おうちBAR開店

本格的なパーティー料理から手抜きお手軽料理まで、私のキッチンから発信します。毎日の出来事を含めて楽しくご紹介。

Bottega Viola

2013年11月25日 | お出かけ
ノープランで上京したので
ディナーを何処でとるかも決めてません。
宿をとっている東銀座から歩ける範囲で、と調べ
ここへお邪魔しました。



Bottega Viola

内幸町にひっそりと佇んでます。
一応予約を入れていったところ
先客はおらずシェフが迎えてくださいました。
笑顔が素敵な男前シェフです。




メニュー

即決型の私をも苦しめる
悩ましい内容だこと…^^;
ひと皿ひと皿のポーションがかなり多いので、
少なめにご用意することもできますよ
と告げられました。
多い?望むところ!と思ったけれど
いろいろ頂きたいので
アミューズは少なめにとお願い。



オリーブのフリット

これで少なめ…




詰めものをしたオリーブに
細引きのパン粉を付けて
カリッと揚げてあります。
かなり塩分が高いので
白ワインが恐ろしいほど進む…
ビールの方が合うかも。




水タコと馬鈴薯のサラダ

サッと湯引きした水タコと
硬めに茹でたじゃがいものサラダ。
ドレッシングはオイルと塩とレモンでシンプル。
豪快にトッピングしたイタリアンパセリが
お洒落寄りじゃなくていい感じ。





秋トリュフのトレネッテ

中太の手打ちパスタトレネッテに
大量のバターソースが絡められ
上からは惜しげもなく振り掛けられた
荒削りの秋トリュフ。
メニューを決めている時にシェフが
「今トリュフが最高にいい状態ですよ」
とおすすめしてくれたのでこれは即決。




トリュフの芳しい香りがたまりません。
バターは発酵バターでしょうか?
香り高くて複雑な味わいがします。
多分塊では見たくない量でしょう…(笑)
パスタも程よいコシと歯ごたえで好印象。
かなりパンチが効いた一品ですが
不思議と疲れることなく完食できました。
これもお洒落寄りでなくガッツリ系。
フラスカティさんと同じ方向性を感じます。




イタリア製パン

イタリアで成形まで施して冷凍したパンを
ここのキッチンで焼成したもの。
トスカーナで食べたパンを彷彿させました。
塩分控え目で粉の主張が強く
水分量多めのモッチリパーネ。



牛サーロインのグリル

本当はサーロインじゃない方をオーダーしたんですが
どうやら間違えられちゃったみたい^^;
でも、霜フリフリじゃ無さそうだし
美味しそうなんでそのままいただきました。



キッチンでは炭がパチパチ弾ける音が。
タリアータのように中は半生です。
塩とレモンだけでシンプルにいただきました。
どこのお肉かは聞忘れましたが
赤身に近い歯ごたえと旨味がなかなかいいです。
このサーロインなら食べられますわ。
フィレンツェのビステッカがモチーフなのかな?



おっしゃる通りポーションが多く
デザートもコーヒーも割愛。


この日は先客のみならず
後客も来店せず貸切状態。
「こういう日は珍しいんですけどねぇ」
と照れくさそうにシェフ。
評判では予約必須とあったので
あれ?と思いましたが
飲食店には波がありますからね。


16席ほどの小さなお店です。
とはいえシェフ一人で切り盛りするのは
大変きわまりないでしょう。
そう思って
「お一人でなさってるんですか?」
と訪ねたところ
もとは奥様がサポートしてくれてたのだけれど
出産して今は主婦業に専念してるんですって。
なーるほど。

溢れるような笑顔は素敵なのですが
本来は寡黙な職人気質なのか
質問に答えてくださるだけで
会話のキャッチボールは成立しませんでした(笑)
頑張ってください、シェフ^^;


ガッツリ系のいいお店を見つけました。
この立地で全体的にリーズナブルなのは嬉しい限り。
また上京の際にはお邪魔いたします。


ご馳走様でした!



Bottega Viola(ボッテガ ビオラ)
東京都港区西新橋1-19-14 辻ビル1F
TEL/ 03-3502-7196
営業時間/ 11:30-14:00 17:30-22:00
定休日/ 土・日・祝

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