先日、浜松まで日本酒を買いに行ったときに、ついつい衝動買いしてしまったワインです。一見普通のワインに見えますが、このボトル、なんとリサイクル品なんです。栓もコルクではなく、よく焼肉のタレなんかに使われているプラスティックのもの。しかも750mlではなく1ℓという容量。ラベルも素朴なデザインで、「わしをこうてくれ」と訴えかけるような佇まいで陳列されていました。買わないわけにはいきません。ビオワインですから、農薬や除草剤を極力使用せず、酸化防止剤も添加しないというスタイル。以前はそういうものにちょっとした偏見を持っていたけれど、実際次の朝の目覚めがよく、酸化防止剤抜きのよさは体が証明しているので、受け入れるようになりました。ただ、手間暇かかる製造方法なので、ちょっと高いのが難点。たまにしか呑めませんね。
ところでお味。もう少し安かったら、ケース買いしてがぶ飲みしたい感じ。フルーツの味がしっかりしていてしつこくない。二日目もその味わいは衰えず、むしろ旨くなっていたかな。現地の人はこの瓶が空くと、また醸造もとに足を運んで、再びワインを満たすのだろうか。ううっ、うらやましい。
ま、日本は日本酒という世界に誇れるお酒があるので、そちらを気兼ねなく呑めば良いのです。ということで今日は天月さんにいってきまーす。