西園寺由利の長唄って何だ!

長唄を知識として楽しんでもらいたい。
軽いエッセイを綴ります。

役者絵

2018-11-29 | 役者絵
これは月岡芳年(つきおかよしとし・天保10〜明治25・1839〜92年)の役者絵だ。
制作年は不詳。
中村芝翫を描いたものだ。

芝翫は三味線が得意だったのかもしれない。
三味線を弾いている絵が多い。

   

書き入れは
「こんど評判 まるいがはやる
 わたしとおまえは まるもうけ」
コメント

願人坊主

2018-11-10 | 役者絵
これは月岡芳年(つきおかよしとし・天保10〜明治25・1839〜92年)の役者絵だ。
制作年は文久2(1862)年。
中村芝翫の願人坊主を描いたものだ。

願人坊主で三味線を弾いているのは、珍しいと思うのだが
結構ポピュラーだったのだろうか。

       

書き入れは
「にゅう鉢の音かしましき さい目の閻魔祭りに願人が
 十五よりもくいがため 
 〽︎鬼にも負えぬ勢いに 只手ばかりに欠歩
 〽︎地獄の釜の二人連れ 
 〽︎婆さんだ婆さんだ 結構なばあさんだ 三途川原の○衣
  波めも皺がやなたか
 〽︎回るお門はお馴染みの 八百八町のお得意に
  ごひいき厚きうら盆会 
  〽︎○縁無用に大せまき 配る経本に町々を 流してこそは来たりける」
 
コメント

役者絵

2018-11-08 | 役者絵
これは豊原国周(とよはら くにちか・天保6〜明治33・1835〜1900年)の浮世絵だ。

制作年は慶応3(1867)年、タイトルは不詳。

絵文字の書き入れが面白い。

 「二月七日 金性の御万うけに入りという目出たさに
  七ふの清だい とろちりとん おうむがえし出来ました」

「藤の花見のその時に ふく○さんをふと見初め 
 恋しさを筆にいわせて 文を書き
 富士の山ほど登りつめ 振袖袂に顔かくし
 人目忍んで逢いたいと おたふくのような私でも
 色よい返事を待つわいな」

   
  
コメント

春駒

2018-11-07 | 役者絵
これは豊原国周(とよはら くにちか・天保6〜明治33・1835〜1900年)の浮世絵だ。

制作年は明治元(1868)年、タイトルは、『対面花春駒」(たいめんはなのはるごま)

沢村訥升(さわむらとっしょう)が十郎役のようだ。

三味線の裏皮に絵がかいてある。
長唄本には歌詞が書いている。
「めでたやめでたや 春のはじめの 春駒何ぞは
 夢に見てさえ よいとやもおす 
 曾我の十郎 沢村訥升」
   
     
コメント

梅幸役者絵

2018-11-05 | 役者絵
これは豊原国周(とよはら くにちか・天保6〜明治33・1835〜1900年)の浮世絵だ。

制作年は明治30(1893)年、タイトルは、『梅幸百種之内」とある。
窓絵は宝井其角に扮した、故市川団蔵。

梅幸が扮している役は分からないが、頭に手ぬぐいを乗せて、何とも粋だね。

       
コメント