よく行くショッピングセンターの向かい側に散歩コースにしている公園がある。センターの入り口と公園の入口の間に結構交通量の多い道路が走っている。歩行者や自転車の横断が多いが車の途切れを待っての横断でなかなか時間がかかる。
散歩の途中、そこの公園側のベンチで休んでいる時、向こう側から自転車で横断しょうとする父子連れがいた。なかなか横断できずにいたが、それを見て1台の車が停車して横断を促した。親子は無事渡り終え、子供は「やさしいね」と父親に話しかけていた。優しい人の車はすでに走り去ってこの声は聞こえていない。
運転者に子供の感謝の言葉は届かなかったが、その優しさを子供はちゃんと受け止めていたのだ。
優しさとか感謝の心は人に伝わろうが伝わるまいが持つべきなんだと思った。