いつものように杖を突きながらいつもの公園を散歩していた。足元が覚束なく杖を突きながらの散歩なので遊歩道である。
舗装されているので子供たちがキックボードやジェーボードでよく遊んでいる。
今日も三人の女の子(5歳位?)たちがジェーボードを必死に漕ぎながら正面から近寄ってきた。散歩道は広いのですれ違いが楽にできるはずだ。
だが5m程手前で、年上らしい女の子が「おじいちゃんが来たので止まろ」と声をかけて三人はジェーボードを降りた。
おじいちゃんとは私である。
この子たちの親は、ジェーボードの乗り方、人の通る道での乗り方などきちんと教えているのだなと感心した。
「止まってくれたんだね。ありがとね」と声かけてすれ違った。
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