千字のおもい


徒然のことを千字を超えずに載せていきます。

子供の口から出る感謝の言葉

2020年07月30日 | 徒然の記

よく行くショッピングセンターの向かい側に散歩コースにしている公園がある。センターの入り口と公園の入口の間に結構交通量の多い道路が走っている。歩行者や自転車の横断が多いが車の途切れを待っての横断でなかなか時間がかかる。

散歩の途中、そこの公園側のベンチで休んでいる時、向こう側から自転車で横断しょうとする父子連れがいた。なかなか横断できずにいたが、それを見て1台の車が停車して横断を促した。親子は無事渡り終え、子供は「やさしいね」と父親に話しかけていた。優しい人の車はすでに走り去ってこの声は聞こえていない。

運転者に子供の感謝の言葉は届かなかったが、その優しさを子供はちゃんと受け止めていたのだ。
優しさとか感謝の心は人に伝わろうが伝わるまいが持つべきなんだと思った。

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入院生活から その3

2020年07月28日 | 徒然の記

先ごろの入院生活で感じたこと一つ。

病棟の洗面所は6個の水道蛇口があり流し台は中央の排出口に向い、目に感じられないくらい緩やかに傾斜している。歯磨きをして口を漱ぐときは、流し台の流れがゆつくりのためコップにためた水で排出口へ押し流すようにしている。

ある朝の朝食後、洗面所に行くと食事の咀嚼後の滓のようなものが流し台に結構残っていた。食後の歯磨きの後のように思われる。律儀に食後の歯磨きをしたのだろうが、自分の口から出したものはきちんと排出口に流せないのかなと思った。そして、こんな人は食後の歯磨きなどするなと独り言をいっていた。

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連休の恩恵

2020年07月26日 | 徒然の記

4日間の連休で設定され、世間をざわつかせた「go to travel‥」も終わった。このような時期に旅行しようとする気持ちも分からないが、自粛する人たちもいてどの観光地も気違いじみた混雑はなかったようだ。出かける人と自粛する人のバランスがよかったのだろうか。

私も自粛することにして遠出することはなかったが連休の恩恵はあった。それは炊事から解放されたことだった。
休日の炊事は娘の担当だが、娘も外出自粛をし、この4日間は彼女の炊事担当となったのだ。

連続して4日間、炊事から離れるのは何とも言えない解放感があった。

妻が生きている時、たまに手伝うことはあったが連続して代わってやることはなかった。そのくらいしてやればよかったと少し悔やんでいる。

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入院生活から その2

2020年07月23日 | 徒然の記

今日23日の、全国の新型コロナウイルス感染者数は924人と発表された。経済活動と感染拡大防止のバランスは熟慮しているのだろうが素人目には不安である。

10日間の入院生活をしたが、入院患者のマスク着用の少ないのには驚いた。リハビリをする患者が多いのだが、リハビリ室や廊下を歩く時、マスクなしの人が多い。外部からコロナ菌の侵入を防ごうとしても限界があると思うのだがどうだろう。
ただし、病院内の医師、職員はすべてマスクを着けていた。着けていない瞬間をみたことがなかった。このような姿勢を見ると安心感が湧いてくる。

自分はどうしたかというと、マスク20枚持って行った。1日1枚程度の使用で12枚の使用だったが、主にリハビリの時と廊下を散策する時に使用した。病室内とかトイレに行く時は着けていなかったが、手洗いはよくしたと思う。

退院後1週間、まだ発熱はない。

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入院生活から その1

2020年07月21日 | 徒然の記

10日間ほど入院したが、コロナ過での病院内の様子はやはり普段とは多少違っていた。

病院に入る時は、患者も家族も全ての人が体熱の測定と手のアルコール消毒がある。そし病室に行く患者に付き添うのは病院から許された家族一人と制限されていた。病室を整えるための手伝いに必要だが退院の時も家族一人が病室に来るのは許されていた。その他、入院中の見舞いは家族といえど許されていなかった。

病室に入る時、案内の看護師が「〇〇さんです。よろしく」と紹介してくれたが病室の人は黙礼で特に声は発していなかった。そして入院中患者同士の会話はなかった。病室内の話声は患者と看護師の会話だけだった。ただ、後半に、退院した人と交代で二人の患者が入院してきたが、この二人はたまに会話していた。

入院見舞いが許されないこと、患者同士の会話がないことは私としてはよいことだと思っている。

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退院しました

2020年07月19日 | 徒然の記

持病である「慢性炎症性脱髄性‥‥」で入院し、一昨日退院し今は自宅にいる。治療は5日間の点滴に検査とかリハビリを加えての10日間であった。

娘に入院などで家を留守にする時はwebなどに発表しないように言われていたのでブログでは触れないようにしていた。そしてスマホでのブログ投稿は書きにくく見栄えが悪かったように思う。

今回の入院には、病気の治療の他にもう一つ狙いがあった。夏の暑い盛りに冷房の利いた病院に避暑すると云う目論見である。しかし、入院中は梅雨前線が日本列島に居座り、連日の雨でむしろ寒い日であった。小狡い考えが適えられなかったのがなんとも悔しい。

しかし、コロナ感染拡大時の病院の様子を知ることができたのはよかった。

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どうなる「go to travelキャンペーン」

2020年07月16日 | 徒然の記
「go to travelキャンペーンが」7月22日スタートすることになっている。国による感染防止マニュアルまたはそれぞれの事業主体者によるマニュアルの遵守を前提に経済活動を活気付けようとするねらいだろう。だが、ここ数日コロナウイルスの感染者数が右肩上がりに増えている。マニュアルを守らない事業の実施やコロナ菌のしたたかさなのか第2波かと恐れられる感染者の増加である。こんな時にgo to travelキャンペーンを実施すべきかである。
そして政府の立場にいる専門家が「旅行自体に問題はない」とコメントした。旅行においても常と変わらぬかそれ以上の感染予防に留意した旅行であれというのだろう。コロナ菌と共生せざるを得ない世のありかたの提示のような気がする。しかし、これが実施されなかったら既に予約している人は困る。この実施に希望を持つ各企業は痛手となるに違いない。彼らの不満が政治に向けられることは分かる。が、このgo to travel…に反対をするだけの野党の主張がわからない。専門的知恵をだしあって方針を決める施策に国民も知恵をだしあって取り組むのがいいと思うのだが。
さて、22日、実施のgo to travelキャンペーンの行方は今夜のところきめらていない。

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アナウンサーと言葉

2020年07月14日 | 徒然の記
今朝のニュースによると、西日本地方の豪雨は止まず、河川は氾濫の危険に曝されている。テレビ映像には河川の増水が激しく堤防の縁にまで水嵩がまし氾濫した地域の映像もある。被災者は本当に大変な思いをしていると思う。気の毒でしょうがない。
テレビ画面から手元に目を移しながらアナウンサーの声だけを聞いている時「江の川が激しい流れになっています」と報告していた。それを聞きながイメージしたことは川が激しい濁流になっていることだった。テレビに目を移すと画面は広い川に橋桁が潜るほどの水量になっているが荒々しい濁流ではなくゆったりと流れている。このアナウンサーの表現が間違っていたのだ。些細な事だがアナウンサーは正しく言葉を使って欲しいと思った。
自分だったらどうするか。「流れは緩やかですが、いつ堤防を越えるか心配するほどの不気味な水量になっています」
とは素人の考えでした。

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獣の死に別れをみて

2020年07月12日 | 徒然の記
狐、象など野生の動物は身の回りに死の恐れは常にある。医術の術はなく、ただ死んでいくものの周囲を動き回り鼻で体をさするだけだ。何もできずに死を見守るだけしかない悲しさだけがにじみ出て居るように思う。今日のテレビのドキュメンタリーでもその情景があった。
それを見ながら妻を送った時をおもいだしていた。低く名前を呼びながら手を握る、頬にそっと触れる。大声を出して泣くこともなく、おろおろと静かに妻の死と向き合って居るように周囲には見えたと思う。だが、心のうちは悲しかったし切なくやりきれなかった。
先ほど見たドキュメンタリーの死んだ狐の子に接する母狐の心を想像した。
人間も年老いた者が愛する者と別れるときは獣のそれと似たものなのかもしれない。

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どっち ?

2020年07月09日 | 徒然の記
コロナ感染が始まって半年余。急速な感染拡大、死亡者数の増大などコロナウイルス菌に翻弄されっぱなしだった。まだまだコロナ菌のコントロールはできていないが、コロナ菌の有り様、対抗するための免疫力とか抗体についてのあらましが解りつつあるという。人間の知恵と科学の力は本当にすごいと思う。
人間は早晩コロナウイルス菌に打ち勝ち以前のような平穏な暮らしに戻るのは間違いない。
さて、わが寿命は平穏な暮らしに戻った時に終えるのか、それともその手前の平穏な生活の来ることを信じながら終えるのか。
どっちだろう。
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