昨日のことだが標題のドキュメンタリー放送を見た。大学生時代は山岳部に所属していたのであの陶酔感を思い出していた。
雪嶺の続く北アルプス、その中に聳えたつ槍ヶ岳等などナレーションもなくただBGMだけで写しだされる贅沢な光景だった。
でも、今の自分の足下には山地はなく、山の冷気もない。実際に左右を見回しても続く峰々はなく、テレビ画面の脇には石油ストーブがありカレンダーがある。アルプスの山々はテレビの枠の中にある。
折角の映像である。もっと臨場感を持たせるテレビの見方を考えてみた。
そして先ほど試してみた。それは電気を消した暗さで2m位近寄って見ることだ。これが良かった。石油ストトーブやカレンダーが目に入らない。
冷気や風などの皮膚感覚はないものの映像に集中でき見終わった後の充足感がいい。
今、見終わった後の余韻を持ったままこの文を書いている。
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