千字のおもい


徒然のことを千字を超えずに載せていきます。

滞るレジ 

2024年01月30日 | 徒然の記
スーパーのように幾つも並ぶレジでなく、薬店やレストラン、100円均一など一つ二つのレジのところはその前に人が滞ることがある。大体が年配の人が支払いをしている。
最近、購入金額によつて溜めたり使ったりするポイントが多くなった。dポイント、楽天ポイント、WAONポイント、nanacoポイントなど本当に種類が多い。それの利用の仕方に不慣れな年寄がレジで滞るようだ。その扱いはスマホを介して行うことが多く、レジで長い時間をかけるのは、その扱いに不慣れな高齢者のようだ。店員と長々と会話をしながら会計をしている人もいる。
私もこの高齢者の一人になる。ポイントは大いに利用しスマホによる決済で買い物をしているのだから。
清算の時間を手短になるよう知識や操作に慣れるようにしているが、若い人から見ればトロイ爺さんになっていると思う。
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演歌に、かってな思い

2024年01月28日 | 徒然の記
演歌も好きな音楽のジャンルだ。
最近、BS放送で取り上げられるのが多くなったような気がする。だが、美空ひばりやちあきなおみなどの曲を別の歌手が歌うのは好きでない。本来の歌手の声の深みや節回しなど全く違う。
それに加えて、全盛期には大好きだったが、今は歌わない方がよいのにと思う歌手もいる。自分の持ち歌のはずが高音がスムースに出なかったり節回しがぎこちなくなっている。細川たかし、小林幸子、千昌夫などが歌う時そう思うがどうだろう。
だが、五木ひろし、八代亜紀(1ヶ月前に亡くなった)はいい。歌い方が丁寧で自分の歌としてしっかり表現しているような気がして気持ちいい。
などなどテレビ放送を観て感じたことを書き連ねた。
演歌は地上波放送ではほとんど取り上げられずほぼBS放送だが、さらに演歌を聴く機会が欲しいし、新人の歌手も出て演歌が盛り上がることも期待したい。
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老犬     

2024年01月25日 | 徒然の記
Yスーパーはバス路線から離れているので最近はほとんど行っていない。その近くの公園を散歩コースとして利用していたのだがそれもほとんど行っていない。
今日はYスーパーで買い物をした。、帰りは久しぶりに公園を散歩しながら帰って来た。杖を突きながらゆつくり歩いていると横道からよろよろと覚束ない足どりの犬と首輪からの紐を握った男の人が表れた。犬は、5~6歩あるいて立ち止まりまた歩き始める。紐を握っている人は犬の歩調に合わせて、犬が立ちどまればじつと待っている。
私が飼い主の人に「けがしたんですか。杖を使えないもんね」と冗談を交えて声を掛けると「いや、年をとつているんです。15歳ですから」と言う。犬の1年は人間の7年というからこの犬は105歳 !。その年齢になれば私は散歩はできないだろう。生きていないかもしれない。
「お先にいきます」。と犬とも飼い主へともなく声を掛けて先に進んだ。
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スピード  

2024年01月23日 | 徒然の記
投函したい文書があった。
1000mほど離れたところにポストがあるのだが、車の運転は止めている。足の不具合とふらふらする身では歩くことも自転車に乗るもこともできずバスで街まで出かけることにした。
街のポストに投函しカフエで珈琲を飲んでの帰り路。いつものように始発のバスに乗るのだが、停車中のこのバスを目指して遠くの方から若い女の人が走ってきた。若いこともあり弾むような足の運びだ。停車中のバスの乗車口は開いている。その女性は乗車口まで走り寄ってきたスピードを変えず乗り込んできた。そして、そのままのスピードで一番前の座席にすとんと座った。
私も含めてだがweekdayの日中に乗車する人はこうはいかない。ほとんどの人は、バスの乗車ステップ前で立ち止まる。私などはよいしょと掛け声と一緒に乗るが、そうでない人でもバスに乗ってから一息ついて、それからゆつくりと座席につく。
いつものバスと違う光景がなんか新鮮に見えた。
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人を思い出す時    

2024年01月21日 | 徒然の記
昨日のことだが、テレビでドキュメント番組のブラタモリ「秘境」黒部峡谷をみた。
「黒部ダム」の完成まで45年間にわたる黒部川水力電源開発の足跡をタモリと女性アナがたどるドキュメントだ。大正時代から秘境といわれた黒部川水力電源開発に取り組んだ人間のすごさに感動しながら見た。そしてエンディング曲、井上陽水の歌も良かった。
最終の黒部ダムの描写は開発の成果として簡単に取り上げられていたが、10年ほど前、妻と一緒に黒部ダムに旅行したことを思い出した。トンネルや山岳道路を走るバスの窓から見える景色、そして黒部ダム。二人の旅行は開発の歴史でなく黒部ダムへ行くまでの景観を見るものだったが懐かしい思い出だ。
歳をとってからの死別のためだろうか。何かをきっかけとして妻を思い出すことが多い。
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エスカレータ―  

2024年01月18日 | 徒然の記
すこし昔は、駅などのエスカレーターは右か左に乗って片側は空けていた。空いた方を急ぐ人が足早に昇っていく。地方によつて違うようだが仙台は皆左側に寄つていた。
だれもが左側に乗ろうとすると昇り口に順番待ちができて人が溜まることがある。
それをなくすために、右左関係なく乗りましょうといように変わってきて、随分日も経ったと思うが、長い習慣はいちがいには治らないようだ。私の利用は日中だがエスカレータ―に乗る人の大多数は左側だ。ごくたまに右側に乗る人がいるが、立ち止まることはなく追い越すように昇っていく。
自分を振り返った時、人の少ない時は右左自由に乗る。そして込み合う時は自然に左側に乗っている。もし、右に乗った時はゆっくりだが隣の人を追い越すように歩いている。
通勤時間帯は違うのだろうか。
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写真家の撮る被災写真  

2024年01月16日 | 徒然の記
令和6年能登半島地震の被災者の苦しい様子が今日も報道されていた。地震後の寒さと降雪が被災者を苦しめているようだ。
地震による家屋の倒壊、津波による家屋の浸水が被災者を苦しめている。
前回、篠山紀信の写真集のあれこれをブログに載せたが、市図書館の図書一覧に「東日本大震災・写真家17人の視点」というのを見つけた。篠山紀信もその一人になっていたし、能登半島地震の被災もあり写真家は災害をどのように捉えるのかと思い借りてみることにした。
感性の乏しいこを自覚している自分ではあるがこの図書の感想はそうじて期待外れとなった。静かな砂浜にシルエットに写る流木、ページの中央にデンとある大きな屋根だけの寺、三角形の構図の中に座る寂しげな男等々の映像は、震災後のどろどろしたもの、生きようとする人々の切迫感が伝わってこなかった。
被災から時間を置いての撮影と、美しく撮ろうとする芸術家の思いが先にきているせいだろうか。
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肖像写真から人間性が  

2024年01月14日 | 徒然の記
前回、写真集「篠山紀信・写真力」に感銘を受けたことを書いた。
この写真集は、大原麗子、草笛光子、宮沢りえ、小沢一郎、役所広司など当時の有名人と農村地帯、漁村地帯、山村地帯の市井の人の肖像写真、舞台化粧した歌舞伎役者、何人かの女優のヌード写真で構成されていた。
感銘を受けたのは肖像写真だ。構図、光の射しこむ方向、人物を取り囲む陰と陽、表情等々どれもが意図的に写真家の作り出したもので、けっして偶然で写り込んだものではない。俯きかげんの人物の瞳に、あるはずのない光があるのも撮影時のライティングによるものだろう。撮影されている人物像は人となり意志までが伝わるような気がする。これら全て写真家の感性によりできるもので感心するほかはない。
ヌード写真もあつたが、私の無知のためかその芸術性はよくわからない。週刊誌の袋とじとの違いが分からないといつたら叱られること間違いないだろう。
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ピーラーと包丁   

2024年01月11日 | 徒然の記
月曜日から金曜日の夕食は私の担当だが惣菜だけの宅食を利用、ご飯とみそ汁を作っている。同居の子供は勤め人だから私がするのは止むを得ない。土日は子供がしている。
みそ汁の具となる大根や人参、じゃが芋の皮を剥く時ピーラーを利用する。これは邪道で料理は包丁を使うべきと思いながそうしている。
話変わって今年の正月は同居人の子供が熱と嘔吐と下痢で5日間寝込むことになった。彼女に求められてりんごの擦りおろしを何度か作ったが、その皮むきは包丁だった。
今回に限らず果物の皮剥きはそうしている。、りんごや梨などの皮剥きにピーラーを使うと剥いた部分もしつかりと手で掴かみながら剝き進める。その剥いた後の手掴みが嫌で包丁を使うが、剥いた皮が厚くなりもったいないという思いもある。
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老衰  

2024年01月09日 | 徒然の記
1月4日、写真家・篠山紀信が亡くなった。ヌード写真撮影のイメージが強く名前を知っている程度だった。死因は老衰という。
厚労省は2018年の死亡者の3番目に多い死因と発表しているが、故人は私より5ヶ月ほど年齢が若い。それなのに老衰?。
調べてみた。老衰は自然死で記載すべき死亡原因のない場合をいうらしい。その前兆に、食事が自力で摂れない、脳機能が衰え意識レベルが劣化している、1日のほとんどが睡眠状態にある等があるようだ。その状態で呼吸不全とか誤嚥性肺炎による死亡でも医師の判断で老衰となるようだ。となると、今の私の状態で万一の場合は老衰になるのかと思ったりするが、ま、あるがままを受け入れることにする。
そして、この機会に篠山紀信の作品を鑑賞してみることにし、市民図書館より写真集「篠山紀信・写真力」を借りた。その足でカフエに入りじっくり見たが、結構見ごたえのある写真集だった。その感想は次回にする。
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