以前計画はしてみたけれど
交通の便に難ありで行けなかった、
東根市にある六田麩街道を訪れました。

ここは六田麩街道
羽州街道が通る東根市。
紅花や葉煙草などを陸路で結ぶ
交通の要所だったとか。
六田宿として栄え
500年の歴史を持つそうです。
麩の製法が伝えられたのは江戸後期。
海から遠く、ゆき深いこの地域の
貴重なたんぱく源として
食文化に根付きました。
今でも麩を製造する老舗が8件残り
街道と呼ばれる街を成しています。
金沢や新潟など、車麩を作る地域は多いですが
六田の麩が他と違うところは
グルテンの含有量が多いところ。
中学生時代に家庭科の授業で
グルテンの作り方について学びましたが
なんて贅沢なしろものだろう、と驚いたものです。
乾麩が焼き麩や干麩、湿麩が生麩と教わりました。
全ての麩がグルテン100%だと思い込んでいたら
一般に流通する麩は小麦粉主体。
六田麩は昔ながらの製法を大切にしているようです。


創業文久年間の文四郎麩さん
扉をくぐると大女将がニコニコとお出迎え。
憧れて愛知から伺った旨をお伝えすると
驚きながらも喜んで下さいました。
残念ながら吊るされた麩は見ることが出来ず…
この時期は三日にいっぺんしか焼かないんですって。
そうですか~っ、と落胆しまくっていたら
おもてなしの席を調えてくれました。

毎日作る麩の煮物
文四郎さんが毎日お店でおもてなしする麩料理。
シュンシュンに出汁が染みたお麩が美味しい。

奥は牛蒡を挟んだ生麩の揚げ
いただいたお惣菜を頬張りながら
大女将とお話をしていたら
六代目文四郎さんが現れました。
って、後からパンフレットの写真を見て知りました^^;
だって、老舗の旦那というよりは
あまりにも気さくで普通のオジ様ぽかったんだもの。
で、これもどうぞと六代目が勧めてくれたのが

生麩の白和え
これ、大好き!
っていうか贅沢過ぎて家では無理^^;
生麩の切れ端が上品な白和え衣を纏ってます。
本当に美味しいです。

生麩の柚味噌田楽
いろいろお話ししていたら
こんなに素晴らしいものまで出していただきました。
生麩の田楽に目がない私。
目が爛々としていたと思います^^
本当はお昼の懐石が食べたかったけれど
時間の都合で断念していたところ
こんなに素敵なおもてなしをしていただきました。
思わぬ幸せに顔が緩みっぱなし^^

だんご木ならぬ麩木
山形では小正月にだんご木を飾る習慣があるそう。
文四郎さんのところは麩が枝に飾られていました。
女将さんは「写真撮ってね」と誇らしげ。
こういう行事や節目を大切にすること
最近忘れがちだった気がします。

素敵ですね。

ふなせんべい
鯛や宝船など、縁起物を象ったおせんべい。
おせんべいというよりは最中の皮かな。
ご当主ご夫妻から素敵なおもてなしを受け
お麩についていろいろお伺いして
お料理もいただきまして感謝感謝!
老舗で料亭も持つお麩屋さんだからと
思いっきり構えてお邪魔したけれど
とっても気さくで温かかったわ。
訪れることが出来て良かったです。

戦利品

車麩

車麩の切れ端

揚げ麩
冷凍庫には生麩も眠ってます。
我が家の麩の在庫が更に増えました^^;
ありがとうございました!
文四郎麩
交通の便に難ありで行けなかった、
東根市にある六田麩街道を訪れました。

ここは六田麩街道
羽州街道が通る東根市。
紅花や葉煙草などを陸路で結ぶ
交通の要所だったとか。
六田宿として栄え
500年の歴史を持つそうです。
麩の製法が伝えられたのは江戸後期。
海から遠く、ゆき深いこの地域の
貴重なたんぱく源として
食文化に根付きました。
今でも麩を製造する老舗が8件残り
街道と呼ばれる街を成しています。
金沢や新潟など、車麩を作る地域は多いですが
六田の麩が他と違うところは
グルテンの含有量が多いところ。
中学生時代に家庭科の授業で
グルテンの作り方について学びましたが
なんて贅沢なしろものだろう、と驚いたものです。
乾麩が焼き麩や干麩、湿麩が生麩と教わりました。
全ての麩がグルテン100%だと思い込んでいたら
一般に流通する麩は小麦粉主体。
六田麩は昔ながらの製法を大切にしているようです。


創業文久年間の文四郎麩さん
扉をくぐると大女将がニコニコとお出迎え。
憧れて愛知から伺った旨をお伝えすると
驚きながらも喜んで下さいました。
残念ながら吊るされた麩は見ることが出来ず…
この時期は三日にいっぺんしか焼かないんですって。
そうですか~っ、と落胆しまくっていたら
おもてなしの席を調えてくれました。

毎日作る麩の煮物
文四郎さんが毎日お店でおもてなしする麩料理。
シュンシュンに出汁が染みたお麩が美味しい。

奥は牛蒡を挟んだ生麩の揚げ
いただいたお惣菜を頬張りながら
大女将とお話をしていたら
六代目文四郎さんが現れました。
って、後からパンフレットの写真を見て知りました^^;
だって、老舗の旦那というよりは
あまりにも気さくで普通のオジ様ぽかったんだもの。
で、これもどうぞと六代目が勧めてくれたのが

生麩の白和え
これ、大好き!
っていうか贅沢過ぎて家では無理^^;
生麩の切れ端が上品な白和え衣を纏ってます。
本当に美味しいです。

生麩の柚味噌田楽
いろいろお話ししていたら
こんなに素晴らしいものまで出していただきました。
生麩の田楽に目がない私。
目が爛々としていたと思います^^
本当はお昼の懐石が食べたかったけれど
時間の都合で断念していたところ
こんなに素敵なおもてなしをしていただきました。
思わぬ幸せに顔が緩みっぱなし^^

だんご木ならぬ麩木
山形では小正月にだんご木を飾る習慣があるそう。
文四郎さんのところは麩が枝に飾られていました。
女将さんは「写真撮ってね」と誇らしげ。
こういう行事や節目を大切にすること
最近忘れがちだった気がします。

素敵ですね。

ふなせんべい
鯛や宝船など、縁起物を象ったおせんべい。
おせんべいというよりは最中の皮かな。
ご当主ご夫妻から素敵なおもてなしを受け
お麩についていろいろお伺いして
お料理もいただきまして感謝感謝!
老舗で料亭も持つお麩屋さんだからと
思いっきり構えてお邪魔したけれど
とっても気さくで温かかったわ。
訪れることが出来て良かったです。

戦利品

車麩

車麩の切れ端

揚げ麩
冷凍庫には生麩も眠ってます。
我が家の麩の在庫が更に増えました^^;
ありがとうございました!
文四郎麩