忙しい毎日を送っております。
というのも、執筆業に加えまして
ある割烹の女将さんから懇願され
お店が忙しい時だけ
割烹のお手伝いをしているのでございます。
普段では絶対にお会いすることのない
市内外の名だたるVIPをお迎えする割烹にて
お着物を着つける数々の紐類に背筋を伸ばされ
表情筋と脳味噌フル稼働で
立ち居振舞わなければなりません。
なりません…と言っても
いつも孤独と戦いつつ執筆をしている私にとって
これがとんでもなく良い刺激。
全く違うパワーを使うって
1日にメリハリがあって素敵ですよ。
ご縁に感謝しております^^
この経験も将来何かの役に立つはず。
例の「うっかり」で高価なお皿を割ったり
お客様に粗相を働き
お店の看板に泥を塗ってしまうことだけが心配ですが
私は殊更元気です♪
着物を着ておりますと
「秋田の人ですか?」と問われる率高し。
突っ込まれる前に言っておきますが
そのお言葉には「秋田美人」「秋田小町」
という賛辞はないと思います。
ただ単に色が白くて
演歌・雪国を想像させる容姿だからでしょう(笑)
さて、またまた冬の話に戻ります。
豊橋でヴァンナチュールに力を入れていらっしゃる
パーラーさんのお二階に開店した「aru」の備忘録。
シェフの鈴木さんは
ホテルアークリッシュ豊橋から料理道を歩み始め
神戸、パリで修業を積み
パーラーさんでソムリエをされていました。
満を辞してパーラー二階に開業。
奥様がソムリエ、鈴木さんがシェフを担当されています。
パーラーのオーナー太田さんは、
ライバル店と言ってもおかしくないaruさんの開業を
大変歓迎されている様子。
同じ方向を向いているお店が
上下に重なって相乗効果が狙えれば…と
なるほど、そういう考えなんですね。
豊橋の食文化、ワイン文化を盛り立てていただきたいものです。
オープンしたのは昨年末。
ちょうどプレオープン時に私共は…
私共とは、死なば諸共・通称「しなもろ」会のメンバーです。
ちょうどパーラーで忘年会をしておりまして
本日プレオープンだと聞きつけ
早速予約入れたのです。私以外の二人が。
私は超高速飲酒が祟って使い物にならず早期撤退^^;
ベロベロになりながらも
予約をしてくれた二人に感謝!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/10/1751859ca2429788163d65f6037184c9.jpg)
アペリティフ
待ち合わせ時間よりやや早い到着にて
パーラーで食前の一杯を楽しみました。
太田さん、ごちそうさまです!
ウィンドウ越しにメンバーの顔が見えたので
階上に上がりまして「しなもろ会」@aruスタート。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/75/73a73213c81c7cbf5b7cd4db07b25e13.jpg)
スモークした鰆と大葉
バジルじゃなくて大葉であることが味噌。
バジルよりもシャープな清涼感が
スモーキーな鰆を引き締めます。
大葉生産量日本一・豊橋のプライドを感じる一品。
ちなみに鈴木さんは豊川出身。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/78/c86b68b86b7bd096cf4621de44e181f4.jpg)
わさび菜とホタルイカ・マスカルポーネ
なんともリーンな味わいです。
奇を衒わず素材の味で真っ向勝負。
パリッパリのわさび菜と
マスカルポーネのミルキーさ
小さい巨人・ホタルイカの組み合わせが絶妙。
塩の利かせ方も好きです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/44/a49a941181306599ae6cd812c1ced4c0.jpg)
ルッコラとあいち鴨
あいち鴨はサブでルッコラがメイン。
パッキパキで辛味を有したルッコラが
あいち鴨のコクでドレスアップ。
効かせた柑橘もセンス良し。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/4c/75d3b64bee3cd8b1deb446e94a29f72d.jpg)
金目鯛とカリフラワー
しっとりとポワレした金目鯛に
カリフラワーのクリームが寄り添います
単調になりそうな組み合わせを
一つ上のステージへと昇華させてくれるのが
柑橘の役割。
毎回姿形を変えて登場するので
短絡的な手法とは思わせません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/14/4addca3d1ce87ad5eefa0e58d9ec20a3.jpg)
三週豚
豚は休ませながらじっくり焼いています。
昨今の低温調理を否定するつもりはありませんが
火入れのアプローチが至極丁寧。
タンパク質の凝固温度と
生と火入れのバランスをギリギリ保った焼き加減です。
しっとり感が半端ございません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/0c/5ec89b55da07c3803d02579bce38276d.jpg)
ネーブルとミルクパウダー
お口がさっぱりしますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/8b/5c979597a66583bead77b49536770ddd.jpg)
ジャスミンのアイスクリームとショコラ、メレンゲ
見た目のおとなしさからは想像できない
パワフルなジャスミンのフレーバーが印象的。
ドテッとした甘さがなく
食事の最後を軽やかに締めくくる
「アシェット・デセール」らしい一皿です。
大変美味しゅうございました。
またまた思いましたが
料理って本当に作り手の人柄を表します。
繊細・・・うーん、違うな。
極めてスレンダーな鈴木シェフの
内に秘めたセンシティブな感性と表現能力が
皿の上にありありと描かれていました。
これはスタンダードなコース。
お酒をたくさんいただく我々には
ちょうど良かったです。
お酒を召し上がらない男性には
少しライトすぎるかもしれません。
予約時に相談すれば
何かしら考えてくださるはず。
豊橋の新星を応援していきましょう♪
aru
というのも、執筆業に加えまして
ある割烹の女将さんから懇願され
お店が忙しい時だけ
割烹のお手伝いをしているのでございます。
普段では絶対にお会いすることのない
市内外の名だたるVIPをお迎えする割烹にて
お着物を着つける数々の紐類に背筋を伸ばされ
表情筋と脳味噌フル稼働で
立ち居振舞わなければなりません。
なりません…と言っても
いつも孤独と戦いつつ執筆をしている私にとって
これがとんでもなく良い刺激。
全く違うパワーを使うって
1日にメリハリがあって素敵ですよ。
ご縁に感謝しております^^
この経験も将来何かの役に立つはず。
例の「うっかり」で高価なお皿を割ったり
お客様に粗相を働き
お店の看板に泥を塗ってしまうことだけが心配ですが
私は殊更元気です♪
着物を着ておりますと
「秋田の人ですか?」と問われる率高し。
突っ込まれる前に言っておきますが
そのお言葉には「秋田美人」「秋田小町」
という賛辞はないと思います。
ただ単に色が白くて
演歌・雪国を想像させる容姿だからでしょう(笑)
さて、またまた冬の話に戻ります。
豊橋でヴァンナチュールに力を入れていらっしゃる
パーラーさんのお二階に開店した「aru」の備忘録。
シェフの鈴木さんは
ホテルアークリッシュ豊橋から料理道を歩み始め
神戸、パリで修業を積み
パーラーさんでソムリエをされていました。
満を辞してパーラー二階に開業。
奥様がソムリエ、鈴木さんがシェフを担当されています。
パーラーのオーナー太田さんは、
ライバル店と言ってもおかしくないaruさんの開業を
大変歓迎されている様子。
同じ方向を向いているお店が
上下に重なって相乗効果が狙えれば…と
なるほど、そういう考えなんですね。
豊橋の食文化、ワイン文化を盛り立てていただきたいものです。
オープンしたのは昨年末。
ちょうどプレオープン時に私共は…
私共とは、死なば諸共・通称「しなもろ」会のメンバーです。
ちょうどパーラーで忘年会をしておりまして
本日プレオープンだと聞きつけ
早速予約入れたのです。私以外の二人が。
私は超高速飲酒が祟って使い物にならず早期撤退^^;
ベロベロになりながらも
予約をしてくれた二人に感謝!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/10/1751859ca2429788163d65f6037184c9.jpg)
アペリティフ
待ち合わせ時間よりやや早い到着にて
パーラーで食前の一杯を楽しみました。
太田さん、ごちそうさまです!
ウィンドウ越しにメンバーの顔が見えたので
階上に上がりまして「しなもろ会」@aruスタート。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/75/73a73213c81c7cbf5b7cd4db07b25e13.jpg)
スモークした鰆と大葉
バジルじゃなくて大葉であることが味噌。
バジルよりもシャープな清涼感が
スモーキーな鰆を引き締めます。
大葉生産量日本一・豊橋のプライドを感じる一品。
ちなみに鈴木さんは豊川出身。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/78/c86b68b86b7bd096cf4621de44e181f4.jpg)
わさび菜とホタルイカ・マスカルポーネ
なんともリーンな味わいです。
奇を衒わず素材の味で真っ向勝負。
パリッパリのわさび菜と
マスカルポーネのミルキーさ
小さい巨人・ホタルイカの組み合わせが絶妙。
塩の利かせ方も好きです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/44/a49a941181306599ae6cd812c1ced4c0.jpg)
ルッコラとあいち鴨
あいち鴨はサブでルッコラがメイン。
パッキパキで辛味を有したルッコラが
あいち鴨のコクでドレスアップ。
効かせた柑橘もセンス良し。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/4c/75d3b64bee3cd8b1deb446e94a29f72d.jpg)
金目鯛とカリフラワー
しっとりとポワレした金目鯛に
カリフラワーのクリームが寄り添います
単調になりそうな組み合わせを
一つ上のステージへと昇華させてくれるのが
柑橘の役割。
毎回姿形を変えて登場するので
短絡的な手法とは思わせません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/14/4addca3d1ce87ad5eefa0e58d9ec20a3.jpg)
三週豚
豚は休ませながらじっくり焼いています。
昨今の低温調理を否定するつもりはありませんが
火入れのアプローチが至極丁寧。
タンパク質の凝固温度と
生と火入れのバランスをギリギリ保った焼き加減です。
しっとり感が半端ございません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/0c/5ec89b55da07c3803d02579bce38276d.jpg)
ネーブルとミルクパウダー
お口がさっぱりしますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/8b/5c979597a66583bead77b49536770ddd.jpg)
ジャスミンのアイスクリームとショコラ、メレンゲ
見た目のおとなしさからは想像できない
パワフルなジャスミンのフレーバーが印象的。
ドテッとした甘さがなく
食事の最後を軽やかに締めくくる
「アシェット・デセール」らしい一皿です。
大変美味しゅうございました。
またまた思いましたが
料理って本当に作り手の人柄を表します。
繊細・・・うーん、違うな。
極めてスレンダーな鈴木シェフの
内に秘めたセンシティブな感性と表現能力が
皿の上にありありと描かれていました。
これはスタンダードなコース。
お酒をたくさんいただく我々には
ちょうど良かったです。
お酒を召し上がらない男性には
少しライトすぎるかもしれません。
予約時に相談すれば
何かしら考えてくださるはず。
豊橋の新星を応援していきましょう♪
aru