英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

無体な仕打ち

2011-04-25 | ネコ話(動物)



うちの8ひきのネコのうち、2番目に長老の、福吉(ふくきち)は、1歳の頃にうちにやってきた、元野良猫だ。
近所の路地で母猫と暮らしていたのだが、母猫が姿を消したあと、ふらふらしていたのを保護した。

非常に頭のいいネコで、ドアの取手にぶら下がって、ドアを開ける方法を編み出し、他のネコたちに伝授したり(伝授するなよ~)二階のベランダから屋上にジャンプして逃亡する術をみつけたり・・・
気が向くと、開けた扉を自分で閉めもする。


若い頃は、しょっちゅう家を抜けだして、あちこち放浪の旅に出ていたのだけれど、さすがに16歳にもなって、ずいぶんおとなしくなった。
去年くらいから腎臓を悪くして、療養食を食べさせていたのだが、これが劇的に不味いらしい。


このごろ、ハンストをしてくれちゃうのだ。


病気のせいで痩せがちなので、たくさん食べて欲しいのに、全然食べない。
恨みがましい目付きで、下から見上げてくる。

なんやねん、オババん、もっと美味いもんあるやろ、知ってるんやで。
こんなしみったれたもん食べさせやがって。
もっと美味いもん食べさせや~~~




仕方がない。
獣医さんに頼んで、腎臓食のサンプルを色々頂いてきた。
色々試してみると、ひとつとても「気に入ったように思われた」のがあった。(ここが大事)

早速、ネットで取り寄せて、カラカラとお皿にいれてやると・・・

フンフンと匂いを嗅いで、一口二口召し上がり、後足で、砂掛ける振りをして、立ち去った。



なんてご無体な仕打ち・・・


ネコ飼いは、マゾでなければ務まらないのは、本当らしい。





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コメント
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