英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

背中に塩をぶっかける。

2016-10-15 | 病気
誤嚥性肺炎と胃瘻の処置のために入院していた姑の退院が、土曜日(今日!)に決まった。
日赤は第三次医療機関だから、症状が落ち着くと、すぐに退院か転院せねばならない。
そりゃそうよね。
次々と、重篤な患者さんが運ばれてくるのだから。


けれど、土曜日の退院のことを聞いた時点で(木曜日のことだった)胃瘻の処置の後の抜糸が終わっていなかった。
高熱が出たせいで、胃瘻をしたところから、水分や栄養を一度も入れていない。
ましてや、私たちが帰宅後どうやって栄養を注入したらいいのか、消毒は?熱が出たら?といった、自宅介護の説明も受けていない。


途方にくれた。


ところが、実際には金曜日の昼に、カンファレンスが予定されていたのだ。
帰宅後の介護について、担当の先生、婦長さん、デイケアセンターの担当のかた、リハビリや嚥下専門の方々、などなど、様々な方が集まって説明をしてくださるという。

直前まで聞いていなかったのです。

心底ほっとする。


義理姉と二人、病院に行ってみると、総勢10名の方々が待っていてくださった。
ありがたいことに。

丁寧な説明を受けて、実際に栄養を注入する練習を終えると、もう2時近い。
二人で、院内食堂で、ハンバーグ定食を食べる。

なんだか疲れて、美味しいんだかなんだかよくわからないねと、顔を見合わせる。
それでも、残すことなくお腹に収められるんだからね♪


その後、私は実母を訪ねる。
最近、私の声を聞かないと、とたんに元気が無くなってぼんやりしてしまう、と言うのだ。涙

母の家に到着して、自分の違和感に気付く。
なんだかね、いろんな有象無象が体に乗っかっている気がするのです。

たぶん気のせい
本当に気のせい
セッタイ気のせい


そこで、母が言ってくれた。

背中に塩をまいたげるわ。


で、玄関に出て、大きな塩壷から、大量に塩をぶっかける母。ww
私は節分の鬼みたいだ。ww

二人で笑い転げていたら、なんだか憑き物が落ちた。


明日から、また新しい介護が始まる。
不安でいっぱいだったけれど、なんとかなる!と思えてきたのです。









コメント (8)
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