高校生になった頃、ヌーベルバーグの旗手として有名になったルイ・マル監督の第二作、<恋人たち>(1958)が発表され、1年遅れ位だったろうか田舎の映画館でこれを見た。裕福な若妻が、倦怠感から行きずりの若い学者と恋に陥り、目くるめく一夜を過ごした後、夫も子供もそして財産も全て投げ捨てる。そして、恋人の車で去って行くと言うようなストーリーだ。
今と違い、当時の高校生にとっては、刺激的なベッド・シー . . . 本文を読む
今日は、久し振りの快晴、初秋の爽やかな空気が辺りに満ち、とても気持ちが良い。8月中は、群れを成して庭に遊びに来ていた30-40羽の雀達も、田んぼに餌漁りに出かけているのだろうか、今日は2羽のみが餌皿を啄(ついば)んでいるだけ。何とも、のどかな午後のひと時である。
政治の世界は混沌とし、またかと言う位に殺人事件や交通事故死が続き、そしてタレントの覚醒剤事件の執拗な報道など、ニュースをTVで見る . . . 本文を読む