鳩山首相が米国から帰国したら、沢山の政策課題が待ち受けている。JALの経営再建問題もそうであるが、「八ツ場ダム」中止問題は公共工事全般に絡む内容を含んでいるから厄介だ。それに、鳩山首相と民主党幹部は「八ツ場ダム」の建設着工に直接関係していたのではないか?
1992年の三者協定書締結後、1994年に巨大プロジェクト「八ツ場ダム」建設のゴーサインを出した政権は、「自民・社会・さきがけ」連立政権で . . . 本文を読む
世界経済縮小が顕在化して、以前から経営が問題になっていたJALは資金繰りに行き詰まった。デルタ航空(DA)への出資要請やアメリカン航空(AA)からの資金供与がこの夏に話題となる。そして、9月24日、遂に西松遥日航社長は前原誠司国交相へ公金出資の要請を行うに至った。オバマ政権が、GM問題に取り組んだ構図とかなり似ている。
JALの経営における問題点は、
1.8600億円の長期有利子負債(有利 . . . 本文を読む