千字のおもい


徒然のことを千字を超えずに載せていきます。

体を傷つけるお洒落  

2022年11月29日 | 徒然の記
今日は菩提寺の管理料の振込にバスででかけた。バスの前方部の座席は両側に1列ずつ障害者が優先的に座れるようになつていてその表示もある。ウイークデイの日中は空いていることが多く私の常用席だ。今日は私の真ん前に若い女性が座った。空席が多いのだから誰が座ろうと構わない。
私の前に座る女性の耳が真ん前に見える。右耳の外周、耳介というようだが、そこに穴が開けられ太い指輪位の銀色の金属が通され、そこから少し伸びて、端の方が別に開けられた穴にもう一度通っていた。もちろん今は血などは全く見えないが、それでも痛々しかった。
ピアスは見慣れてはいるし、ドレスアップした女性の耳元のピアスがお洒落にみえる時もある。だが耳の外殻(耳介?)にまで穴を開けた耳飾り痛々しい。
このように思うことは世の移り変わりに遅れている老人ということか。
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車のない生活あれこれ

2022年11月27日 | 徒然の記
 車を手離してほぼ1ヶ月。自由に行動できない不便さにはなかなか慣れない。
おかずのみだが夕食の宅配、スーパーの購入品の宅配(週1回の利用だが冷凍・冷蔵食品は不可)、食品一般と家庭用品の宅配、primeシステムの通販(お試し期間は過ぎたが今後も利用)等利用しているが、納豆、卵が冷蔵庫になくなる等、すこし要領が悪いようだ。
これらを利用することは金のかかるようにみえるが、むしろ1ヶ月過ぎて支出はいつもより少ない。以前のような店舗での買い物は、無駄買いがあるのかも知れない。
話し変わって、車なしで移動することはいろんなことを見たり考えたりすることができる。おかげでブログの材料は困らない。
さらにつけ加えると、車がなくなった今、2台分(妻の車の分も)の駐車場のスペースが広すぎる。活用したいが思うように動かない体でどうするか‥‥‥考え中だ。
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手紙   

2022年11月24日 | 徒然の記
現職の時親しくして頂いた先輩がいる。先日、ほぼ10年ぶりの電話でのよもやま話となった。その中で、手紙は人と人を繋ぐツールになるという話題になったが、私は悪筆だから手紙は書かないことを話した。昔から手紙はめったに書かない。どうしてもとなれば妻に書いてもらうかパソコンで打っていた。
それなのに彼から手紙が届いた。今は妻は居ない。貰った手紙に返事をしないのも失礼と思いパソコン手紙の返信となつた。
手紙は手書きで書かれたものに味わいがあると思っている。それが出来ないから、書体を行書体にするか挿絵を入れて色気を出そうかとパソコンで工夫をする。それに紙面の字配りを考え印刷が終わると結構時間がかかる。
そして、しばらくしてまた手紙をいただいた。私を思っての手紙と思う。だが、返信はこれで最期にしようと思っている。
大変不調法なるしぐさ許されよ。と心の中では詫びている。
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走れない 

2022年11月22日 | 徒然の記
バスを利用して用を足す場合、用事が済んだあと次に乗るバスの時刻を考えなければならない。郊外のバス路線だから限られた本数になる。乗りたいバスの時刻まで時間があると思えば、公園のベンチで日向ぼこするとか簡易なcoffeeスタンドがあればそこで時間を費やす。あるいは反対の方向だが街へ向かうバスに乗ることもある。
用事の済んだ後、急げば間に合うというバスもある。走ればバスに乗れるのだ。今日がそうだった。だが、気持ちは走ろうとしているのだが、そのスーピードで足が交互に進まない。杖を突いて歩く何時ものスピードだ。気は急くのだがスピードは歩くのと変わらない。バス停に10mほど届くのが遅れてバスは行ってしまった。
なんとも情けないがしょうがない。
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97歳。これは・・いけない 

2022年11月20日 | 徒然の記
最近、高齢者の運転事故のニュースはなかったので何かしらほつとした気持ちでいた。そんな時、昨日の夕方、福島市で97歳の男性運転の車が歩道で歩行者をはね、さらに車3台に追突したという。歩行者の女性は死亡したそうだ。歩道の歩行者をはね、さらに他の車に追突というのは状況がよく見えないが、この車はどの位のスピードがてでいたのだろうか。97歳の運転にしては信じられない。
80歳代の人の運転はあり得ると思っている。きちんと自分の状態がわかり細心の注意を払いながら運転することであればいい。だが、97歳?。免許更新時の認知症検査は合格しているというが、反射能力、スピード感覚等々がある。97歳は間違いなく劣っている。恐らく家族には止められていたのだろうが年寄の頑固さで逆らっていたのだろうか。
本人は数年もすればいなくなるのだから、どういう形であれ事故の責任はとれない。それは残された子供、孫が背負うことになるのだ。

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バスから見る様変わり 

2022年11月17日 | 徒然の記
家の近くのバス停から街へ行く路線は3本ある。日中は3本あわせても1時間に1本、時間帯によつてはそれ以下の割でしか走っていない。少ないと言えば少ないが地方のバスほどでないと思うと我慢できる。
今日は銀行と郵便局の用をひと所で済ませるためにショッピングセンターのATMに出掛けることにした。バスからゆっくり外の景色を眺めるのもいい。ある所にきたら、あるはずの「もんじゃ焼き」の店が解体されていた。ほとんど更地になっていた。さらに進むと、広い車洗車場の取り壊しが進んでいる。10台以上の洗車機があったところだが囲まれた塀の中には洗車機は1台も見えない。コンクリートの地面があちこちはぎ取られ解体作業の真っ最中だ。
30年以上も地域になじんでいたこれらの店や建物が無くなるのはやはり寂しい。コロナ過、ロシアのウクライナ侵攻、円高などで日本は不況のなかにあるが、その表れがバスの外に見えたのだ。
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案外使えるかも  

2022年11月15日 | 徒然の記
車を手離して困ることの一つに家庭用品とか衣料品等の買い物だ。杖を突きながらの歩行も覚束ないのに物を持って歩いたりバスに乗ったりするのがひどい。
そんな時、ある通販のprimeというシステムを知った。月会費500円で、①送料無料の購入品の急ぎ便と代金の電子払い可能、②音楽配信、③DVD見放題、④電子書籍を読む等のサービスを売りにしている。
①は魅力的だ。クレジットカードの情報漏れが怖く、通販の代金はコンビニ払いを利用していたが、荷が届くまでに10日程かかつた。それが早いのがいい。加えて電子払いができることはカード番号の登録が不要だ。
今、1ヶ月のお試し期間中だが通販を3回利用した。注文品の二つは翌日、もう一つは翌々日に配達されたのが驚きだ。②、③、④についての利用は決めていないが、家族は③を楽しんでいる。

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初冬の風景  

2022年11月13日 | 徒然の記
買い物のついでにいつもの公園に寄ることにした。公園のベンチのある広場には、一面に枯葉が散り落ちている。すでに艶やかな赤の色はなく小さく丸まりゆるい風にかさかさと音を立てながら右往左往している。遠足で解散して遊ぶ子供の群れに見える。
歳時記では冬の季節となったが、実際は冬に早すぎ現実にそぐわない季節感を感じていた。だが、違った。今、目の前の光景を見ていると間違いなく初冬といっていい。 
散歩を終えて別の道を帰る時、公園から少し離れた住宅地内を通った。ある一軒でご主人らしき人が駐車場の落葉を掃いている。この家の庭には樹木がない。庭に散らばる枯葉は公園から飛ばされてくる枯葉だという。枯葉を掃くのはほぼ毎日の仕事ですよと立ち話をしながらご主人はいう。
曇り空ではあるが明るさのある昼の光景であった。
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車なしの用足し 

2022年11月10日 | 徒然の記
市の図書館より予約の本が用意できましたとメールがきた。それを受取りながらキィーケース(キイ―は玄関のみとなつたので洒落たキイ―ケース)、シャチハタ印鑑、ボールペンを買うことにし、昼飯も外で摂ることにした。
バス、地下鉄を乗り継ぎながらの外出は、乗り継ぎがスムースでない時刻表とバス停までの移動や地下鉄の乗り降り、それに目当ての店を探すのに距離もあり時間もかかる。さらに重要なのは帰りは始発のバス停から乗りたいことだ。途中のバス停では、バス待ちに立っている事、バスに乗車してからも立っている事が多いのでそれが辛い。
待ち時間等を利用してカフエなどに入ったが、午前11時半に家を出て帰宅したのが午後5時だった。車の利用は運転しながら体が休まるし、用も1~2時間で済んだだろうに。
足の痺れが結構応えたが、慣れなければいけないことだ。

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秋の句UP(2022-8-7~2022-11-6)

2022年11月08日 | 俳句をつくる

昨日は立冬。
歳時記上では秋は終わった。終わりに来て振り替えつた時、季節の移ろいは早いなあといつも思う。
 今秋は地震被害(1年前)にあった家屋の修理に何かと気忙しく、俳句作りに集中できなかった。と句数の少ないことの言い訳けだ。





秋の句一覧 (2022・8・7~2022・11・6)


雨晴れて庭の一樹に秋の蝉
独唱の息継ぐ音も芸術祭
早暁や長子無口に墓洗ふ
抱くチワワ除き遺影に秋つばめ
暮れの秋エンドロールにポップコーン
秋夕焼け清かに松のシルエット
キャッシュレス不首尾となりぬ秋セール
子の嗚咽途切れて後のちちろ虫
ドアチャイムに箸先止める走り蕎麦
水絡めタイヤの走る雨台風
此はステッキ杖に非ずと秋の道
見つけたる妻の恋文秋の昼
心地よき返事たのみに月の道
秋袷の帯の腰だか尻まろし
秋雲や壁の修理の足場組む
頬杖の手に無精ひげ秋の空
破裂音虫の音の止む闇となり
電柱の影の上歩く秋夕焼
あぶれ蚊や底高く注ぐ薬用酒
バス停に未だ来ぬバス秋湿
秋風や記憶の妻の息継ぐ音
秋陰の厚き雲割る陽のカーテン
手の平の風首辺り秋暑し
刈られたる土手のおちこち虫の声
獣めきアクセルを踏むスーパームーン
秋蝶のゆるり追ひ越す杖の身を
逃げる子も追ふ鬼の子も牛膝
湯の中の二人八十路の虫の声
パスワード失念したる秋セール
野分来て揺るる大樹や夜の更くる
薬石の効未だなく鰯雲
三階に落葉踏む音聞こへざる
破(や)れ庭に香放ちて金木犀


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