おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

La Cabotteさんでジビエ尽くし

2013年02月01日 | お出かけ
昨年に引き続きまして
カボットさんでジビエ尽くしの夕べを楽しみました。
ボリューム満点に決まっているから
お昼はかなーり控えたため
開始予定時刻にはお腹ペッコペコ。
しかし後々これでよかったことを
身を以て知るのでありました。
さて、スタート♪



脳みそ×3

右から鹿の脳みそ
中は生後1年余りの猪の脳みそ
左は生後半年足らずの猪の脳みそ
インパクト大のビジュアルでお迎えしてくれました^^;






猪のハム

野獣です。血液の味がします。
そして酒飲みのツボを押さえたいい塩梅。
ビールが進むわ^^





ボン・ヴー マグナムボトル

ということでマグナムをオープン。




アルコール度9.5%あるベルギービールです。
フルーティーでありながら後味キリッ。
飲み飽きしないけれど高アルコールだから危険だわ。
6人でシェアしたから一瞬で空いた(笑)





ジビエのバテ

猪、鹿、鴨、雉子、兎(?)…
とにかくカボットさんに存在する
ありとあらゆるジビエが詰まってます。
お・に・く・た・べ・て・ま・す!
という実感たっぷり。
ただ、ジビエは不飽和脂肪酸がメインだから
胃もたれしたりしないんですよね。
獣のレバーや赤身の香りが舌を魅了し
鼻から芳醇な香りが抜けていく…旨し。






小鴨のパテ





バゲットにたっぷり塗って

これ、本当に美味しかったです。
ガラ周りのお肉も全て使っていますが
丁寧に裏ごししてあるから本当に滑らか。
フォアグラも少し混ぜているようで
余韻の長いことと言ったら。。。幸せです。





雉子1羽のココット蒸し クリームソース

雉子を丁寧に処理しまして
ココットで丸っと蒸してあります。
ソースは生クリームとミルク。
雉子、豆みたいな味がしました。
確か去年もそういう感想を述べた気が…
何を食べるとこういう味になるんだろう。
それともこれが雉子の持ち味?
あまり食べる機会が無いから分からないや^^;
身が淡白なのでクリームソースがよく合いました。






脳みそのムニエル

私たちの前に出されたのは
1年余りの猪の脳みそです。




しっかりアロゼされて
外カリッ、中フワッ。
3種をみんなで回し食べしましたが
鹿が一番血の存在を感じてワイルド。
猪は1年余りは柔らかめのフォアグラ・フレ、
半年足らずのものはフワフワの白子
といった感想でした。
間違いなくどれも美味しいです^^




小綬鶏のコンソメ壷焼き





生地を開けたら香りがふわーん♪

澄み切ったスープに小綬鶏の肉片。
何とまあ、上品で上質な味わいでしょう。
ここまで結構ボリューミーな感じでしたが
このスープによって食欲が増進した感じ。
いつまでも頂いていたいような
とっても滋味深くて優しい味わいです。
病気の時に出されたらケロッと治りそう。
病気しないけど。。。





真鴨のパイ包み

クラシカルな容貌です。




一人分のポーション

食べかけでスミマセン^^;
ゴロゴロっと真鴨の肉片が詰まってまして
レバー的な味、つまり血の味がしっかり。
パイで包まれているから肉の旨味が流れ出ず
噛み締めるほどに野鳥の味わいが広がります。
無駄にパイで包む料理は疑問符だけれど
これはパイ包みという調理法が適切である…
そう思わせてくれる一皿でした。




リエーブル・ア・ラ・ロワイヤル

リエーブル=野兎です。
40時間も煮込んでありまして
フォークを入れるとホロホロに。
口の中に入れると多く咀嚼しなくても
滑らかに喉の奥へ流れゆく…
しかしその儚い食感に反し
味わいは濃厚で適度に渋く余韻が長い!
ソースには野兎の血を使っているそう。
鼻血が出そうなほど濃厚なんです。
まるでビターチョコレートみたい。
翌朝この香味に起こされました。
一晩中鼻孔に滞留していたよう(笑)



昨年も大満足でしたが
今年も魅了されまくりでした。
野山の命をたくさん頂いたからか
翌朝目覚めたら掛け布団不在。
暑くなってはぎ取ったみたいです。
しかも腕まくり足まくり^^;


美味しくて楽し過ぎていろいろやらかしましたが
とにかく幸せなひとときでした。
シェフ、ありがとうございました♪



それにしてもメモ帳、どこへ行ったのだろう。
メモにいろいろ書いてメモ頼みだったから
記述に誤りがありましたらご容赦ください。


Fin

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