千字のおもい


徒然のことを千字を超えずに載せていきます。

すこし大袈裟に

2024年02月29日 | 徒然の記
持病の治療で20日(火)に入院、今日退院し家についたところだ。
入院した日、入院手続き終えてから(入退院は1人でしている)自宅の灯油の配達を灯油会社に電話で依頼した。家人は留守でも配達してくれるが明日になるという。21日(水)だ。
そのことを「明日(水)灯油が配達されるからタンクを確かめるように」と子供にラインをした。それから治療前の機能検査として各種の運動をし、続いて7時間ほどの点滴を終えたのは18時頃だった。そして、その夜の8時頃灯油が配達されたか確かめるようにと子供にラインを送った。
ここが問題なのだ。子供からの返信には「それは明日になります」とあった。そうだ、まだ20日だった。
さてこれは認知症と呼べるか。
このことを自覚して文章にするくらいだからそれぼどではないような。いや、怪しいぞと子供は思っていそうな。葛藤した夜だった。

 認知症の淵で戻りし雨水かな  千字




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2024年女子世界卓球大会から

2024年02月27日 | 徒然の記
2024年世界卓球選手権釜山大会(団体戦)が男女それぞれ行われたが女子の大会にいろいろドラマがあって楽しかった。
そして中国と対戦する決勝戦に伊藤美誠がいなかった。オリンピックはじめ各種世界大会のメダリストだ。残念で悔しかったに違いない。
その彼女がコーチとなり適切なアドバイスが話題となった。「選手が集中しすぎていて見えなくなった部分を第三者目線で選手に気づかせる」ことを心がけてアドバイスしたという。自分が何度も対戦して知りつくしている中国選手だから的を射た支持だったようだ。
伊藤美誠と選手、勿論監督も含めてコンビネーションもよく中国をぎりぎりまで追い詰めたが1位になれなかった。それでも日本選手団に万歳と言いたい。
日本の女子団体の選手は、早田ひな、伊藤美宇、張本美和の3人だった。
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杖は我身の振りを直すのにいい、

2024年02月25日 | 徒然の記
乗車中のバスに途中の停留所から高齢の婦人が乗って来た。手摺に掴まるもよろよろと歩きながら私の隣りに座った。話好きの人らしく何やかやと話しかけてくる。そのうちに、自分はまだ杖を使っていないと少し誇らしげに語っていた。
また、別の話だがショッピングセンターのロビーで二人の高齢の婦人が会話をしている。自分は杖を使わないように最後まで生きたいというのが聞こえる。
杖を使わないことにこれほど固執するのが不思議だたった。
私は病気と年齢から来る筋肉、平衡感覚の衰えがありまともに歩くがことができない。そのため杖を使っている。背筋伸ばし、歩幅を大きくすることを意識し積極的に杖を使っている。歩く姿は百合の花になってるかもしれない。(萎れかかっている)
マスクで顔が見えないので少し若見えと思うがどうだろう。
杖は洒落た黒い杖だ。

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炊き出し

2024年02月22日 | 徒然の記
地震被災地で芸能人が炊き出しをしている様子がテレビに映っていた。
被災した人達は憧れの芸能人に直接励まされ抱擁され肩をたたかれて感極まる様子が映っている。被災者にとってこれほど勇気づけられることはない違いない。
その一方、web上には以下のような記事がある。
芸能人の炊き出しには不特定多数の追いかけがいる。芸能人にただで会える。握手やサインを期待して被災地以外からも集まる。その結果ゴミが増え、窃盗や盗撮などの犯罪も起きているようだ。その他、大量の炊き出しの結果、役所の配食計画も狂うという。これらは全くのフェィク記事とは言えないと思う。
被災した地域で復興に向けて寝食を忘れて働く自治体職員がいる。彼等の活動を妨げないような炊き出しをして欲しい。売名のためとは思わないが、もしそうなら即刻やめるべきだ。


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ちよっと屁理屈を言うと

2024年02月20日 | 徒然の記
次はテレビコマーシャルだ。
96歳のおばあちゃんが出てくる。元気そうだし好きになれそうなおばちゃんだ。 食事の量は多く食べられないと言いなが朝食、夕食の膳が写される。
魚、卵など本当に質素だ。それでも飯、汁の他に 3 品はある。そこに管理栄養士なる人が表れて野菜が全く足りせんねと言う。そしてサプリメントの宣伝となった。 

野菜が足りているかどうか分からないが、このおばちゃんは96歳だ。いまさらサプリメントは不要じゃない。と独り言を言っている自分が居た。
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落ちぶれる ??  

2024年02月18日 | 徒然の記
週1回、通所サービスで機能訓練をしている。施設はその日の利用者をグループに分け車で送迎しているが、私の乗る車は男2人、女2人の利用者だ。
女性は乗車中の会話が多い。東京から1年ほど前に移住してきたという女性は、東京の知人に仙台に移住したことを「落ちぶれた」と言われ、東京に戻るよう勧められたという話をしていた。
東北に生れ東北で生活している自分としては、言葉の訛りが気になつてちょっと引っ込み思案になることはあるが、自分が東北に生活していることを僻むことはない。恐らく誰もがそうだ。
だから東京の人が「落ちぶれる」という思いを持ったり言葉にでたりすることが信じられない。
そう思う反面、東京のサラリーマンが東北に転勤を命じられたら時、左遷という表現がある。ドラマ等でよくあることだが、それが「落ちぶれる」という思いに繋がるのかなあと思ったりもする。
東京に長く住んでいる人には、そういう思いがあるのか本音を知りたい。
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地上のものが上にある不安   

2024年02月15日 | 徒然の記
車社会であれば街中に駐車場はいくつあってもよい。
広いスペースでしつかりとした駐車場もあるが、ビルとビルの間の小さなスペースやビルの屋上などにも駐車場はある。
私のよく乗るバス路線の近くの6階のビルの屋上にもそれがある。手すりのようなものがあり、その内側に車が何台か駐車している。バス路線から少し離れてはいるがほぼ真上にそれが見える。落下するかもしれないと思うと怖い。
地上にあるべきもの、特に重量のあるものが自分の真上にある時、そこを早く離れたいと思う。
重量のあるものといえば、最たるものがビル建築の屋上にあるどでかいクレーン車だ。遠くからしか見たこと無いが、建築業界の技術の進歩かと楽しくみている。幾つものビルそれぞれに立つクレーン車、夕焼け空に見えるそれは絵になる風景とさえ思う。
だが、これを真下でみたらどうだろう。怖い。大きくて地上にあるべきものは真下から見えないようにして欲しい。クレーン車はそうなっていると思うが‥‥‥‥。
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服装は真冬のまま   

2024年02月13日 | 徒然の記
今日は太陽も出ていて暖かい1日だった。
だが、街へでかけた私は冬コート。コートの下は下着、シャツ、セーターと真冬と同じだった。天候に合わせた服装でないのは、年寄りのせいか、それとも妻のいないためかなど思ったりする。どちらかといえば惰性でいるのが楽な年寄りだからと言えそうだ。
といえ、バスの中、地下鉄の中、ショッピングモールの中であう人のほとんどは冬コートを着て冬の出で立ちだった。私と違ってコートの下は気温に合わせて衣類の調整をしているのかもしれないが、それはわからない。
12時頃、スマホの中の気象アプリには12℃の表示があったが、汗をかくほどでなく、むしろ快適な暖かさだった。
たまにではあるが、いかにも冬着とは違う服装の人ともすれ違う。彼等彼女らはみな若々しく見えた。
春の気配があちこちに見える街の中から、遠くに見える山には街とは違った春を感じる。

   車窓よりはるかな山の残る雪   千字
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遡る     

2024年02月11日 | 徒然の記
生母は私が10歳の時食道癌で亡くなっている。昭和27年のことだ。寝ている姿、寝間着姿で庭を眺めている姿は朧げに浮かぶが顔の記憶は全くない。終戦後まもない頃で写真も撮っていないのだ。
先日、妹が母の結婚前のアルバムを持ってきた。なぜこのアルバムを持っていたのか不明だが、中に4㎝四方の母の写真があった。
その写真を葉書サイズに大きくしたら、亡き生みの母の若い姿がある。顔を見つめるとなんとも言えず胸に迫るものがあるがどの様に文章にすればよいか分からない。そのうちに幼い頃住んでいた家、周囲の景色、または母の実家、周囲の山などを懐かしく思いだす。また、母とどんな会話をしたのか想像したりもする。
「遡る」には川の流れに逆らって上流に進むという意もあるが、時間や空間において現在から過去へ移動するという意もある。亡き母の若い写真を見ながら70年前へタイムスリップしている。
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介護認定と通所サービスの利用 

2024年02月08日 | 徒然の記
要支援1を認定され通所サービスの施設で週1回のリハビリをしている。ここはマシーンを利用した筋肉の維持と平行棒での歩行訓練、そして椅子に座って行うストレッチをする。
利用者の一人に、今日は8千歩、あるいは1万歩歩いたとリハビリ仲間に報告する人がいる。利用者は施設の車で送迎されるが、この人は車の乗降に何の介助もなくさっさと歩くし、リハビリでするいろいろの運動もなんなくこなしている。何の障害で通所サービスを受けているのか不思議だ。要介護に認定されての施設の利用だろうが‥‥‥。同居の子供がいうには、認知障害だつたら運動機能に影響ないよといっているが、そうは見えない。少しおしゃべりだが普通に会話をする人だ。
それに比べて私は多い日で3千か4千歩。施設内を移動するにも杖や近くの器材や壁を頼りにしている。
彼の元気溌溂の女性は通所サービスの受け方を間違っているのでは思ってしまう。

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