千字のおもい


徒然のことを千字を超えずに載せていきます。

高齢者の外出  

2023年02月28日 | 徒然の記
自分もそうだが、最近バスや地下鉄に杖を突いている高齢者が多くみられる。それぞれ頑張っているのだ。だが、これもまた私と同じだが平坦であれば歩けるが坂や階段は大変な人も結構いる。
昨日、街からの帰り始発のバス停よりバスに乗った。バス待つ列の先頭に女性の高齢者とその家族と思われる女性がいた。高齢の女性がバスに乗ろうとして踏段に躓き転んでしまった。立とうするも立てず、連れの女性が抱え上げようとしても藻掻くのみだった。後ろの人が手伝いどうやら乗ることができた。
実は私もこの高齢の女性に近い。バスの階段を足だけでは上ることができない。入口の握り棒を掴んでよいしょと腕の力を頼りに乗っている。
これまで下半身の痺れのためのリハビリを上半身の筋力も維持できるメニューにしていたのがよかった。ちなみに、先日の検査で握力は右37.8㎏、左33㎏だった。今のところ上半身にはこれに見合う力があると思つている。
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「アンリオ夫人」 ルノワール 

2023年02月26日 | 徒然の記
ルノワールの「アンリオ夫人」は1878年頃の作品という。この絵はちょっと斜め方向から見た時と真正面からみた時の印象が全く違う。上半身の肖像画で顔はくっきりと描かれているが首から下はぼかした描き方で上品で優しげな女性だ。だが、絵を真正面にして目の高さに置き、そして間近に見る時、私だけを一途に見つめているような錯覚を覚える。口を閉じ何か言いたげな視線、それに応えていつまでも向き合っていたい気もちにさせる。首から下がぼかされた描写だからその思いが一層強くなるのだろうか。(鑑賞してる絵はB5版の印刷物)
このモデルは今から150年も前の人、現実には骨片さえも無い人と思うといいようもない不思議な気持ちになる。

                                             
                  現にはあらぬ女人や冬銀河   千字
                    (春の季語は下品になりそうで冬の季語にした)
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100円グッズ

2023年02月23日 | 徒然の記
テレビのバラエティ番組で日用品の多くが100円グッズにあり、それらがいかに勝れているか紹介している。我が家にも幾つかあるが首を傾げる物もある。半熟卵を作るグッズだ。
半熟卵が好きでかけ蕎麦や法蓮草のおひたし、納豆にのっけて食べるのもいい。その半熟卵が簡単にできるというので100円グッズを買った。電子レンジを使い手間をかけずにさっと作れるのに惹かれた。だが、使ってみるとできあがった半熟卵の白身や黄身は崩れ、黄身のとろり感と黄味と白身のまじりあったあの独特の味わいがない。
半熟卵はやはり鍋でつくるのがいいようだ。だが、10分なり15分の時間が億劫であまり作っていない。
そして、昨夜のテレビ番組は温泉玉子を作る100円グッズを紹介していた。試す価値有?無?迷うところだ。
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連絡帳 

2023年02月21日 | 徒然の記
連絡帳とは、子供が幼稚園、小学生の頃担任から親へあるいは親から担任へ連絡に使用したノートだ。私はたまに眺めるだけだったが、主に妻が目を通していた。
ところが、その連絡帳が、私のために用意されることになった。
要支援1のサービスで通所リハビリテーションを利用することにしたが、その施設の「連絡帳」だ。指定難病の悪化が進んでいるためか、老化による筋肉の劣化のためか不明だが主としてトレーニングマシーンを使ってのリハビリを週1回利用することにした。昨日がその初日だった。そこで連絡帳のことを知った。いろいろの病気上がりの人がいるので施設としては「連絡帳」は必要と思うが、さて、私には特に連絡帳を見せる人はいない。
だが、利用者がどのように利用しようと、施設側が利用者の記録(血圧、体温がある)を毎日記録する取り組みはよいことと思う。
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Amazonからのメール

2023年02月19日 | 徒然の記
詐欺をねらいとしているだろうメールが日に20件も来るときがありアドレスが漏れているのは不愉快だ。だが、必要な所に届けてあるメールアドレスの変更は大変で、手数だが不信なメールを削除しながら使っている。
先日、amazonの発信でいつもと違うメールがきた。「amazonを装った不審なメール、SMS等にご注意ください」とあった。常と違うのは宛先に❍❍❍様と私の名前があったことだ。宛先がメールアドレスでなく個人名だと信用できると思っているが、新手の詐欺メールかもしれない。油断はできない。と思いつつamazonの正当なホームページで確かめとる間違いなく発信していた。Amazonに限っていえば発信したメールは一覧にして公表しているので疑わしいときは確認するようにしている。
自分ではメール詐欺には注意しているつもりだが、「上手の手から水が漏る」ということもあるから気をつけなきゃとは思っている。
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「レースを編む女」フエルメール  

2023年02月16日 | 徒然の記
最近、画集(B5版印刷の画集)を開くことが多くなった。当初は、画家は自分の思いをどのように描くかを想像しながら鑑賞をしていたが最近変わった。絵そのものから私自身感じるものが多くなっている。
下の画はフエルメールの「レースを編む女」だ。斜めから差し込む柔らかい光の中でレースを編む少女、きれいに結われた髪に母親が見えモデルは少女と想像してしまう。姉妹がいるのかなとも。少女の目はレースの網目と針先に集中し一心不乱にレースを編む。俯いているので眸は描かれていないが凝視していることが想像できる。柔らかい光の中で編み針を動かす手に緊張感も感じる。この絵を日影で見る時、物静かなん雰囲気であるが、太陽の明かりを正面に受けてみる時、柔らかい光で描写された画面には幸せ感が溢れている。
後で、この絵の解説を読むと上の感想はかすってもいなかった。

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値上げラッシュに悲鳴 

2023年02月14日 | 徒然の記
電気料金の値上げに誰もが悲鳴を上げている。わが家でも計算してみた。昨年の一月請求の使用量と電気料金を今年一月のそれと比較してみた。今年の使用量は節約に心がけたので昨年と比べて1割以上少なくなっている。それに比べ電気料金は昨年の2割4分ほど高くなっていた。節約したのに代金は2割を超えた高値。これは結構大きい。
わが家は照明と炊事が電気、給湯関係は灯油だがオール電化(20年ほど前は流行だった)の家は大変だろうと思う。その他、納豆、卵、パン、牛乳、など暮らしに重宝なものがこぞって値上げし、多くの人がテレビに向って大変だと訴えている。我が家も早く寝る、粗食に耐える、少し趣味を自粛する、買い物も自粛する、あとは何があるのか。対策が必要だ。
一方、テレビ画面にはグルメフェスティバル、ラーメン祭り、スイーツの限定販売等のイベントに多くの人が並んでいた。
これは一見矛盾に思えるが人々のタフな一面なのかも知れない。
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駅ピアノ・街ピアノ  

2023年02月12日 | 徒然の記
誰もが弾いてよいとして設置された「空港ピアノ」。それをテレビ放送で初めて見たのはミラノだったかシチリア島の有名な国際空港のそれだった。国際空港だけあって世界を移動するハイセンスなビジネスマンとか旅行者が弾くピアノ演奏と演奏後のコメントに魅力があった。
最近は「空港」だけでなく「駅ピアノ」「街ビアノ」の名前の番組もある。地元の人が多く、かってピアノに触れていた人、今生活の糧としてピアノを弾く人で家庭にピアノがない人もいる。演奏後のコメントで語られる暮らしの様子に心打つものがあ。「空港ピアノ」と違い市井の人々のピアノという思いがする。
ピアノの音にだけ耳を傾けている時、演奏後に暮らしとピアノに関わるをコメントを聞くとどんな人が弾いたのか知りたくなる。そして、テレビの画面に目を向ける。
この番組は耳も眼もテレビに向けていた方がよいようだ。
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バスの窓から ━ 2題  

2023年02月09日 | 徒然の記
❍ 歳時記上は春になったがまだまだ寒い。それでも晴れた日の太陽の光は外気だけでなく心も暖かくする。
道路沿いにある家に南側の大きい窓を目いっぱい開けて掃除をしている人の姿が見える。おそらくこの家の主婦であろう。ご主人は勤め、子供は学校に行き奥さんが掃除をしている。ここの家族も幸せなんだろうなと他人事ながら心が和む。

❍ いろいろの家が建っている。薄茶色の外壁に窓枠を白で縁取りした家、深緑とかブラウン色で外壁と釣り合いのとれた屋根の色、寄棟屋根と切妻屋根を組みあわせた洒落た形を作る屋根、建て主がここ一番の思いで建てた家と思う。
バス道路沿いにところどころそのような家が見えて楽しい。街に入ると方形のビルが多いので、見て楽しい家は、バスが郊外の道路を走っている時に多い
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いたずらでは済まされない 

2023年02月07日 | 徒然の記
今、回転寿司での悪さが社会で騒がれている。
レーンを流れる他人の寿司にワサビを乗せる、自分のテーブルの皿をレーンに乗せる、醤油ボトルの口や湯呑み茶碗を舐めまわす等、自分のしていることを動画に撮りそれをSNSに発表する。得意気な顔、モザイクを掛けた顔いろいろだがそれを喜ぶ人もいると思ってそんなことをするのか。
だが、匿名であつた筈の本人が特定され、世の中に知れ渡り激しい批判にさらされている。これに対して「子供の悪戯だろう。面倒くさい世の中だな」とコメントする人もいる。
だが、レーンの下手にいる人に何かの異常があれば、食品管理の責任を問われ別の問題に発展するのだから悪戯だったでは済まさられない。それなりの罰はあっていいと思う。
とはいえ、一人一人の意見は控えめにして法律(裁判)で裁くのがいいように思う。厳しく。
回転寿司は人の善意を前提としているが、今後この文化も変わっていくのだろうか。

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