陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

名作<小説 日本婦道記>を読む

2010-01-03 16:34:22 | 読書・映画・音楽
 <日本婦道記>は、山本周五郎(本名:清水三十六)の短編集で、昭和17年から昭和20年暮に掛けて雑誌・婦人倶楽部に30編が連載された。その後、昭和33年に新潮文庫として著者が11編を選び、<小説 日本婦道記>が刊行される。何かおどろおどろしい題名で、「女性はかくあるべし」を書いているのかと誤解されそうである。が、決してそのような教訓的内容では無い。  武士が命懸けで主君に仕える、その目的を成し遂 . . . 本文を読む
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