ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

コメント大歓迎!BUT訳の解らない書き込みはザクザク消しますッス!

誘惑の春

2006-03-31 16:34:47 | 呟き
ブログ仲間のmikitanさんのところで、春は不安定と言う記事を読んだので、それにぶら下がってみる。

確かに。
新しくはじまる事が沢山あって、新しい出会いも沢山あって、期待と不安とが心の中で鬩ぎ合う。
その気持ちに呼応するかのように、春の嵐、ポカポカ陽気、花冷え・・・とまぁ、お天気の方もコロコロ変る。

そうだよな。確かに地に足が着かない感じで、不安定。

でもね、オイラはどっちかって言うと・・・ふわぁ~んとした気分。なのだ。
新しい制服を着た学生、新品のネクタイの新入社員、桜吹雪に青空。
光が柔らかくなって、緩んだ風の中にピリリと冷たさが混じってて。乱反射。
芽吹く緑も黄緑で、なんだか可愛い。
美味しいものもどんどん出てくる。蕗のとう、キャベツ、たけのこ♪
山笑う。春霞。賑やかさとけだるさ。輪郭のぼやけた宴の騒ぎ。

新学年や新入社員になる訳でも、新しい場所に行くわけでもないオイラ。ゆうるりと、今の仕事を続けて行くオイラ。
そんなオイラに、新しいことへの不安はほとんど、ない。
いろんな不安がない訳ではないけれど、まぁ、いっかぁ・・・ってな感じで。気持ちがほわ~んとふわふわなのだ。

いろんなものが弛んでいるんだよね。個人的に。
もちろん、財布の紐も弛みっぱなし。

美味しそうなお菓子が和洋問わずに沢山ある。見ているだけなんて、イヤーーー♪
暖かな日差しを感じるとブラブラ歩きたくなる。会社で仕事なんて、イヤーーー♪

何処かへ行きたいな。
海外旅行もいいけれど、国内だって行った事のないところが断然多い。
ここもいいな、あっちもいいな。うむうむうむ。。。行きたいトコロいろいろ。ネットで調べる。

ついでにお芝居なんかも検索する。
行きたいお芝居山のよう・・・・あれも行きたい♪コレも行きたい☆

・・・・
ヤバイーーーー。春は誘惑が多すぎる。
もう少し、慎重なピリリとした部分、持ったほうがよくないか、オイラ。

どれもこれも、やりたくて。
なーーーんにもしないで過ぎて行く、春。
誘惑の春。取りとめのない春。輪郭のぼやけた春。
おぼろげなその姿を、シッカリと掴むことは、ナイ。
だが、チケットだけはシッカリと形があって・・・つかんじゃいそうで、マジ、やばい。(ってか、一部掴んでいる。)

Appartement Cinema

2006-03-30 20:29:40 | 舞台関係
実は25日のレミゼの前日は、寿美礼ちゃんを観に行ってたのだ。
花組公演、『Appartement Cinema』
殺し屋で不治の病の主人公が、最後の時を人間らしく生きる・・・と言った内容の物語。
ストーリー自体は、さして普通でしたけど・・・今回はお目当てが、ふたぁ~つ

一つ目は・・・
ストーリーより、時代背景より、寿美礼ちゃんの歌

そして二つ目は・・・
芳雄くんの妹ちゃま(初輝よしや)を観る

この二つでしたの。
一つ目は、とりあえず行けばクリアー(笑)やはり寿美礼ちゃんの歌声は素晴しいのだ。
そして二つ目に関しては、解る自信はなかったのだ(苦笑)でもね、ちゃんとわかったよ
まぁ、総数も少ないから絞りやすいってものあったし、一応、役的に絞り込める位置だったし。パンフで役名を確認できずに1幕突入でしたがね、1幕でちゃんとメボシつけれました。芳雄くんとは・・・あんまり似てない様な気がする。ってか、ヅカメイクなのであんまり素の顔がわからん
まぁ、ともかく(笑)ちゃんと解ったのでクリアーなのだ。
次回公演を見たときにもちゃんとわかるかなぁ。。。。それが、問題だ

今回のこの公演は、毒(クセ)ある人が多くて、そういった意味で見ごたえがあった♪
一番の毒は双璧だったんだけど、個人的好みでこちらから紹介(笑)

夏美よう
悪い人役だったんだけど・・・その仕種は・・・ガルマ様じゃないですか!髪をくるくるくるくるいじってて(笑)まぁ、ガルマ様とはいじってる位置が若干違いましたが。
もしくは、細かった頃のジュリーとか・・・ともかくね、初めは「げ」っと思ったんだけど・・・お笑い担当(?)で最後にはかなり好きだった

千雅てる子
双璧だったんだからもう一人いるワナ。そのもう一人がこの方。役的にはあんまりよく解らないポジションだったんだけど(苦笑)その存在感には目を見張りますね。
個人的には岸田今日子なんだけど(笑)

彩吹真央
こちらは普通に綺麗ドコロ(笑)
前歯がね、すんごく個人的に印象的で惹かれました♪お顔も可愛いし~。

華耀きらり
今回の大ヒットがきらり。め~~~~~~~~っちゃ可愛かったんだ ある意味、娘役トップさんよりオイラ的には注目度があったし、ストーリーへの絡みもしっかりしてた気がする。今後、埋もれずに見つけられるのかは解らないけど(←オイ?)注目の娘役さんでする

そんなこんな・・・発見の多いヅカ観劇でしたの。
でもね、一番の発見は・・・ピンで写っている写真は非常に面長な寿美礼ちゃん。オイラ、ずっと大きな(長い)お顔だと思ってたのね。でも、、、縦の長さは普通の小顔さんくらいでね、幅が狭いと言うことに気付きました。。。寿美礼ちゃんって、小顔で面長だったんだ。。。


ちなみに、命の重さ、あり方、的なストーリー展開なんだけど・・・数日前に近松劇場『夢のひと』を観たオイラには、ちと物足りないストーリーでござった。。。

みみみ・・・・ミクシィ

2006-03-28 10:54:45 | 呟き
とうとうオイラも参入しちゃいました。。。ミクシィ。
某雪さん・・・とか、某もとさん・・・とか、某こずさん・・・とか、某ゆーりん・・・とか。。。。って全然某じゃないやんけー(笑)が、楽しいと言っていたミクシィ。
横目で見ていたけど、この度めでたくKUNIKOさんとおっしゃる、なかきー繋がりの方に紹介していただき入っちゃいました

ハッキリ言って、全然使い方が解りません
それでも、なんとかきっしーのコミュを見つけ(←一番に調べました)参加してみました。もちろん、きっしーコミュを探す前になかきーのところには行きましたよ。足跡は残してないけど(←小心者)

仕事が忙しい上に、その行き先がフラフラ微妙なラインを渡っているくせに、遊ぶことだけ一人前
ミクシィ・・・早く楽しめるようになろうと存ずる。

名古屋レミゼきっしー楽 レポート

2006-03-26 14:24:22 | 舞台関係
とうとう名古屋レ・ミゼラブルも3月26日で千秋楽でする。
これより一足先に千秋楽を迎えた、レミゼキャストがおりまする。(複数キャストだからね。)
我らがきっしーも25日に一足お先に楽を迎えたお一人である。25日に千秋楽を迎えられたのは、
バルジャン今井清隆さん、ジャベール今拓也さん、ファンティーヌシルビア・グラブさん、コゼット河野由佳さん、マリウス藤岡正明さん、エポニーヌANZAさん、テナルディエコング桑田さん、マダム・テナルディエ田中利花さん、ガブローシュ局田奈都子さん
である。さすが前楽だけあって、主要キャスト全員が千秋楽ッス。この全員の挨拶がカテコの時にありました。こちらは舞台のレポのあとに、御紹介しましょうかね


ではでは、早速シーンで心に残った事レポ行ってみよ~


ツーロンの囚人
地獄と反対側の囚人に虐められていた・・・囚人きっしー。何処の世界にも、何時の時代にも、いじめってあるんだね。

司教様
宮腰司教様の好きな所は、「貴方の魂、私が買った」のところでバルに向かって十字を切る所なの。バルが生まれ変わるための洗礼の様な気がする。

仮出獄許可証、散る
バルジャンが仮出獄許可証を破るシーン。実は好きなシーンなんだよね。このシーンのバルの決心が胸に痛いのだ。この、「破る」行為に辿り着く迄のバルの心の葛藤。今回は上手の端の方の席だったので、バルの表情がよく見えて。迷いに迷っているバル。天使となるか夜叉に落ちるか・・・光と闇を彷徨うバルが選んだ光りへの道は、バルには険しい道だと、あの「破る」行為が示しているように感じた。

モントルイユ・シュール・メール
ずっと健康で強そうに感じていたシルビファンテ。でもね、今回はすごく可愛くって悲しく感じた。夢破れての所では目が放せなかった。

24653裁判
原作を読みはじめたオイラ。ミュージカルでは囚人番号は24653だけど、原作では24601号なんだね。・・・ま、どうでもいいけど。プチ情報(笑)
本日も裁判長バンバカ叩いてましたよ。静粛木槌(←勝手に命名しちゃいました。)でもね、藤岡裁判官の方が激しく叩いてた(笑)燃えるアンジョよりマリウスの方が熱いのかもしれん・・・

野獣・ジャベール
今さんジャベールの燃える闘志は誰にも負けませんね。おメメがクリクリっとしているからよけいなのかな?ちょっと吃驚した様な表情がいいッスね。「牢獄でジャベール!生まれたオレは、お前と同じ蛆虫なのさ」この時のジャベはバルを見下しながら自分も軽蔑している。正義だけがジャベの心の拠り所なんだね。

テナの宿屋
旅人上条さんの警戒さ加減が笑える。
ちなみにね、マダム・テナが出会えると思っていたプリンスの正体を歌う所・・・「イン●」のポは声を出さずに口だけポの形・・・ごっつ笑わせて頂きましたわ。ここって、各マダム毎にいろいろ演じて下さるので楽しいよね♪

パリ
乞食の中にごっつエエこの人を発見!でも顔が見えず・・・・
でも、後ほどクールフェラックであることが判明(笑)
アンジョ登場。申し分ナシッス・・・でも告白。「肥えた豚ども」という言葉はキライなの。あ、そうそう、「ラマルク」が「ラ・マルク」ではなく「ラマルク」ってちゃんと聞こえてた♪

カフェ
初めは阿部グランテールが好みだったんですけどねぇ。最近は伊藤グランテールにハマりつつあるかも(笑)見れば見るほど色んな人の色んないい所を感じられてくるねぇ。
相変わらず、お固いアンジョはマリウスを説得していた。。。そして、たけこ姉が言っていたようにグランテールとクールフェラックは非常に仲が悪いな(笑)ちなみに、オイラ上条コンブすごく好きなんですが。なにか?

プリュメ街そしてテナ
最近赤丸急上昇中のANZAエポ。もしかしたら一番すきかもしれん・・・嬉しい時の顔、切ない顔、歌声の感情・・・どれもいいよォ。
そしてその後のコングッテナの服に隠れる仕種は、カッコ良すぎると思う。ってか、コングさんってさ、結構カッコイイよね。お笑い担当なハズなのに、決めが鋭い(笑)
このバル邸前でのエポとテナとの掛け合いの時、「じいさんと娘、ハッケチな暮らしさ」と歌うエポの貫禄がステキでしたわ

V字隊列
銃を片手に隊列を組むアンジョ。なんか、ごっつ晴れ晴れとした顔でさ。結末を知っているだけに切ないよねぇ。でもね、最後に銃を掲げた後に振り上げる拳。この手首の筋が好き。(←フェチ?)

新しいアンジョの動き
いよいよ決戦の時。ここでの一番の注目は、岡ジャベが言っていた新しいアンジョの動き。見落とすまいぞ・・・な気合いで見ましたよ(笑)以前は銃で銃口を下げさせてた所が手で下ろしているってのもあったんですがね、一番の違いは・・・「連れて行けよ、やる事がある」の所。前迄は銃を下ろさせる行動をしてたのが、一転、じっとジャベの真正面でジャベを見据えているの。まさしく今から対決するって気迫はね、伝わる演技ですな。

エポの死
コンブからの伝達で、急ぎマリウスの元に戻って来るアンジョ。そこには息絶えたエポが・・・ジッと見つめるアンジョがやはり不意にグランテールを見た。間違い無くグランテールに何か問い掛けていた。グランテールを調べなきゃなぁ。。。まだ、原作、ファンチ-ヌ出て来た所なんだけど・・・頑張れ、オイラ。

彼を返して
いつもよりしっかりと仲間をみて、それから旗を見上げてました。
このシーンの所に書かんでもええんやけど(笑)バリケードをかけ上るアンジョって・・・お猿さんみたいだよね♪

マリウス撃たれる
ガブの死は、何度見ても痛々しく悲しい。特に伊藤グランテールの「ガブローーーーーーーッシュ」の叫びには涙以外ない。
その後の戦い。マリウスが撃たれたのを見るや否や・・・アンジョごっつ高い所から飛び下りましたえ?特撮でよくある様な感じに見えたんだけど(笑)ともかく、アンジョはマリウスが大好きで、グランテールはアンジョが大好きというのがよく解るシーンだよね。(←普通の人はそんな見方しません。
そして砦の全滅。死体の中でバルジャンを捜すジャベ、実は好きなの。このシーン。ジャベにとって、学生の戦いも平和もどうでもよかったのかもしれない。バルジャンこそが、ジャベの標的。

くるりと回るだけ
最近はこのシーンが一番泣きたくなる。命を散らした学生よりも、何があってもあきらめる手立てを知っている民衆の心が悲しくて。。。

カフェ・ソング
グランテールの肩に肘をかけ、マリウスを見るアンジョ。カッチョイイ。ってか、このシーンは全員がかっこいいの。悔いのない瞳がね、マリウスを優しく包んでいる。

弾けるウエイター
楽だから?それともそんな気分???この日のウエイターきっしーはダンスモードだったみたい(笑)グラスを配る時も、机の上にお盆を置く時も・・・くるくる回ってました(笑)テナの落した銀のお皿を机に置く時に、自分の髪型セットしてました。んで、おいたお皿を岡田ジョリ給仕もやはり覗き込んでました。きちんと銀食器はみがけている様です(笑)
やっぱねぇ、ウエイターきっしー好きやわ♪

ピープルズ・ソング
司教様の銀の燭台を持って出て来るバル。やっと安らぎを得られる時が近付いている。人を憎んだのと同じくらい、それ以上に愛する事を知ってバルジャンはきっと安らぎを得たのだと思う。
「重荷を下ろして」とファンテが歌うように。最後の重荷も、コゼットと再会する事でなくなり、本当に安らかに召されたバルジャン。
ラストの生きる者を皆で守る、ピープルズ・ソングは何度見ても晴れやかで美しい。

カーテンコール
今回は名古屋千秋楽キャストのご挨拶付
今さんジャベが仕切りました。今さんね、すんごく優しいお声でね、惚れました。今さんいいッス!!!拍手が溢れる会場さえも仕切る今ジャベ。右手をすっと上げて拍手を止める。会場もノリノリッス。みんながその今さんの真似をして拍手止めを決行してました。もちろんきっしーも。ガッと右手振り上げ止めでした(笑)
挨拶は、今さんから。WBCのイチローのコメントを使っての挨拶。ともかく、最高のカンパニーで最高の舞台が作れたと。おしゃべり好きな今さんの後ろでコングさんと今井さんがコソコソ話てて・・・面白かった。
次にコングさん。今さんの使ったWBCネタを更に引用。さすがコングさんです(笑)
順番が怪しくなって来たのでココからは思い出した順で(笑)
きっしーは微妙な挨拶(笑)笑いを取るにはインパクト欠けてたかな~。でもね、真面目なきっしーに似合った挨拶でしたね。レミゼに参加して4年、アンジョとしてまだ1年にならない。そんな事を話てました。で、やはりスポーツ好きのきっしーなので、WBCネタからませてました。ともかく、このカンパニーは、素敵なカンパニーであるんだなって感じましたね。
藤マリは、名古屋が始まる前の、自分のミスで客席からオケまで皆がいなくなると言う悪夢の話。今、皆がいてくれてほっとしてるって(笑)マリウスコールもありましたよぉ♪
由佳コゼは、とにかく感謝でイッパイって感じ。
ANZAエポは、泣かないよ。泣かないよ、って言ってるのが可愛くって~ 何だか最近マイブームかも♪
局田ガブは、いつもの男の子声ではなく、女の子のカワイらしいお声での挨拶。あぁ、女の子だぁとか、間抜けな事を思いながら見てました(笑)
マダム利花は、「あ~りがとう、ございました~~~~~」と利花節炸裂♪
その後に挨拶した、シルビファンテ。名古屋になじみのお店も出来たとか・・・。是非次回は、紫のドレスで、頭に赤いピロピロ(これは手で表現)を付けて戻って来ます!あ~りがとう、ございました~~~~~」とマダム宣言をなさってました!
そして〆はバルジャン。話し辛いなぁ・・・と苦笑しつつも、名古屋との縁を話されてました。初舞台のサウンドオブミュージック、初ジャベナドナド。
何度も鳴り止まない拍手に答える役者さん。最後にはコングッテナと今ジャベに舞台を押し付けられて、苦笑しつつもヘナチョコダンス(ウソです)を披露。そして、沢山の投げキスを会場にくれました

こんなにもハマってしまうと思って無かった、大阪レミゼ。お陰で名古屋まで追い掛けるハメに(笑)でもでも、沢山の心に響く舞台を頂きました。間を置かず、日生の幕が上がりますが、とても素敵な舞台を・・・あ~~~~りがと~~~~~~う!!!

ぷはー♪

2006-03-25 21:04:19 | 呟き
只今、レミゼきっしー楽の帰りです(^_^)v
今回もごっつよかった~(*^_^*)詳しいレポは後程、帰ってからアップしやす☆
ともかく、きっしーはじめ、今バル、今ジャベ、シルファン、ANZAエポ、由佳コゼ、藤マリ、コングっテナ、マダム利花、局ガブお疲れ様でした☆素敵な心揺さぶられる舞台をありがとーう(^o^)/
オイラもきっしー楽の打ち上げじゃ(笑)ビールが旨い☆☆☆
nao

布教師。。。ひーちゃまん

2006-03-23 14:50:40 | 舞台関係
オイラがなるだけ行こうとしている演目をご紹介しちゃおうと、存ずる。
個々に好みがあるとは思うんだけど、行ってみようかな。。。なんて思った方は、是非是非観に来ていただきたいのだ。情報として、知ってるか知っていないかで、選択が出来るか出来ないかッちゅー話になるからね。うぬ。


■「役者による小説のススメ」~四月の風景・タイミング
01.cumpanyさんプロデュースの喫茶朗読・・・とでも言いましょうか。喫茶トークとでも言いましょうか・・・。
各分野で活躍されている役者さんが、テーマに沿った小説を朗読し、紹介してくれるという企画。ホールでの朗読とは違いカフェの一角で朗読をする。役者さんならではの単なる朗読と違う、一種演技を見るような不思議な雰囲気。
お茶を飲みながら聴くも良し、何かを食べながら聞くもよし。気取らない、肩の凝らないゆったりとした時間が体験できると思う。朗読の合間のトークも面白く、役者さんの意外な一面や私生活が垣間見られるかも。
●2006年4月5日(水)開場18:30~ 開演19:30~
●出演:蟷螂襲(PM/飛ぶ教室)、や乃えいじ(PM/飛ぶ教室)、嶋田典子
●場所/common cafe
   〒530-0015 大阪市北区中崎西1-1-6 吉村ビルB1F
●料金/1000円(飲食代別)
●チケット取扱い/お問い合わせ
 zero1.company@hotmail.co.jp


■林英世 ひとり語り 「cafeでひとり語り」
英世さんの語りです。今回は新緑の大原、昔ながらの民家を改築したcafeでの語りとの事。手作りケーキを頂きながら、緑が薫る大原で語りを聞く・・・。考えるだけで贅沢なひと時だよね。時間まで付近を散策なんてのも趣があるだろう。
英世さんの語りも、演じているような・・・語っているような・・・建物や自然と共演、響きあう語りなので、毎度面白い。日ごろ読む事のないジャンルのお話しとも出会えるのも楽しい。
今回は坂口安吾の「桜の森の満開の下」。大原の桜の季節は過ぎていても、春の名残の空気の中、この物語はどう響くのか・・・。

●4月22日(土)15時開演
●出演:林英世
●場所/Cafe APIED(カフェ・アピエ)
    京都市左京区大原大長瀬町267
●料金/2500円(手作りケーキとお飲物付き)
●チケット取扱い/お問い合わせ
  ラ・ブームメント
  080-5324-9671(制作:カサハラ)
  info@la-boum-moment.net


■ユタカの月
劇団扉座の第36回公演である。今回は杉山さんがご出演ではないらしい・・・(悲)
横内作品じゃないのが見所でしょうかね。扉座の為に外部作家さんの書き下し。それを茅野さんがどう演出するのか・・・♪個人的には横内作品が大好きなオイラとしてはガッカリな部分は否めない。でもそれは、この作家さんが良くないって事ではないので、新たな作家さんの作品と触れ合えることは嬉しい限りなのだ。
●厚木公演 5月13,14日
 東京公演 5月16~28日(22日休演)
●出演:岡森諦、有馬自由、高橋麻理、津村知与支(モダンスイマーズ)他
●場所/厚木文化会館
    シアタートップス
●料金/前売4200円、当日4500円
●チケット取扱い/お問い合わせ
  劇団扉座 03-3221-0530(12:00~18:00土・日・祝休 公演中16:00まで)
  扉座WEB-SHOP http//:www.tobiraza.co.jp(3月26日12:00より受付)


とりあえずは、こんな感じかな。
そのうち、また、布教師すると思うザンス。

お彼岸

2006-03-22 01:38:41 | 食べる・食べる時・食べれば・食べれ
お彼岸です。
何時もは母がオハギを作るのですが、いろいろとあって今年はソレドコロではなく、作れない予定でした。
しかし、そうなるとチャーンと助けがあるものなんですね。何時もは出来上がり品をお持ち帰りするだけのあーママが、今年はオハギを作ってくれることにo(^-^)oワーイ♪
ノーマル・きな粉・青海苔・胡麻の4種類のオハギです☆甘さ控え目、豆の味がしっかりしたフワフワでオイシーイおはぎでしたの。
和菓子大好きなオイラは、ウハウハと頂きました(*^_^*)
母が祖母の事で忙しく、家の用事が出来ない状態なのだ。オイラが父のご飯やらなんやらを見てあげなきゃなのに、仕事仕事で全然な~んにもしてあげられない。(そのくせ、休みには遊びに行く親不孝者)でも、あーママが気をきかせて一品を作ってくれたりするのだ。ありがたい。
親子姉妹なんだから助け合うのは当たり前なんだけど、その当たり前がとても嬉しくて有難いと感じたのだ。
あーママも、あーの世話で大変なのにねぇ。ありがとうね☆☆☆

おはぎの他に、パンも焼いて来てくれたんだ(^_^)v明日の朝ご飯ダーイV(^-^)V
nao

近松劇場FAINAL ~夢のひと~

2006-03-21 18:26:10 | 舞台関係
3月17日と20日に、昭和60年から始まったメイシアタープロデュース「近松劇場」シリーズ 第20回FINAL公演『夢のひと』を観に行った。
17日はサイドブロック下手2列目だった。この日はストーリーを追い、沢山沢山泣いた。
20日も実はサイドブロック下手2列目を持っていたが、コレでは前回見たのと同じ・・・とい思い、劇場に後ろでもいいので上手の席に変えてもらえないか、と掛け合った。端の席だったけど、1回目とは違った目線で見る事が出来て大満足。メイシアターさん及びスタッフさん、我侭を聞いてくださってありがとうございます。
20日には「風のハルカ」組の何人か(役者さんやスタッフさんであろう)が観に来ていた。オイラの席の近くにその団体は座ってました。他にも、もぼ鈴木さん(鈴木哲也さん)やラ・ブームメントの制作のカサハラさん、01.company制作の小川さんなど沢山の方がご来場~20日の観劇で気になったのは、近くの席の方が、前傾姿勢で観劇してたり、携帯をバイブにしてたり、携帯チェックをしていたり・・・ちと観劇マナーに疑問を持つ方が多くてですね。前傾姿勢はある意味芝居にのめり込んでるとしても、携帯見てた人には、「携帯切らないなら観劇するべきではない」と言ってやりたかった。だって、明かりが目に入って観劇に集中できないんだもの。

・・・まぁ、愚痴はコレくらいにして。。。『夢のひと』のキャスト別(敬称略)ネタバレ感想を♪


久我山洋一 升毅
今回のお話の主人公・久我山。通称・洋さん。
気さくで、陽気で、いい加減で、面倒見がよく、頭の良い、心優しい思いやりのある人。心臓病を患っているが、生きているうちは精一杯生きる、そんな人。
女郎屋で間借りをしている住人。洋さんがここで間借りをしている、そこから繋がって行く人間関係が面白い。
毅さんははじめて見る役者さん。ドラマなんかに良く出ているみたいだけど、オイラはドラマを見ないので解らないんだよね^^;登場した時に客席から掛け声が掛かって、ちょっとびっくりした(笑)近藤正臣さん以来の掛け声体験である
自然な感じで、軽快な演技。良かったですねぇ。キャラ的に興味がそそられなくて(正統派主人公だったので^^;)、その姿をあまり追う事はありませんでした^^;

上田千代 木下智恵(北区つかこうへい劇団)
今回のヒロイン千代。
連れ子だった千代は義父に手篭めにされた傷を持つ。自分のあり方を見出せない故郷広島を捨て、女郎屋に来た千代。そこで出会う人々の情に触れ、人として成長をする。
子供だった千代が大人の女性へと変化して行く。弱々しい世間知らずの千代が、しっかりとした地に根を張った人間へと成長する。
千代と洋さんの純愛を縦糸に、その周りの人々が横糸に、紡ぎだされた物語だったような気がする。
不思議な雰囲気の役者さんでしたね。なんだろう。地味派手って言うのかな~?個性豊かな俳優陣の中ではあまりパッとした輝きはないような気がしたんだけど・・・でも、随所で押さえが利いてるんだよね。観終わった時に、千代の成長がよく感じられると思うのだ。

牧岡誠志郎 野田晋市(リリパットアーミー2)
洋さんの幼馴染。お堅い海軍将校である。洋さんの下宿を頼ってきたが女郎屋と知って激怒というか激動揺かも(笑)結局2年半ほど住み着いてしまう。
女郎の明美といい仲になる。
今回のお芝居はほとんどの人が初見なのである。したがって、野田さんも初見。出てきたときは、好みじゃない~って思ったんだけど、観終わった時には一番好きキャラだったかもしれない。
白い軍服で登場した時には、戦場で散ったのかと思ったんだけど・・・生きてたねぇ(笑)
「女性は一度だけ自分の産まれ生い立ちと関係なく、運命を変える翼をつける事が出来る。自分は女に生まれ変わりたい。」と話す牧岡。女性は結婚という翼で、違う人生を手に入れる事が出来るのだそうだ。

明美 佐藤綾(関西芸術座)
楼郭で生まれ育った生粋の女郎。体が弱く、根っからの女郎が骨の髄まで沁み込んでいる事を知っている為、牧岡の身請けやプロポーズを断る。しかし、最後の最後に綺麗な花嫁となる。
ふくよかなお顔とは対照的な細~い体の綾さん。とても可愛らしかったです~

林、滝本刑事 宮吉康夫
女郎屋・染花(屋号は合ってるか微妙^^;)の番頭。女将さんに従順で、とてもスパイスの効いた役。場面転換や雰囲気の切り換えを自然にこなしていたように思う。
声の通りが良くって、出てきたときから好きやと思いましたね。
滝本刑事のときは、オラーノ(水平線ホテルのオラーノです)を思い出すくらいのイヤミさ。是非、あの役は奥田さんでも観て見たい、と思いましたね。

原田染花 小椋あずき
おかぁちゃんはごっつ好きや。女郎屋の女将なんだけど、出てきた瞬間は友近だった。観ているウチに引き込まれましたね。かなり早口でセリフを言わはるんやけど、聞き取れないって事がない。すごい~~~~
多分、以前はそとばこまちにいらっしゃった様な気が・・・客演だったのかな?思い出せないけど、お名前だけはよく目にしてた役者さんなのだ。(1回くらいは見てる気もする 覚えてなくてスミマセン)
「こうやって、昔の仲間がいざと言う時に来てくれる。ホンマええこっちゃなぁ」というセリフにオイラ号泣。人の繋がりの深さを感じさせるセリフだったのだ。

原田幸之助 酒井高陽(劇団M.O.P.)
一番素敵な役でしたねぇ。おとぉちゃん。女郎屋の旦那さん。今回のおやっさんは一番素敵なセリフを言っていると思う。
「どうにもならんことを、どうにかしようと無理すると、腐ってホンマにどうにもならんようになる。」
「幸せに多いも少ないもない。みぃんな同じや。ただそれをそう思うか、それだけや」
おやっさんの人柄さえもが滲み出るセリフですよね。泣きました。ボロボロと。

椿 林英世(劇団M.O.P.)
明美のお姐さん女郎。自分も牧岡の事が好きだったのに、かわいい妹分の明美にすんなり譲った。その時のセリフが優しいのだ。「あの子も恋の一つもせんと、なぁ」
女郎のお店では見られない顔。女郎だって人間であるって事。事細かに生い立ちなんかをしゃべるよりずっと、女郎の悲しみと女郎の純粋さを表現されてたと思うんですよねっ。
今までにない、ほんっとに可愛い役でした。英世さんの新たな引き出し、観させていただきました~

大塚義之、河南 西尾崇(リリパットアーミー2)
元お大名の華族様。言葉って美しいなぁと思わせてくれるセリフが多かった。
キザで柔らかい思考の持ち主。かなり好きキャラだったなぁ~。菊屋さんの最中、オイラも食べたい!

久我山葉子 木村葉子
洋さんの妹。この楼郭の住人たちと触れ合うことで、「自分の出来る事」を知る。自分が今できる事は『今、関わりあう事』。
洋さんとは正反対の堅物な妹ではあったけれど、心の温かさはさすが兄弟と思わせる妹でした。

清田刑事、八田 森崎正弘(MousePiece-ree)
えと・・・えと・・・・^^;刑事、めっちゃ感じ悪かったッス。それに比べ、八田君の可愛いこと。正反対やん。

写真屋下田のおっさん 17日:内藤裕敬(南河内万歳一座、座長)、20日:岩崎正裕(劇団太陽族、主宰)
明美のウエディングドレスの写真を写しに来たおっさん。カメラのウンチクをたれながら集合写真を写そうとする。
「お嫁さーん、目を開けてくださーい、お嫁さん?」
明美は皆に祝福されて、晴れて牧岡の妻となって、幸せを噛みしめながら死んでしまった。それを告げる役。難しそう。。。
19日の公演は蟷螂襲さんだったので、それも観たかった。ちなみに、楽はわかぎゑふさん(原作者)なのだ。この役は日替わりゲスト。豪華ですよね。


第二次大戦前後のお話だったのだが、戦争にはクローズアップしていない。
あくまで『人』と『情』を描いたお話だった。
マキノさん(演出)のコメントに、「この物語は、わかりやすく、シンプルで、美しくて、優しくて、悲しい。これ以上何が必要かと思います。」とある。
ゑふさん(作)のコメントには「生きることが十分に事件」とある。
『夢の人』は人の繋がりのいろんな形、情のいろんな深さ、大切であるものの永遠を感じさせてくれるお話だった。

あまりにも優しい人たちに、沢山沢山泣き、あまりにも切ない展開に、沢山沢山泣き、鼻水大量による呼吸困難状態になりながらの観劇だった。
帰りの電車では、到底顔なぞあげれる訳もなく・・・
でも、いい芝居と出会えて幸せだったな♪