気まぐれ日記帳

思いつくまま・・・

天使のくれた時間

2010年05月04日 | Weblog
2日続けて外出したので、今日は自宅でのんびり過ごすこととしました。
部屋や押入を片づけたり、音源を整理したり、研修レポートを書いたり。

昔見た映画で、もう一度みたいなと思ってレンタルしてきたニコラス・ケージ主演の「天使がくれた時間(The Family Man)」も見ました。

「あの時「YES」と言っていたら、どんな人生を歩んでいたのだろう。」がテーマのクリスマス・ファンタジーです。

引き止める恋人をふりきってロンドンに行き、投資会社の社長に上り詰めて大きな成功を手にしたニコラス・ケイジ。
そんな彼に、振り切った恋人から13年振りに会社に電話がきます。

あの時YESと言ったら、二人はどうなっていたのだろうと考えるニコラスケイジが、一風変わった天使に遭遇し、「人生のきらめき」をプレゼントされます。
そのプレゼントとは、13年前に引き止める恋人の求めに応じて彼女と結婚し、平凡な人生を送っている生活・・・

社会的な成功をおさめた生活とはかけ離れた平凡で単調な人生に困惑しながらも、魅力的で美しい妻と子供たちに囲まれ、社長の人生では味わうことのできなかった幸せを感じるようにになります。
この生活に慣れた頃に、一風変わった天使が再度あらわれて「きらめきは一瞬だけ」と告げられます。
妻や子供と別れたくないと懇願しますが・・・

ストーリー上、重要な部分の描写が不足していたり、強引な展開も多い気がするのですが、それを補ってあまりあるティア・レオーニ演じる妻の無邪気で愛情あふれる仕草や「平凡な人生に疑問を感じない訳ではないけれど、私には、この小さな家で老いを迎えるあなたと私の確かな未来が見える。私はそれを失いたくない。」といった言葉、それを真摯に受け止めて「Family Man」として目覚めていくニコラス・ケイジの姿には、忘れかけている大事なものを思いおこさせてくれる気がします。

この映画の見所は、夫との日常生活を何より大事にするティア・レオーニ演じるつつましやかだけど、魅力的な妻ぶり。
こんな魅力的な妻と仕事のどちらを取るかと言われたら、21年前に泣く泣くUターンした私も・・・・です。

ちょっとほっこりした気分になりました。
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