千字のおもい


徒然のことを千字を超えずに載せていきます。

チノパンの洗濯

2018年04月27日 | 徒然の記

チノパンを履いてもいい季節となった。かっては洗濯も妻がしてくれたが、彼女の居ない今は自分でしなければならない。

先日より履いているチノパンを洗濯しなければならなくなったが、かって自分で洗濯した時にこんな経験があった。洗濯後の皴である。今のシャツなどはノーアイロンが多く、洗濯機で脱水を済ませれば物干しに掛けるだけで終了であるが、チノパンは違った。乾燥後はしわだらけで履くことができなかった。

その反省から、今回は脱水終了前にチノパンだけ取り出して物干しに掛ける準備をした。

水の滴るチノパンを風呂場のフックに懸け、皺を伸ばすように布地を引っ張り、両掌で挟み込むように叩いて皺を伸ばす。しかし、濡れたままのチノパンだが皺はなかなか消えない。不十分と思いながらその程度で終わりにした。時間が経過して半乾きの状態でみると皺は消えているように見えた。そのまま外で乾燥。

夕方取り込んだ時には皺はなく普段着として履ける状態になっていた。

生前の妻がたまにしていたのを真似てしたことだがうまくいった。ただし、妻は水の滴る状態での作業ではなかったが‥‥。

半乾きの状態で引っ張り、叩いてよいのかも知れない。

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すばらしい若者たち

2018年04月24日 | 徒然の記

4月22日羽生結弦選手の凱旋パレードがあったが、イベントの後の様子についてウェブニュースでうれしいことが報じられていた。

日本の国からだけでなく、外国からの参加も多かったそうだが、参会者は約11万人だったという。

羽生選手のオリンピック金メダリストというだけでなく深い人間性に惹かれて、これだけの人が集まるのだろう。参会者のインタビューに羽生選手の人となりに共感している人が多かった。

羽生選手も偉大であるが、パレードに参集した人々も偉いと思う。偉大な業績を残した人、豊かな人間性を持つ人を慕いそれを表すために距離を厭わず参加する、すばらしいことだ。

さらに、今日のウェブニュースでは11万人の人が集まったのに、捨てられていたごみが本当に少く、大きなごみ袋6個分だったという。信じられないことだがうれしいことだ

パレード前日に、羽生選手の人柄に応えるためごみは各自で持ち帰ろうというツイッターが飛び交い、その結果がごみの残らないパレードになったのだろう。若者たちの行為に涙がでるほどの感動を覚える。

パレードの参会者は老若男女等しく参会していただろう。しかし、このごみの減量は若者たちの善意と積極的な行動の結果である

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羽生結弦選手凱旋パレード

2018年04月22日 | 徒然の記

仙台市で、オリンピック男子フイギャースケート金メダリスト、羽生結弦選手の凱旋パレードがあった。

午後1時半から始まりテレビのライブ放送があるというのでそれを見ることにした。
パレード開始の時刻となり、それまで見ていたテレビをそのまま視聴することにした。フジテレビ系の放送である。

パレードは広い幹線道路を通行止めにして行われていた。パレードの道のりは、結構長い距離であるが、沿道は人人人で埋め尽くされている。東京、北海道など日本各地から来た人で昨夜の仙台市内のホテルはどこも満室だった聞いている。

映像から熱狂的な人々の様子がわかる。しかし、会場の生々しい雰囲気は、アナウンサーと「××こ」というゲストの無駄なおしゃべりで伝わってこない。この二人は受けを狙った会話をしては笑い合うなど、うるさいことこの上なかった。会話の合間に、集まった人の数、パレードする距離など視聴者が知りたい情報を話せばよいのに。

自分だけ興奮する二人にはなかった。

うるさい二人が嫌でテレビのスイッチを切ることにした。

何気なく他の局のチャンネルを回したら中継放送をしていた。地上波すべてのテレビが中継していたのだ。今まで視聴していたテレビ以外は静かな雰囲気で羽生選手の人となり、それに応える観客の様子など解説していた。

前半イライラしながらフジテレビを見ていたのが悔やまれる

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罪悪感 その2

2018年04月21日 | 徒然の記

今日弟がきた。とりたてて用事があるわけでないが、独り居の私を励ます意もあるのだろう。お土産にイチゴ持参である。

家には茶菓子の用意がなかつたのでコーヒーのみの接待である。土産のイチゴを食べてよいのだが、せっかくのイチゴなので娘にも食わせることにしてのことだった。

弟持参のイチゴを娘に食わせないことにちょっと気が引けたのである。

これも家族の中で自分一人が旨いものを食べることの引け目であろうか。

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罪悪感

2018年04月17日 | 徒然の記

亡くなった妻のかわりに、今、主夫をしている。食べるのは二人だけで、それも夕食だけの料理を作っている。

娘の帰りは遅く別々の食卓で私は孤食である。
しかし、仕事で遅い娘には作りたてを食わせたいと思うのは料理人としては当然のことと思うが、食材を二分して、それぞれの食べる時間に合わせて料理を作っている。

自分で食材を買い出し、自分の思った時間に料理をするのだから、自分の食べる分を高級な食材にするとか、旨い出前をということもできる。
しかし、自分だけ旨い物を食べるということに罪悪感を覚えるのでそれはない。

生前の妻も同じだったと思う。家族の食事を作っていて、自分だけ旨いものとは考えないものである。

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無水なべ

2018年04月15日 | 徒然の記

テレビコマーシャルで無水鍋が紹介されていた。

たとえば、煮物を作るにも、野菜、肉などなど、必要な具材を鍋に入れてスイッチを入れるだけで旨く調理ができる。水分は具材から出るものだけで具材の旨味が濃縮された煮物ができるという。出汁など気を使わなくていいのかもしれない

毎夕食を担当しているものとして興味がわいた。
だが作ったものを食べてくれる妻がいない。美味しいよとか何らかの感想を言ってくれる人が居ないのは寂しい。

結構高価な買い物であることから無水鍋の購入はしないことにする。

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体裁作りに四苦八苦

2018年04月13日 | 徒然の記

 このブログ再開は妻の死から立ち直ることの象徴だったことから、妻の死と向き合った日記を掲載することにした。

 パソコンに残る日記から、コピー&ペーストを利用しブログへ転記することである。

 大量の文字であることから一記事の容量がオーバーしてしまうこと、リンクを張るためのテクニック、日記として読みやすくするための掲載順等々、2度、3度とやり直しながらのブログの体裁作りだった

 こういうものをさっさっとこなせるようになれたらなと思いながら作業をした。

 

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車を運転できない

2018年04月08日 | 徒然の記

 白内障手術の結果、車の運転ができない。サングラスを掛け制限速度以下で走るなど慎重な運転をすれば大丈夫のような気がするが、看護師に万一貰い事故でも、手術後ということで事故処理の時不利ですよと言われた。この言葉に納得。今更不要の臨時出費はしたくない。

 しかし、食事を作るための食材の買い出し、郵便局などへの用事ができない。街中など遠くへ行く用事はバスを利用するが、ごく近所へ出かけるのが不便である。腰痛と痺れのため歩行に不自由な身には車を使いたい。

 食材は冷蔵庫の物で間に合わせ、その他の用事は医師より許可のおりる1週間は我慢しよう。術後の検診で街に行くからその時すませるものもあろう。

 今日の日曜日は、一日家に居た。

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白内障手術

2018年04月06日 | 徒然の記

 今日の午前、S眼科医院で白内障の手術をした。

 この手術は10分くらいの手術で入院する必要もない簡単なものだと誰もがいっている。ましてや10余年まえ左目の白内障手術をしているが嫌な思いは残っていない。ただその時は2~3日入院はしていたが。

 今回は右目の白内障手術だ。手術のマイナス印象はないので安心して手術台に乗った。   

 しかし、怖かった。右目いっぱいに光が耀いている。事前に看護師よりその光から目を逸らしたりまばたきしたりしないように言われている。耀く光をしっかり見ながら、目のどこかにメスが入っていると考えると怖かった。ひっそりと両手の指どうしをしっかりと握りそこに思いを集中して怖いのを堪えた。 

 でも、痛さは全然ない。目のどこかにメスが入っているという怖さだけである。事前の麻酔の処置がしっかりしていたのだろう。

 それにしても早く10分が経することだけを考えていた。手術が終わって事後処置をしてくれる看護師に尋ねると、手術時間は5分位でしたよと聞かされた。

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庭の蕗の薹

2018年04月04日 | 徒然の記

 昨年は腰痛と妻の看病で庭の手入れは全くできなかった。庭木は伸び放題となり昨年の秋庭師を頼んだ。そのせいか今でも爽やかな庭のままである。

 それでも、春となった今、樹木の根元に雑草が萌だし、4~5㎝伸びているものもある。抜き取るには、今なら楽だろうと雑草取りをすることにしたが、腰痛のため体が思うように動かずひざあてをしながらはい回っての草取りである。

 その庭の一角に蕗の薹が15~6株生えていた。

 ここには毎年生えているが、「ばっけ味噌作って」とよく妻は摘み取ってきた。少しばかりの「ばつけ味噌」を作り、白米の上に載っけて春の味覚を楽しむのが例年のことだった。

 しかし、今年は彼女が居ない。彼女のいない食卓にわざわざ作るのも寂しい気がして「ばっけ味噌」作りは止めることにした。そして蕗の薹は抜き取らずそのまま残して置いた。

 「採ってきたよ」と蕗の薹を見せる彼女の姿が目に浮かび切なかった。

 

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