安達吟光(嘉永6〜明治35・1853〜1902年)の
「大江戸芝居年中行事」の23、「さし出しかんてら」だ。
さし出しかんてらとは、今でいうスポットライトのようなものか。
踊っているのは中村富十郎とある。
彼は生涯に1000度もこの「娘道成寺」を踊ったという。
この図がその始めらしい。
書き入れ
「さし出しかんてら
昔の芝居には さし出し 俗に面灯(つらあか)りととなえ
役者が指すて引く手と共に 左右より燭を持って之を照らし
又舞台前かんてらと称し 蝋燭立てをさす
此の図はその昔三ヶの津(日本)第一の立おやま 中村富十郎が
始めて京鹿子娘道成寺の所作を演じたる所を写し さし出しかんてらのさまを示す
千村誌
さし出しや さくらの如く 舞う胡蝶」
「大江戸芝居年中行事」の23、「さし出しかんてら」だ。
さし出しかんてらとは、今でいうスポットライトのようなものか。
踊っているのは中村富十郎とある。
彼は生涯に1000度もこの「娘道成寺」を踊ったという。
この図がその始めらしい。
書き入れ
「さし出しかんてら
昔の芝居には さし出し 俗に面灯(つらあか)りととなえ
役者が指すて引く手と共に 左右より燭を持って之を照らし
又舞台前かんてらと称し 蝋燭立てをさす
此の図はその昔三ヶの津(日本)第一の立おやま 中村富十郎が
始めて京鹿子娘道成寺の所作を演じたる所を写し さし出しかんてらのさまを示す
千村誌
さし出しや さくらの如く 舞う胡蝶」