ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

コメント大歓迎!BUT訳の解らない書き込みはザクザク消しますッス!

モダン出世双六 『天国を見た男』 ~役者別感想編~

2006-08-29 12:53:04 | 食べる・食べる時・食べれば・食べれ
ストーリーをガッツリ書いてしまったので、役者別感想は改めてこちらに。
では、早速敬称略で行ってみよう

■雅やん ◇沢田研二
実は、母がタイガースを好きだったのだ。なのでジュリーの舞台に誘おうと思ったの。オイラ自身は特に好き~とか嫌い~って対象ではなかったんだけど・・・
失礼承知で書かせていただくならば(ジュリーファンの方怒らないでね!)、見た目はね、昔の美しさはまったくない。。。でも、その分『役』としてのハマリ具合は非常に良かった。そして何より良かったのが『声』である。
声楽とかで鍛え上げ作りあげられたのとは違う、天性の歌声だ!って思ったね。これはまさに神から与えられた声だ・・・と感激 TVやラジオとは違う、生声のええこと!!どんな音にも負けない、掻き消えない、甘く響く歌声。CD買おうかとおもっちゃったよ(笑)機会があればライブにいてみたい気がする。

■繭子 ◇南野陽子
もうね、かわいいの。儚げで、控えめで、ホンマいい役。衣装もね、着物も洋服も綺麗で可愛かった。一番お気に入りは袖がひらひらっとした白に水色の模様(?)の入ったワンピース。モガ風の髪形もナンノちゃんに似合ってましたな。
唯一の難点は・・・ジュリーの女房役だけにジュリーとの掛け合いの歌が多くてねぇ・・・ナンノちゃんの歌い方、結構ペチャッと引っ張った声なので歌い負けしちゃうんだよね。。。
ちなみに、繭子みたいな控えた生き方はオイラには出来ないと思った。でも、こうやって旦那を支えられるのって素敵だな、とも思った。

■ガタやん ◇茂山宗彦
今回の目的の一人であった宗彦くん。ごっつよかったぁ~♪ガタやんって感じ。慌てモノで、そそっかしくって、早口で、お人よし・・・でも、ごっつ人情厚くって。
ちゃんと宗彦くんの見せ場の狂言回しもあってねぇ♪ちょっと良かったですよん
しかしまぁ、細っいの・・・普段は袴姿ばっかり見てるから、スーツなんて滅多に見ないんだけど、スーツ姿でソファに座ってる時の足が細くて恨めしかった。。。ドカチンスタイルの時がガタやんっぽくって、一番カッコよかったな

■寺やん ◇すわ親治
幻のドリフ第六の男と称されている人らしい。パンフがなかったため、知っている人意外は名前とお顔が一致しなかったんだけど、かえって調べたらスゴイ人やん!
だって、ピカイチ間の取り方が良かったもんね。それに、あの鹿児島弁の堪能さは・・・やはり出身だったのね~
寺やんが出世した雅やんの新宅にお祝いに駆けつけたとき、キツイ鹿児島訛りで繭子といろいろお話をするの。「オイがこげん会社に入らんで、雅やんにとってよかった」見たいな事とか、招き猫を買って来たのは、ちゃんと自分のお金だとか・・・もう、ごっつ泣いてしまったシーンである。訛りの影にある人の温かさってのかな、思いやりってのかな~・・・とにかく泣けた。一番泣けたキャラが寺やんだった。

■社長 ◇富岡弘
昔気質の肝っ玉の据わった社長さんだった。
出来るならやってみろ!的な大胆さは、自分の見る目の正しさの裏返しで・・・そんな豪胆な雰囲気と、気のいいおっちゃん的な部分とが上手い具合に混ざり合っててよかった。

■代表取締役の婿殿 ◇若杉宏二
ぜったい三上さんでもはまり役だ!と思った役(笑)
この人もごっついい味出してました。なんてーの?インテリなんだけど、人のよさが滲み出てる・・・って感じ。憎めないキャラでしたねぇ。
『へちゃむくれ』の社長令嬢を妻に持つ婿殿。っぷ。へちゃむくれ・・・一生知らないほうが幸せよん♪

■伊達次郎 ◇野田晋市
リリパⅡの野田さん・・・苦手だと思った近松の第一印象。近松のウチに返上し、今では好きキャラ驀進中♪
今回の伊達君もよかった~♪今回は正真正銘のワタワタキャラ。
でも、最後に自分の思いを抑えられなくって、貴子を追っかけてくる姿にちょっと目頭が熱くなったよ
近松の時も綾さんと恋仲役だったけど、今回もそうだったね。

■浪花貴子 ◇佐藤綾
この人の声や奔放なお嬢さんな雰囲気がすごく好き。気が強くって、見栄っ張りなのに、本当はすごく淋しがりや・・・みたいな。近松の時の明美ちゃんもそうだったけど今回の貴子もそんな感じのキャラだった。
最後にはちゃんと伊達君と上手く行ってよかったよね~

■梶本さん ◇山口智恵
郵便課にいてた社員さんなんだけど。かなり美味しいキャラ。オイラ、この手のキャラを演じられる人って、ごっつ好き。
このお方も口が機関銃?てくらいの勢いで関西弁を飛ばしまくり。かっちょえぇ~
小さいけれどパワフルで、ストーリーのなかでピリッとスパイスの利いた役どころ。

■二カツ屋のオヤジ・松中少佐、他 ◇蟷螂襲
小説のススメでお会いしている蟷螂さん。演技をしている蟷螂さんを観るのは初めて。
でも、やっぱ上手いねぇ。。。二カツ屋のオヤジも松中少佐も総理も・・・蟷螂さんだけど、ちゃんと違う役になってるもんなぁ。
侘しさとか、厳つさとか、ガチャガチャした感じとか・・・この芝居はごっつ台詞多かったと思うけど、比較的蟷螂さんの台詞は沢山あるわけではなかったと思う。でも、いろんな下町の雰囲気が二カツの蟷螂さんからは感じられた気がする。

■すーさん・郵便課の上司、他 ◇累央
扉座では主役級で二枚目の多い累央君。でも、ココではイジワルだったり、擦れてたり、高飛車なヤなヤローのすーさんこと鈴木役だったり、ヨボヨボの上司役だったり・・・扉で見れない累央君の演技が見られて楽しい。
なんかね、ダンスがあんまりヤル気を感じなかったんだけど・・気のせい?

■ヤトナ、他 ◇宴堂裕子
ヤトナの小狡さがちらちら見える感じで、初めにすーさんと登場するのがいい感じでしたねぇ。最後には、株で大損をしたすーさんに「金の切れ目が縁の切れ目」と松中少佐と立ち去って行く。松中「すき焼きでも食べよか。ギューやで」ヤトナ「もぉ~ぅ♪」・・・ってな感じで

■ギター ◇片桐勝彦、浜中洋輔、菊池信司
アルゼンチンギターの片桐さん、スチール・ガットギターの浜中さん、ギター・チャランゴの菊池さんの3人による、ギターの生演奏!
いや~。ホンマええのん。ギターの種類とか演奏の善し悪しはさっぱり解らなかったけど、この芝居の中でギターの音ってのは非常に効果的だった気がする。
ちなみに音楽担当はcobaさんでしたし。


出てきた役者はコレだけ。
昭和の大戦に突入する少し前の・・・人情豊かな物語。
関西弁が心地よい。台詞にしちゃうと関西弁ってうそ臭くなる事が多いけど、この舞台に限っては、まったくフツーに街中の会話と変わらないイントネーション。さすが
あまりに面白かったので、DVD予約しちゃったよ

写真は、京ちゃまと食べた夕食。
「この芝居の後は、洋食って言うよりは居酒屋系の気分だよね~」と言いながら選んだお店。お母さんがホール一人で切り盛りしてて、ちょっと注文しにくかったけれど、なかなか美味しいお店でした

モダン出世双六 『天国を見た男』 ~ストーリー編~

2006-08-28 16:46:14 | 舞台関係
母にサプライズしようと思っていた舞台。しかしながら母には、その日の前日からその日の夕方まで、祖母の看護に付く予定があり、行けない事が判明。
「もっと早く言っといてぇや」と言われ、やむなく母を誘うことを断念した。しかし、観劇前日になって誰が一緒に行ってくれるだろうか。そんな急な話、オイラだって、そうそうOK出せないもん。
最悪、空席覚悟で友達を当たってみた
・・・神はオイラを見捨てなかった
そんなこんなで、8月26日に京ちゃまと行ってきました。

作:鈴木哲也 マキノノゾミ
演出:マキノノゾミ
モダン出世双六 天国を見た男

ざくっとあらすじをば・・・パンフレットが販売していなかったため、ホンマに覚書なので、文字の間違いや覚え間違いもあると思われまする。そんときゃ、許してね。


主人公、新田雅吉こと雅やんは、同志社卒の三友商事のエリートだった。その頃、自分の商談のお座敷に来たナトヤ(芸者)の繭子を身請けし、夫婦になる。しかし、不祥事を起し会社を追われることに。
仕事が見つからず、二カツの屋台で仕事上がりで飲んでいた、ドカチンのガタやんと寺やんに仕事を紹介してもらい、日雇いのドカチンとなる。
そんなある日、道頓堀で身投げ事件が起きる。この物語は、この騒動から幕が開く。

寒いある日、二カツの屋台の前でエリート風のサラリーマンのすーさんとナトヤは話をしている。「二カツ食べてけへん?2文で食べれるカツやから、二カツ言うねんで」「三友商事のこの私が、こんなところでこんなものを食べられるかね?何か食べたいなら、寿司でも食いに行こう」
二カツ屋のオヤジのところにガタやんが走りこんでくる。雅やんが身投げした!と。
身投げを助けたのは寺やんである。身投げをしたのは、溺れていた雅やんでも、一緒に助けたおっさんでもなかった。川面を走る屋形船を覗き込んでいたおっさんを、身投げと勘違いした雅やんが突き落とし、自分も川に落っこちてしまったのが真相である。
この騒動で、雅やんは20円もの大金を無くしてしまう。この20円は、ドカチンの後にこっそり荷揚げのアルバイトをして溜めた、繭子にちょっとばかりの贅沢をさせてあげるための金であった。
心斎橋にどーんとビルヂングを構える浪花デパート。この工事を雅やんらドカチンが請け負っていた。雅やんはビルを見上げて思った。
「わしは見上げているのに、このビルから見下ろす人がおる」
「わしは繭子に月並みの贅沢もさしたられへん。せめて、美味しいモンでも食わしてやりたい」
このいきさつを聞いたおっさんは、雅やんの人柄に感動し、是非、自分の会社で自分の力を試さないか、と職を斡旋する。実はおっさんこそが浪花デパートの社長だったのだ。
双六の駒が一つ進む。

社長に見込まれ入社して、配属されたのは郵便課である。
日の当たらない部署ではあったが、社内の郵便物の総てを束ねる場所である。ここで、早くも雅やんは二つ目の駒を進めることとなる。
郵便物の一つ。ドイツの会社との業務提携の書類を読んでいると、不明瞭な言葉が多かった。気になって相手を問いただすと取引を断ってきた。初めは社に大損害をかけたかに見えたこの出来事は、実は国際詐欺から会社を守るという結果となった。
郵便課よりずっと上の階の商品輸入課(←この部署は怪しい^^;)に移動。
その後も次々に社運を導くアイディアを出し、とんとん拍子に出世を重ねて行く。初めは雅やんを嫌っていた婿養子の代表取締役とも仲良くなり、更に順調に会社の中枢へと登って行く雅やん。

雅やんの優しい人柄が好きだった繭子。
雅やんと少しの時間でも一緒にいる事が嬉しかった繭子。
しかし繭子と雅やんの間には、少しづつズレが生じ始めていた。
雅やんは繭子のために、どんどん働き、どんどん出世を重ねる。
「贅沢もいいけど、二カツが懐かしいわ。お金のないときには1枚の二カツを分け合ったよね」
「初めは衣ばっかりやったけど、馴染みになったら、衣薄くしてくれたね。肉の厚みはかわらんけど」
と昔を懐かしむ繭子に「今は、あの頃とは違うんや。今の生活に慣れてもらわな、わし、勢ないやんか」という雅やん。
会社と言う組織の中で、雅やんは昔の友との繋がりを無意識に捨て、繭子との絆さえも途切れさせてしまっていたのだ。

尚も出世を続ける雅やん。
繭子が出て行って後、社長の娘、貴子との縁談が持ちかかる。これ以上ない出世である。
しかし貴子は、同じ会社の伊達君と付き合っていた。父の政略結婚に依存を唱えず、結婚を快諾した貴子ではあったが、実は伊達の事がまだ好きだった。このとき、雅やんには繭子が何を大切にしたかったのかが解ったのである。
貴子と伊達の結婚を許して欲しい、許さないなら二人を責任を持って駆け落ちさせる、と宣言。そして自分は会社を辞めることを社長に告る。
双六の駒は元へ戻ったのだ。
たった1年の出来事。

寒いある日、繭子はがたやん達と二カツ屋を待ちながら話をしている。
「また総理大臣代わったんやね」「誰がなったって、ワシらの生活同じじゃ」
そんな話をしていたが、ガタやんと寺やんは小便をしにその場を離れる。
そんな繭子の前に二カツの屋台がやってくる。前の二カツ屋は雅やんを見て「一旗あげる」と満州に渡った。二カツ屋から屋台を一式買い取ったのは雅やんだった。
「ガタやんやてらやんが来たら、すこぉ~しだけ、肉厚くしたるねん。儲けはあんまないけど、二カツ屋の女房でええか?二人で頑張ってくれるか?」
その雅やんに繭子はにっこり「3人やよ」と答える。
やっと上がり。出世の双六は上がりではなかったかもしれないが。
そこへガタやんが走りこんでくる。
「だれか道頓堀に身投げしよった!今、てらやんが助けてる!!」
ずぶ濡れで助け出したその人は・・・総理大臣だった!
これ以上、出世双六はごめん!ってことで、総理を元の場所へ・・・どっぽ~ん


・・・ざっくりあらすじのはずが、ガッツリストーリーとなってしまった。
役者別感想は次につづく

オイラのプロフィールってか?

2006-08-25 10:01:33 | 呟き
なんでもバトンになるんですねぇ。一体誰が考え出しているんでしょう?
でも、面白そうなので、受け取っちゃいました(笑)


そんな訳で、プロフィールバトンいってみましょう


●名前とその由来は?
1. ひー  大好きな役者さん、「林英世さん」の英世の「ひ」である。
2. nao  本名の一部をローマ字にしただけ。
3.   中学生の時につけたペンネーム。なぜ峰かというと、お習字の号が静峰だったので、そこから取ったのだ。


●バトンを回してくれた人の印象は?
明るい夏色の女。
夏に強いのかどうかは解らんが、初めての旅行が夏の広島だったので・・・それが台風一過の晴天だったので。キランキランの太陽と真っ青な青空。そんなイメージ。でも、非常に色白である。


●性別、種族は?
女。
なまけもの族。


●使ってる携帯の機種は?
au。win W22SA。お友達と色違いなの んふ♪(偶然だったんだけどね)


●普段着はどんな感じ?
海外土産のTシャツにGパン。家にいるときはこんな感じ。
会社へ行くときはTシャツが土産ではなく、自分で購入したモノとなる。アンサンブルとかカットソーとか・・そんなん。


●年齢は?
女性に年齢を聞くものではなくってよッ


●自分を変態or変人だと思いますか?
変体とか変人とかは思ってない。ただ、すこぉ~し周りと様子が違う事があるくぇれどぉ~。いたって正常の範囲内。ノープロブレム。


●飛行機に乗ったことはありますか?
あります。10月に乗ります


●好きな食べ物3つ
チョコレート 和菓子 米
ちなみに肉の順列は、鶏→豚→牛の順です。


●食べれないモノ
特に無いと思う。あまり好きではないものに、ナマコとかあるけど・・・あ、いなごの佃煮は絶ッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ対食べられない。(食べられないものあったね。


●住みかにしている場所
大阪。ずっと大阪。これからも大阪。大阪万歳ッス。


●法を犯したことは?
信号無視とか、飲酒チャリとか・・・小さなものはキリが無いかも
大きなのはないですよぉぅ。


●これを打ってる今現在眠い?
うーん。今日は眠くないな。昨日のこの時間は眠かったけど


●夜型?昼型?
夜型。間違いなく夜型。用事もないのにダラダラと2時くらいまで起きてて翌日悔やむタイプ。
朝方になりたい・・・


●ドラマとアニメどっち派?
昔はアニメだった・・・でも今ではどっちも見てないっす。比較的、深夜にアニメをしているので、寝ればいいのにぼんやり見ている事がある。でも、ぜんぜん訳が解らないってのがミソ

●ゲイ、バイ、レズ、ノーマルのどれ?
ノーマル


●水泳できる??
何年も泳いでないけれど・・・多分浮く。だって、脂肪って軽いやん。


●北海道と沖縄行くならどっち?
どっちも行きたい。とりあえず、北海道には近々行くので沖縄かな。


●野性的or上品?
上品に決まっておりますわ おほほほほほ


●化粧するorしない?
外に出るときに、眉だけは描かなくてはなりません。
でも、日常の化粧は10分かかるかかからないかで終わらせまする。


●ボーリングは得意?
一時期、ハマっていたが(同期でボウリング大会をふた月に一度くらいの割合でしていた。)、ハンデがなくなる事はなかった。しかも40とか50のハンデをもらっていた。


●歌は音痴?
少年少女合唱団に入っていたけれど、だからといって上手とは限らんな。
しかし、「上手?」と聞かずに「音痴?」と聞くあたりが・・・


●機械は得意な方?
機械は得意よ♪壊すのは・・・


●メール派?電話派?
メール派。しかもPCから。携帯でメール打つのは面倒くさい。レトロだけどお手紙書くのが一番好きかも。(下書きはPCですが・・だって漢字がわからないんだもの・・・


●好きな動物は?
おさるさん。
一番好きなのはニホンザル。彼らに囲まれているとほんわか気分でゆったりできる。
次にオランちゃん。オランウータンに会いにボルネオに行きたいんだけれど。。。
そのほか、チンパンちゃんもゴリゴリもリスザルみぃんな好き
ちなみに、和柄のウサギも好きですよん♪

●性格は?
最近は嫌なもの(人)には露骨に近づかない状態。昔はそれなりに対応できたんだけどね。
人当たりはいいほうだと思ってたけれど、そうでもないかも。。。と思う今日この頃。


●今叫びたいことは?
特に叫びたいほどの事がナイ・・・
ぼそっと、「愛をくれ」って感じかな。


●これを7人の人に回しましょう
うーん。やってみたい人はご自由にお持ち帰りくださいませ^^

別に宣伝マンではないんだけれど・・・

2006-08-25 09:57:52 | 舞台関係
英世さんの『林英世 ひとり語りin西陣ファクトリーGraden』が公式発表となっております。

西陣の町の小さな一角で行われる語り。
古い町の雰囲気とか。
作り出される空間とか。
「語り」以外にも、いろいろ感じることができると思いまする。

今回は9月15日~24日までの7日間11公演。A日程とB日程とがあります。
A → 山本周五郎「雨あがる」
B → 太宰治「カチカチ山」
オイラは両方楽しみたいので、通しを予約いたしました♪


お芝居を観たり、ミュージカルを観たり・・・いろんな華やかな舞台がある。
でも、機織をしていたこの小さな空間で、言葉の紡ぎだす不思議が大きな空間を作り出すのがとても好きなオイラ。
小さい頃に本を読んでもらったときのドキドキ感にも少し似て。

もし、興味がありましたら、是非、足を運んでください。
英世さんが物語の空間へと誘ってくださいます

至福の時

2006-08-23 11:27:57 | 食べる・食べる時・食べれば・食べれ
友達と過ごす時間 その中の会話
そこに彩られる料理
う~~~む。至極の時間である

そんな時を昨日は過ごしたのだ♪
会社帰りに観劇友達のM姫と待ち合わせをし、京ちゃまから教えていただいたGRASSEへ。
実は1年以上も前に京ちゃまから教えてもらっていたのだが、ご一緒できる相手を見つけられずに1年以上温めていたビストロだったのだ
M姫とは会社が近かったわりに、なかなか音信普通な二人だったのだが、最近文明の利器をお互い使い、連絡が比較的取りやすくなったので、イチャイチャしよか~ってことで、この度のディナーと相成ったのであった。

特に何かについて話し合うって事もなく、観劇の話題や近況などなどツラツラと毒舌を交えて話すM姫・・・見た目はマシュマロみたいなホワンとした美人サンなのに、中身はごっつスパイスの効いた味の濃いお方なのだ(そこが好き
そんな濃い時間を彩ったのが、グラースのプロヴァンスディナーである。
あまりに美味しかったので、ご紹介♪



前菜その1 牛タンのボイル ラビコットソース添え
やわらか~い牛タンがリッチに2枚!ラビコットっちゅーのが何か解らないんだけど、ほんのり酸味があって食欲を刺激するソース。ぺろりと完食


前菜その2 甘くソテーしたオニオンとトマト、パプリカ、オリーブのタルト
パイはサックサクでトッピングのオリーブも臭みがなく、タマネギは非常に甘く・・・ひゃぁ 某野菜が苦手なM姫も苦もなく食べれる一品。


前菜その3 焼いたエビ 冷たいきゅうりのソース添え
きゅうりのソースぅ~?って思ったけれど、コレがまた、美味しいのなんのって(笑)
エビがちょっと塩辛かったかなぁ。。。などと思いつつ、ソースを絡めると塩味が甘みに変身!計算づくかぁ・・・


桃のポタージュスープ
これがね、食べたくって1年悶々としたのだわよ。桃のポタージュですぜ?桃のスープ。甘いの?辛いの?どんなの?どんななの~?って逸る気持ちを抑えつつ一口・・・ごっくん。。。
んきゃ~~~! んまい~
どちらかというと、スープと言うよりはデザートに近い。コース料理のお口直しのシャーベットの役割って感じ。クリーミーだけどあっさりと甘いポタージュ。桃の皮ってほにょほにょの産毛が生えてて、通常食べれないじゃないっすか。それがね、ポタージュのアクセントになっているんだよね。
スンバラシイ!!!パーフェクツなスープでやんした。


メイン 仔羊のペルシャード
9種類のメインの中から1品選ぶのだ。鴨と迷った挙句、オイラは仔羊にした。M姫は鶏と迷った挙句、牛ロース肉のソテーに。
メインに到達するまでに、既にお腹が満足状態でしたのに。。。。食べれました。ガッツリと。パリパリにこんがり焼かれたお肉の周りのパン粉と、ふわふわに焼かれたお肉・・・甘くて美味しい~~~暴れちゃう
添えられたラタトゥユもごっつ美味しいの。
更にフランスパンが激旨!!!やられまくりですわ。


デザートその1 スイカのシャーベット
ようやくデザートに到達。シャリシャリのスイカのシャーベットは甘くって
スイカの種は、ビターのチョコレート。スイカの甘さに奥深さを演出。


デザートその2 ハーブティとパッションフルーツとヨーグルトのプチケーキ
ハイビスカスとほにゃらら(笑)の入ったハーブティも激旨 ほんのりした甘みとかすかな酸味が絶妙。
まだ続いてデザートが!食べられない~~~と思いつつ口に入れると・・・んまい。んまいぞぉ。食べれちゃうぞぉ。パッションフルーツの爽やかな香りのムースの中に、ヨーグルトのゼリーが・・・笑っちゃうくらい美味しかった。


最後の一品
名前を忘れました・・・クレープみたいにうすーく。でもパリッパリに焼かれたサクサクのコレ。アーモンドの風味豊で、マンプクプクなのに食べれちゃった。
奥に写っている怪しいお蝶夫人がM姫である。


オイラはコースのお供にグラスワインを2杯。M姫はグレープタイザーを。
いやはや。ルミエールの灯りに揺らめきながら、至福のひと時を過ごしたのであった。

チョコレートとぶらんこ

2006-08-22 10:16:56 | 問わず語り(マンガ・本・アニメネタ)
あまり新たな著者を開拓しないオイラである。
なぜなら、活字を読むのはトロイから。そんなに沢山の本を読破できないんだよね。

そんなオイラなのですが、最近2人ほど新たな著者の本を読んだ。


1冊は森絵都さんの『アーモンド入りチョコレートのワルツ』である。
もう、タイトルの甘さだけで選んだようなモンなんですがね、コレがなかなか良いお話だった。
3人の作曲家の曲を副題として描かれた3本のお話。
個人的には一つ目のシューマンの「子供の場景」を副題とした「子供は眠る」が一番好きなんだよね。ってか、この曲は知らないんだけど
ともかく、読むと、副題の曲を聴きたくなる。少年・少女の時代を音色に乗せて描いたような、そんな3本のお話なのだ。


そうして、もう1冊はいしいしんじさんの『ぶらんこ乗り』である。
小タイトルの中に「さるの踊り」だったかな?そんなようなタイトルを見つけ、「買いだな。」と即決した一冊だったのだが
今はいない「弟」の書き残したノートを開いた「私」。そこから零れ落ちた弟の言葉から紡ぎだされる物語なのだ。
動物の不思議な習性をベースに、人との繋がりの距離を描いた作品。
途中、ちょっとダレたストーリーもあったし、個人的に未消化な出来事も物語の中にあるんだけど、ラストは泣いてしまったよ。
大切なもの、大切な人。その人たちとの距離を感じる事の出来るお話だったと思う。


どっちの本も、短編なので、読みやすい。

ちなみにただ今、平岩弓枝版『南総里見八犬伝』を読んでいるんですがね・・・うーーーん。あんまり面白くないの・・・ようやく八犬士が登場したところなんだけど、コレから面白くなるかしら?

コッペリア

2006-08-18 13:32:15 | 問わず語り(マンガ・本・アニメネタ)
お気に入りの作家さんは誰?と聞かれると、『加納朋子さん』と答える。だろう。
もちろん、梨木果歩さんとか湯本香樹実さんとかいろいろいるんだけれど。ここ数年のオイラのブームは、加納さんなのだ。

一番最初に読んだのは、『沙羅は和子の名を呼ぶ』ってのだったんだけど。そっから一気に全部集めたね。うん。

一番最近に読んだのが『コッペリア』
イワユル、推理小説って分野なのかな~?←イマイチよく解ってない
三章からなる物語。
バレエのコッペリアは見たことないんだけど、要は、そのコッペリアの精神ってかそういうのがベースって訳なのだ。ちなみにバレエのコッペリアは人形に恋した若者の物語みたい。

こちらのコッペリアは、別にバレエの物語とはまったく関係がないんだけれど。お人形が出てくるってところは同じ。コッペリアの引用もしてる部分はある。

この作品の中の人形のイメージは、ビスクドール。中でも恋月姫さんという方のお人形たちを思い浮かべながら読んでいた。多分、かなりイメージは近いと思う。同じビスクドールでも、この方のお人形はちょっと雰囲気が違うと思うんだよね。(←個人的意見)実物は見たことはないけれど、写真集を店頭でチラッと見た事がある。ので。

ともかく、加納さんのコッペリアでは、すっかり文章マジックに引っかかってしまった。
第一章では、登場する人物とその生い立ちが幾つかの場面に分けられて描かれてて、どう結びつくんだろう?と思いつつ読んだ。
第二章では、登場人物たちの関係の絡まり、もつれが難しく、何で?何で?と思いつつ読み進め、二章の最期に混乱しつつも、そうだったのかッ!という展開。
最終章では、その混乱した糸を分解し、あるべきところへ導くって感じかな。
途中、結構おんどろどろ~・・とした雰囲気をかもし出していたのに、ラストはなかなかに爽やか。オイラ好みの終わり方だった。

加納さんの文章は、ミステリアスで好き。どこがどんな風にってわからないんだけど、いつもの風景の中に隠れたミステリアスって感じがするのだ。

買い倒れ・食い倒れ

2006-08-17 11:11:28 | 食べる・食べる時・食べれば・食べれ
お盆休みの一日は、遠方よりお越しいただいたお友達と楽しく過ごしたのだ。
以前より非常にお世話になっていた方(感謝)
一方的に「ごっつ仲良しじゃぁ~ん☆」などと思っていた方(爆)
ネットで知り合ったこのお方。この日、初めてお目にかかった。

10時半過ぎに京都駅で待ち合わせ。そこから先ずはお昼ご飯♪
京都駅ビルISETANの中にある『和久傳』にてお昼のメニューを。。。食前酒の梅酒におナスやお豆腐、鱧などなど。選べるご飯物はオイラは鯖寿司を友達は鰻を。鯖寿司は今までに頂いたことのないタイプの押し寿司だった。
京料理にしては味付けがしっかりしているね、なんて話しながら、箸を進める。
ってか、既に旧友のようにざっくばらんに話すオイラたち。。。初対面なんだけどねぇ(爆)
食後にISETANの地下の食料品売り場で和久傳の『蓮根餅』を購入しようと思った。。。しかし、既に売り切れであった・・・仕方がないので、西湖という蓮根餅に似たお菓子を購入。蓮根からとった澱粉に和三盆を混ぜて作ったお菓子なのである。ほのかな甘みとぷるんぷるんの食感が、非常にたおやかで良い♪個人的に気になったのはスッポンの煮凝り・・・今度はアレを買ってみようと思う。
開店と同時にお昼を頂いたので、食べ終わって買い物をしてもまだ時間がお食事時。なので、少し混んでいたものの、お茶をしに京都駅下の喫茶へ行ったのだ。
いきなり食べ食べスタートってのが、いかにも女の子ッポイでしょ

今回、彼女の来京目的は高島屋さんで開催されているお花の展覧会の鑑賞だったのだ。それにオイラを誘ってくれたのが、お会いする事の発端だった訳。なので、本来の目的、花展へ向けて移動開始。

他流派のお花を見るのも面白いね。
最近サボっておりますが、オイラの流派は嵯峨御流という流派である。京都嵯峨野にある大覚寺さんが大元。嵯峨天皇に由来する流派なのである。
洋花が増えている昨今、お花の生け方も多様であると思うなり。(なんちゃって)
しかし、友達とオイラはお花ももちろん見て入るものの、器に釘付け(爆)家元の器は玉(翡翠)だろか・・・とか、水が滴るような釉だ素敵・・とか(笑)中でもオイラたちが最も興奮したのが、床の間なんかにつるして使う花器なんだけど、閑人っての?小人っての?四角い器の三面にチョコマカといるの。(壁面にもきっといるはず!)いやぁ~。可愛い花器でした。

一応、本来の目的の花展を堪能した後、下の階の食器売り場を丹念に見て回るオイラたち。器を見るのって好きなんだよね。お友達も好きで良かった。
ヘレンドの怪しい中国人のトップを見たり、深川のうーたんが付いた青磁を見たり・・・そりゃ、もう、うろうろ~うろうろ~っと

実は、目的の花展を見終わってからの予定はまったく立てていなかったのだ。
とりあえず、オイラのお勧めを回りたいとのリクエストだったので、寺町の鳩居堂にでも行くべか・・・ってことで行動開始。

途中、油とり紙を見たいと言うことで、取り合えず河原町通りの慎太の寓居後にある『象屋』へ行ってみる。プラプラっと見た後、お茶をしにサンマルクカフェに。したらば、スゲー雨が・・・ってか、傘なんて持ってきてないし^^;まぁ、アーケードがほとんどだから何とかなるべ?通り雨っぽいし。ってことで、雨は気にしないことにした(笑)
雨が小降りになった頃、また移動開始。
途中、『民芸やまと』を覗いてみる。友達は絵葉書を何枚か購入。オイラはおちゃるの手ぬぐいを購入♪うっきー☆
さて、河原町通りから三条通りに入り、オイラの好きな杉養蜂の蜂蜜屋さんとそのとなりの三年坂に本店のあるくろちくの一店舗『百々ん』をご説明。この百々んにて、二人ワキャワキャいいながら購入したのが今回のお写真のプリントシャツ。絵柄は復刻もので、なかなかモダンで可愛いのだ。おいらはうさ柄と赤地に子供が散っているのを。友達もカッパとお正月風景の2枚をお買い上げ。

なんか、エラク散財モードのオイラ。大丈夫か?(笑)

三条通りから寺町通りに入り、矢田寺の説明なんぞをしつつ鳩居堂さんへ。百貨店に入っているよりも品数は多いと思う。更に、墨や筆なんかも揃ってるし。ここでも絵葉書を購入していたお友達。筆まめなんだね

再度三条通りに戻り、ようじやさんへ。友達はここで油とり紙を購入。
オイラが知った頃にはまだまだ無名だったようじやさんも、今では押しも押されぬ大手になりましたなぁ。。。

で、ココまで来たら、近くに和久傳があるんじゃね?ってことで急遽、和久傳探索隊に(笑)本店は北野の方にあるから、コレは堺町店なんだけど。はっきり場所がわからなくて、うろうろウロウロしたけれど、無事見つけました。友達はここでも氷室みたいなお菓子をご購入。
和久傳にたどり着くまでに、永田萌さんのギャラリー妖精村も発見。

夕食まで間があったので、近くのイノダ珈琲の本店へ。
友達はコロンビアのエメラルドを、オイラはアラビアの真珠を注文し、一息をつく。
その頃には二人揃って「お腹すいたなぁ・・」ってな感じ(笑)

いよいよお時間となってきたので、友達が予約を入れておいてくれたサンタ・マリア・ノヴェッラ・ティサネリーア京都へ。
ハーブを素敵に料理に使ったイタリアン。ちょっと食べきれなくって申し訳なかったのだけれど、6000円のコースを満喫。ワインを傾け、かなりリッチな時間でございました。
ウイキョウ(フェンネル)の花は生のままいただくと、かなりスパイシーで甘い。肉・魚どちらの料理にも合う!ウイキョウをつまみつつ、満腹のお腹をさすりつつ、メインディッシュを食べたオイラたちだったのだ。

10:30頃にお会いして、21:30くらいまで一緒にいたんだろうか。
初対面とは思えないくらい、話が弾み、笑い、突っ込みあった(爆)
次はオイラが彼女の家の近くに乗り込むことになっている。
秋か、冬。絶対行くからね!