西園寺由利の長唄って何だ!

長唄を知識として楽しんでもらいたい。
軽いエッセイを綴ります。

常磐津

2018-08-02 | 役者絵
これは豊原国周(とよはら くにちか・天保6〜明治33・1835〜1900年)の役者絵だ。

制作年は不詳。タイトルは「妹背山女庭訓」。

たちばな姫を遣っているのは、人形遣い吉田九光とある。

人形浄瑠璃なら義太夫が地なのだが、
これは裃の紋が常磐津だから、常磐津の地らしい。

珍しいと思うのだが。

     
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地方(じかた)

2018-08-01 | 役者絵
これは豊原国周(とよはら くにちか・天保6〜明治33・1835〜1900年)の役者絵だ。

制作年は元治2(1865)年、タイトルは不詳だ。

歌舞伎の地(富本か)、を役者が勤めている。

太夫かつみ 坂東三津五郎 
太夫立花  市村家橘

三味線   尾上菊四郎
三味線   市川中車

とある。
今もこういう事をすれば面白いでしょうね。

      
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祭礼練り物

2018-07-30 | 役者絵
これは昇亭北寿(しょうていほくじゅ・生没年不詳)の浮世絵だ。

制作年は天保7(1836)年、タイトルは「島の内 練り物」とある。

島の内というのだから、大阪か。

何かの祭礼に芸者が扮装して三味線を弾いているという図だ。

     
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小林朝比奈

2018-05-03 | 役者絵
これは歌川国安(豊国門人・寛政6〜天保3・1794〜1832年)の役者絵だ。

タイトルは「宝船松艪拍」(たからぶねまつのろびょうし)。
制作年は文政11(1823)年、市村座とある。
坂東簑助(2)が小林朝比奈役を勤めているから、正月吉例の曽我狂言だろう。
猿隈・糸鬢・鎌髭の典型的な奴朝比奈だ。

三味線を弾いているのは岸沢式佐と八五郎だから
常磐津の地だ。

     
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岩井半四郎

2018-05-02 | 役者絵
これは歌川国安(豊国門人・寛政6〜天保3・1794〜1832年)の役者絵だ。

制作年は文政8(1825)年だ。
「小いな 岩井半四郎」とある。
芝居の1シーンを描いたものだが、演目は不詳だ。
三味線が3挺掛かっているから置屋の女将か。

      
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