の 夢の清元」

      

芸者たち

2021-07-09 | 浮世絵
これは菊川英山(天明7〜慶応3・1787〜1867年)の浮世絵だ。
制作年は文化6〜14(1814〜13)年、タイトルは「五人合」とある。

吉原の遊女屋の2階でお座敷があったのだろう。
三味線箱を抱えて階段を下りようとしている。
次のお座敷に向かうのか。

   

芸者

2021-07-04 | 浮世絵
これは菊川英山(天明7〜慶応3・1787〜1867年)の浮世絵だ。
制作年は嘉永6(1853)年、タイトルは読み取れないが「当世・・・節句」とある。

三味線箱から三味線を出して、調子を合わせている芸者。
これから稽古をするのだろう。

袖をたくし上げて勇ましいことだ。
       

花魁

2021-07-03 | 浮世絵
これは渓斎英泉(寛政3〜嘉永元・1791〜1848年)の浮世絵だ。
制作年は文政4〜6(1821〜23)年。タイトルは不詳。
尾張屋内かおる、とある。

遊女が三味線の稽古をしている。
7月1日の記事にも花魁と三味線のことを載せたが、
この時代になってもまだまだ三味線をひく遊女はいたのだ。